月村了衛のレビュー一覧

  • 東京輪舞

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    昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説!

    かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。
    ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。
    それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。

    史実をベースにした公安警察が舞台だが、実はロマンチックサスペンスだったりもする。これはこれで良かったです。

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    2021年04月21日
  • 追想の探偵

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    特撮雑誌の編集者が、少ない手がかりから古い特撮作品の関係者や隠された事実に迫っていくお話。特撮に興味がなくても全然読めます。面白いです。第1話で探し人にたどり着いたシーンでは泣きそうになりました。
    特撮はまぁ、業が深いですね。

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    2021年02月07日
  • コルトM1847羽衣

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    ハリウッドみたいなエンターテインメント。
    最初からアクションと謎解きが組み合わさって映画化すれば面白そう。

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    2021年01月11日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    ネタバレ

    潜入捜査ということもあり、騙し騙されの会話が多く、捜査のシーンが多く、龍機兵の戦闘シーンが少なかったの致し方ないのかもしれない。
    それもユーリ・オズノフの特性に合わせた展開なのだろう。

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    2020年12月29日
  • 機龍警察 暗黒市場 上

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    ネタバレ

    暗黒市場は、ユーリ・オズノフの過去が明かされる。自爆条項のライザの過去もすさまじいものだったけれど、ユーリ・オズノフの過去もすさまじい。
    現在と過去絡み合う。
    その先はどうなる。過去の謎は解かれるのか?

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    2020年12月29日
  • 暗鬼夜行

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    前半は、普通の教師ではないけれど一応いろいろな学校を見ている者として、あるあると思ったり、主人公を苦手な先生に重ねたりして楽しめた。
    後半はとにかく謎を早く知りたくてややとばし読み。
    久しぶりの自分のための読書を堪能できた。

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    2020年09月11日
  • 暗鬼夜行

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    元作家志望、現在中学の国語教師・汐野。学校では読書感想文コンクール選考の責任者となっている。代表となった生徒の作品が盗作だとSNS上で投稿された。盗作なのか悪戯なのか、校長・他教員、生徒家族、地方議委員まで巻き込み波紋は広がる。
    教育現場だけでなく、地方政治の問題、心の闇まで広がっていたよ、それにそれぞれのダークな部分思いっきり出てた。
    物語ではあるものの、学校の先生は改めて本当に大変だなあと思ったのと、問題の中学生が怖かったなあ。汐野の周りは歪んだ人ばかり。そんな人たちが汐野を奈落に突き落とす、げっそりしながら読み終えました。『山月記』よく読んでおくといいかも。

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    2020年08月28日
  • 暗鬼夜行

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    とある中学校の夏休みの読書感想文が市の代表作に選ばれたタイミングで、盗作疑惑が浮上します。しかし指導した先生は盗作ではないと断言します。が・・・。感想文を書いた生徒は学校統廃合推進派の市教育委員長の娘、一方惜しくも校内代表にならなかった生徒の親は統廃合反対派。なんだか、嫌な雰囲気ですね。職員室、教頭、校長、それにPTA、さらには政治家など、読んでいて歯がゆいやら腹が立つやら情けないやら。生徒を隠れ蓑に保身に走る人たちでしたが、最後は、なんとなく予想がついた結末。それでも驚きの、結構「イヤミス」な結末でした。夏休み中に読めてよかった。

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    2020年08月16日
  • 暗鬼夜行

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    月村さん、新境地に挑戦⁈読書少年だったのは分かるが、舞台を中学校にしたのは失敗。いくら何でもこんな中学生は、非現実的。誰もが心に鬼を飼っているけど・・・

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    2020年08月04日
  • ガンルージュ

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    この作品も帯に誘われて購入しました。
    「敵は韓国特殊部隊!迎え撃つはシングルマザー&女性体育教師」この対戦カードは見逃せない!と…
    続編が出ればまた読みたいです。

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    2020年08月04日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    この作家は戦争やテロに対する強い思いがあるのだろう。特にこの作品はテロに立ち向かう機龍警察の話で、全編にテロの悲しさが綴られている。
    女性や子供がテロの題材なので余計悲しくなる。

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    2020年07月11日
  • 追想の探偵

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    〈人捜しの神部〉の異名を取る映画雑誌の女性編集者が、過去を捨てた人々の秘密に迫る。異色のハードボイルド連作短編集。
    月村了衛初読作品。いわゆる都市伝説や封印作品など、当事者しか知り得ない真実を、足と直感で探るヒロイン神部実花が魅力的である。特撮ものが舞台だが、映画好きやミステリーファンにも十分満足いく展開が見事。

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    2020年07月04日
  • 暗鬼夜行

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    駒鳥中学校の読書感想文全国コンクール出品作に盗作疑惑が…。闇を抱える生徒、鬱屈を抱える教師、事なかれ主義、政治的に動く管理職やPTA役員…。こんなことが学校で起きるはずがない。そもそもたかが感想文に。設定を抜きにすればそれなりに楽しめるが、この作者さんにしては期待外れ

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    2020年06月16日
  • 暗鬼夜行

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    屈折した思いを持つ主人公と、山月記をなぞらえたモノローグ、最後のどんでん返し…単純な教育問題だけではない、ブラックなミステリー。

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    2020年05月17日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上

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    シリーズ2作目。
    前作は世界観の説明的な感じであったが、本作はそれを受けて本格的な物語の開始という印象を受けた。
    至近未来の警察小説と謳ってあるだけあり、警察の内状は迫真であり興味深い。
    機甲兵装の戦いは迫力がある。
    とても面白く読んだ。
    続きが読みたい。

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    2020年03月21日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    すげえ、機甲兵装全く起動しないで話が進んだ。
    んで、面白かった。
    いよいよ話が複雑に絡んで来て、次が楽しみで仕方ない。

    タイトルのセンスはあんまり好きじゃないけど。

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    2020年03月14日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    官僚の愚かさ、政治の怖さ、警察の強さ、世界の恐るべき裏の実態。そういうものに立脚した構成の強さがある。

    今回のテーマはきつかった。

    「敵」が少しずつ見えてくる展開にも先が気になる。

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    2020年03月12日
  • 槐(エンジュ)

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    会社の方から勧められて読んでみました。

    あらすじを読むと、一見ホラーっぽいのかなと思いましたが、エンタメ性のあるアクション劇でした。次々と様々なことが起きるので、グイグイと引き込まれ、一気に読んでしまいました。

    ハングレ集団が金のために殺戮を繰り返したり、あの人が○○だったりと驚きながらもツッコミしたくなる部分がありましたが、とても面白かったです。また、問題ある人が実は過去にこんなことがあったりと隠された真実が次々と出てくるので、飽きさせませんでした。一人一人にスポットライトが浴びられていて、なおかつ活躍しているので、「アベンジャーズ」を見ているような感じがしました。みんな輝いていました。

    残虐シーンはあるものの、表現がスタイリッシュでした。
    特に対決シーンは、テレビで見る殺陣のようにお互い打ち合わせしているような印象がありました。一つ一つの動きが、「型」のようにキチッとしていて、それがスタイリッシュに感じ取ったからかもしれません。
    さすがに映像化すると、R15に匹敵するくらい、残虐シーン満載ですので、無理かと思います。

    そんなに重厚感はないのですが、一つのアクション映画として楽しめたので、あまり考えずに読むことをお勧めします。

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    2020年02月21日
  • 機忍兵零牙〔新装版〕

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     まず第一印象は、時代小説っぽいなってこと。ハヤカワの百合SFフェアで買ったから、びっくりした。ネーミングセンスもどことなく時代小説というか、伝奇物っぽい。はっきり言えば、厨二臭いとも言えて、凄いカロリーが高い。とは言え、文章力のお陰で、痛々しくなく格好良いと言える絶妙なバランスで、雰囲気を醸し出すのに一役買っている。
     難点としては和洋折衷というか、独特の世界ビジュアルのせいで、少し情景が想像しづらいこと。一方で、戦闘描写は凝った文体の割には分かりやすいし、演出も好み。機忍法を使ったバトルは、根底の理論がSF風味に味付けされてはいるけど、説明も結構分かりやすいし、味がある。

     百合としてはどうかと言えば、そういう要素もある伝奇物、というレベルかなという感じ。とは言えそこに着目して読めば、個人的には好みな関係性が描き出されていたので、満足度は高い。また、百合に限らず心理描写には割合凝っていたように思う。

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    2019年10月22日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    ほんとこのシリーズ面白い。展開がスピーディーだし、それぞれのキャラが確立されてるし、何より背景の世界観、人生観の描写に魅了されてしまう。今回は由紀谷とカティアの心の交流が軸となり、城木と兄の葛藤、テロリストの輪廻、「敵」の影など、ファン心理をくすぐる要素が満載だった。個人的には朱鷺メッセとか栗の木バイパスとかの地元ネタに狂喜しちゃいました。
    偶然を信じるな。赤い釘。などのワードが印象強く残る。
    いやほんと、このシリーズ面白い。

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    2019年10月12日