月村了衛のレビュー一覧
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【ぼくはどう生きればよかったのでしょうか?】
結局はただの責任転嫁の心理、
ただのイイワケにしか値しない、という
この作品の
核心が潜むセリフです。
主人公は獄中からの手紙の中で、
自分が転落した原因を
「両親の不仲」
「奨学金の重圧」
「社会の不条理」
のせいに し続ける
彼は
「自分は悪徳コンサルや闇バイトの
組織に『騙された被害者』であり、
直接手を下して人を殺したわけではない」
と
自己弁護を繰り返す。
他者に流され、自分の意志で選択することを
放棄してきた人間が、
究極の犯罪に手を染めても なお
「自分は悪くない、社会が悪い」と
本気で信じ込んでいる -
Posted by ブクログ
ネタバレふわふわ感を拭いきれない。
凌玄は善か悪か…………
最後が善になるなら、その過程が悪でも善になるのか。仏教のことはまるで知らないが、事実としてありそう。絶対に反社との繋がりはあるんだろうなと。知らんけど。
やはり人は独りやな。
友達と思っていても、大体は何かしら思う事があるだろうし、キレイな友達って存在するのかな。
にしてもみんな意地悪な言い方(笑)京都のいい文化でもあるのか。京都に行きたいな。
地下鉄とバスが意味不明過ぎてヤバかったけど。もしかしたら1番仏教を考えていたのは和久良さんだったのかも。私念が絡んでるし。面白かった。 -
Posted by ブクログ
自衛隊員が派遣先で戦闘に巻き込まれ、目の前に敵が迫った時、どのように対処するのか?
この小説は、そんな命題がベースにあるものの、ほぼ全編息もつかせぬ壮絶な戦闘シーンの連続で、スペクタクル活劇というにふさわしい内容になっている。
舞台はアフリカ・ソマリアの国境地帯。海賊対処のため、派遣された陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たちが主人公となる。
彼らの野営地に氏族抗争で命を狙われた女性が駆け込み、彼女を保護したことから抗争の相手方の攻撃を受けることになる。
わずか12名、武器も土地勘も通信手段も皆無の中、圧倒的な人数や武器で攻めてくる相手に、数人の隊員が命を落とし、負傷者も続出する。
撤退の途 -
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元警視総監の老人と女子大生、オンボロアパート隣組のコンビが、町の事件を解決するミステリー。昭和のボロアパートが舞台だけに人情物語である。
3話目の事件、過去の事件とは言え、真相を明かしたうえで追求しないのは‥?真相を追い続ける刑事の物語(百年の時効)を読んだばかりだからかもしれないが、何だか納得できなかった。刑事なのに良いのかそれで。地域のちょっとしたトラブルといった趣の他のケースとは異なり、明らかに犯罪なのだが‥
それにしてもプリンを毎日食べ続けるのは苦しい‥カレーパンを食べ続ける(謎の香りはパン屋から)のと、どちらがしんどいだろうとと思ったが、1日で終わらないことを考えると、圧倒的に連 -
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戻れない分岐点、積み重なる後悔。これは、あなたのそばにある『底』の物語。
普通に生きようともがきながら、少しずつの選択ミスで貧困の深淵へと沈んでいく男。その過程を、本人から記者へ宛てられた「手紙」という形式で綴る一冊です。
物語のトーンは、さながら現代版『私は貝になりたい』。もし映像化するなら、かつての絶望を演じきった中居正広さんが浮かびますが、今の年齢や状況を考えると無理だな。
「普通」の足元がいかに脆いか、その没落の描写は見事です。しかし、納得がいかないのは構成。最終章で手紙の受取人である記者が「考察」を述べるのですが、それが読者であるこちらの感想を先回りして奪ってしまうような内容で -
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闇バイトに手を染めた獄中の人物がジャーナリストに向けて書いた手記の体裁をとる本作は、その筆致に臨場感があり、本当に自分が巻き込まれているかのように一瞬のめり込んでしまった。
良くも悪くも目立つところのない「普通」でありたい。なぜなら目立ったところにある人はそれがよほど傑出した長所でない限り、他人からあれこれ口出しされるから。
かといって凡人では終わりたくない。
このような思考は私自身も持っているし、程度の差こそあれ多くの人が少しは持っているのではないかと勝手ながら思います。
凡人として大人になってしまうと、そんな自分を認められず、社会や生まれ育った環境のせいにしてしまう他責思考が生まれるこ -
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おんぼろアパート「朧荘」に住む女子大生
夏芽と、同じアパートに住むミステリアスな老人、鳴滝のコンビが町で起こる事件を解決していく。
4編からなる連作ミステリー(か?)
大学生の夏芽と、頭脳明晰のダンディなおじさま、鳴滝の二人の共通点は、スイーツ好き。
美味しいスイーツをたべながら町で起こる
難事件を解明していくが、ちょっと緩い感じの
解決方法で、過去に警察内で起きた難事件の時は、この解決の仕方はどうなんだろうと思った
(当然トップは総辞職でしょ。いくら時効とはいえ)
ただ、全体的にはとても読みやすい。
この作家さんの他の作品を読んでいないため
知らなかったが、他の方のレビューを読んで
硬派の