月村了衛のレビュー一覧

  • 槐(エンジュ)

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    面白かった。これは是非映像で観たい。かなり凄惨なのでTVでは無理だと思うが、映画なら大丈夫。
    中学生たちのサバイバルと成長が物語の軸となっていますが、10代前半でこれを経験しちゃったら、その後の人生は大きく変わるよね。この物語の主人公達の10年後、20年後を見てみたい気もします。

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    2018年02月19日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    今回の主役はユーリでした。
    相変わらず重厚で、痛くて苦しくて、でも少し救われた。いろんなことに気づいた今、ユーリはどう生きていくんだろう?
    〈敵〉も見えたと思えば姿を消すのでハラハラする。沖津の過去も気になるが、今後どこかで掘り下げられるのかな。

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    2018年02月03日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下

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    下巻も面白くてぐいぐい読みました。
    タイトルの「自爆条項」の意味が分かったとき、「!!そんな!!」となりました。
    沖津さんがやっぱりかっこよくて、でもその上をいく〈敵〉…続きも楽しみです。
    ライザと緑のこれからもとても気になります。ライザはこれから変わっていくのかな。
    警察内部や、他の省庁との駆け引きはやっぱり難しくて…世界情勢も、知らないではすまされないのでしょうね。
    戦闘シーンのスピード感、映像化されないかな。
    完全版が出るのはここまでらしいのですが、続きの文庫化が待ち遠しいです。

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    2018年01月14日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上

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    シリーズの続きの今作も不穏で面白くてぐいぐい読みました。前作も面白かったですが、序章だったのですね。
    日本で暗躍するテロリストと、中国の裏社会…警察内部や他の省庁との駆け引きもハラハラして、沖津さんがかっこいいです。沖津さんの頭脳戦、面白いです。
    今回は機龍兵の搭乗員のひとりの、ライザ警部の過去も関わってきます。ライザが元テロリストというのは前作でもちらりと出てきましたが、こんなに暗い過去とは。
    この世界の日本はどうなるの…と、下巻に突入します。下巻では、テロリスト時代のライザも描かれるのかな。緑とのこれからもどうなるのか、ドキドキです。

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    2018年01月13日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上

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    前作は姿フィーチャーだったけど、今回はライザがメイン。
    世界に名を轟かせたテロリストである彼女の過去が描かれるのだけど、まともに受け止めたら息ができない。
    事件も非常に入り組んでいて狡猾で残忍で、本当に防げるのかどきどきしてくる。
    でもって缶コーヒー飲みたくなるの、どうにかしてほしい。

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    2017年12月24日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    「機龍警察」シリーズ3作目。今作は元刑事のユーリが主役なので警察小説の色合いが濃くハードボイルドな仕上がりに。
    いきなり冒頭からユーリが契約解除で特捜部を離れ武器の密売に手を染めるという驚きの展開。そして明らかになる過去。
    数奇な因縁を持つことになるゾロトフとの出会い。「最も痩せた犬達」の一員として邁進したモスクワ民警時代。裏切りにより警察を追われ闇社会に堕ちていく過程。
    そこからユーリの持つ繊細さや捨て去ることのできない警官としての矜持の理由が見えてくる。
    プロフェッショナルの姿・超人のライザと比べてやられ役気味だったユーリをきっちりカッコ良く描いてくれたことが何ともうれしい。
    シャープな印

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    2017年08月28日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下

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    歴史的事実と、あってしかりと思わせる設定やストーリーが混然として、この話の世界に引き込まれる。
    何回読んでも面白い。

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    2017年08月19日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上

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    機龍警察シリーズ第2弾の完全版
    北アイルランドのテロ組織IRFが日本で計画するイギリス高官の暗殺。わざわざ遠い日本での暗殺の裏にある目的は何か?

    特捜部の3名の傭兵のライザが主役。
    北アイルランド紛争の歴史を踏まえたライザの過去の話が読み応えある。

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    2017年08月19日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    2014/7/26
    話は目新しいものではない。よくあるパターン。しかし、緊張感のある文体や巧みな言葉選びにより、心躍らせられることしばしば。このシリーズは文句なく面白い。ファンになった。続編では、まだまだ語られていない人物の過去や「敵」との攻防が繰り広げられるのだろう。楽しみだ。

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    2016年12月15日
  • コルトM1851残月

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    廻船問屋の番頭を表の顔にして裏の世界でのし上がろうとためらいなく人を殺める男、その懐には最新の得物が隠されていた。一癖も二癖もある登場人物たちと派手なアクションシーン、そして行き場を失った男と女が交わした情の先に見たほのかな光。江戸の闇社会を舞台にした見事な犯罪小説であり、一気読み間違いなしのエンターテインメント。

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    2016年05月29日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    チェチェンのテロリストとの戦いを描いた一作。

    毎回誰かの不幸な過去を感傷的に感情たっぷりに描くことで物語を進めてきたこのシリーズ。今回は誰かと思ったら、敵であるテロリストの少女と、捜査員の青年だった。

    テーマは「母」。
    母との確執や悲しい思い出のオンパレードである。
    突然の恋愛ネタにはびっくりしたけれども。
    ただまあ、今回は現在の軸の動きが中心で描かれたので前回より☆はひとつプラス。

    メロドラマに傾きがちな登場人物の中で、現実的でシニカルに描かれる姿警部の存在にほっとする。
    この後のシリーズ展開はどうなるのか。

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    2016年05月01日
  • 黒警

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    うだつのあがらない警察と中国人が義兄弟になり、腐敗した警察と戦う話。月村了衛にしてはサラッとしている印象だった。

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    2016年02月22日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    こんなに日本にテロが起こるとは,だんだん現実味を帯びてきてゾッとしながら読んだ.相変わらずの特捜部の活躍だが,今回は城木理事官にスポットが当たり,次巻に引き続く形で進退が気になるところ.由起谷警部とカティアの信頼関係は本当に良かった.「黒い未亡人」のあり方は読みながら悲しく,背後にいる武器商人たちの暗躍を思うと,このやりきれない不幸の連鎖に呆然とする.

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    2015年11月27日
  • 神子上典膳

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    剣豪時代小説。単なる時代小説と思ったら大間違い。月村了衛らしい仕掛けがある。

    重臣の謀反により、追われる身となった澪姫と小姓の危機を救ったのは、一刀流の達人・神子上典膳だった…勧善懲悪、正義の味方と思われた神子上典膳だが…

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    2015年11月16日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    分厚いなぁ、と思いつつ止まらなかった今回も。
    今回は由起谷さんと城木さんがキーパーソンでした。由起谷さんかっこよろす。

    この本読むたびに、未来のことながら間近に起こること、のように思える。そして世界のどこかでは実際すでに起きていることでもあること。

    子供のテロリストも本当に世界中にたくさんいる事実。そしてそんな子たちと対峙しなければならなくなった日本警察。そんな時にどう向き合うか、という姿を3人の機龍兵の搭乗員3人がそれぞれ見せてくれます。ライザの慟哭がその残酷さを物語っているとおもいます。

    次は短編集。楽しみだ。

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    2015年10月25日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    おもしろい。読ませる。いろんなギミックがちゃんと違和感なく配置されていて、単なるSFではなくきちんとした「物語」になっている。

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    2015年03月21日
  • 黒警

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    ネタバレ

    準主役と思っていた人情味のあるヤクザが
    あっけなく・・・。

    後半、復讐劇は何もかも上手くハマり、痛快だった反面、
    途中でバレてボコボコにされるんじゃないかと気を揉んだ。

    作中に出てくる【国際人材交流法案】は外国人を日本に
    積極的に受け入れて、人の行き来を活発化させようという
    狙いの法案。実質は人身売買を容易にする抜け穴にしようと企む国や人物の存在が。このヘンをもう少し掘り下げて欲しかった。

    何でもかんでも受け入れりゃいいってもんじゃないでしょ?治安が悪くなることが心配。お人好しだね、日本は・・・。その人達の身元は確かなの?滞在期間や滞在場所は?何か犯罪に絡んでいたら、強制的に国外退去にし

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    2015年02月20日
  • 黒警

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    ネタバレ

    最初は話の流れに戸惑う。退屈するわけではないが、キャラの設定も今一つインパクトに欠けるし、話の方向性がはっきりしないので乗り切れない。こちらも「機龍警察」がベースにあるから期待も大きい。しかし、3人の男が出会った中盤から俄然物語が動き出し面白くなってくる…。しかし、残念ながら中編程度のページ数のため読み終わっても、まるで序章が終わったような感じで食い足りない。「機龍~」に比べるとキャラの描きこみも弱いし、色々なキャラを配した割には表面を撫でた感じで終わった印象はぬぐえない。もっとぎっしり書き込んでほしかった。とはいえ水準以上の出来であるのは間違いない。

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    2014年08月21日
  • 黒警

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    面白かったが、刑事とヤクザの繋がり、黒社会との繋がりにもっと深みみたいなものがあったらもっと良かった感じです。★3.5の感じで★4です。

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    2014年04月28日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    ネタバレ

    再読
    1作目は機龍警察の紹介、2作目はライザの過去とIRFのテロ阻止、今作はユーリの過去とロシアの武器密売グループの因縁がメイン。
    機龍警察(特捜部)のメンバーの過去と現在進行する事件がシンクロして描かれる構図は過去作と同じ構図。

    しかし今回は、武器密売市場時代の恐ろしさとその壊滅をメインプロットとしながら、三つ巴四つ巴の闘いが繰り広げられ、とにかくプロットの巧さに引き込まれる。
    ロシアマフィア、チャイニーズマフィア、外事、”敵”、中国、ロシア警察、様々な思惑が絡む。
    本当の敵は?そして敵の敵は?

    これほど多くの伏線やエピソードをばらまきながら上手く回収する作者の手腕は半端ではないし、濃厚

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    2014年04月05日