月村了衛のレビュー一覧

  • コルトM1851残月

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    機龍兵江戸時代版。
    主人公はコルトを武器に邪魔な相手を闇夜で葬り去る。組織には自分と知られないように存在しない勢力との「筋」をでっち上げ、組織の信頼を得ながら商いを続けていく。そんな中、自分の甘さが招いた失態により、裏切られ追い詰められ「筋」の秘密も露見される。主人公に襲い掛かる組織。生き残るには組織を壊滅させるのみ。どう戦うい抜くのか。

    相変わらずバトルシーンの描き方は上手いですね。手に汗握る緊張感がたまりません。
    江戸時代の仕事や人物、背景の描写が丁寧で、時代小説としても楽しめます。

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    2025年01月20日
  • 槐(エンジュ)

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    とにかくスピード感あり退屈しない。ハラハラドキドキさもあるし一気に読ませる。
    ただあまりにも現実離れしてるので1点減点の4

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    2025年01月05日
  • 半暮刻

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    ネタバレ

    闇の先の闇から逃げられなくて苦しむ姿がとてもリアル。実際に半グレ集団と付き合う人の中には自分から関わるつもりがなかったのに、ヤバい人だと気がついた時には時すでに遅しでどこにも逃げられなくなっている人が多くいるのではないかと思う。一方の海斗は環境に恵まれているのに自ら悪へと進んでいく。職や妻を失い転落したように見えるが、きっとまた何となくいい所からスタートできるんだろうなと思うとやりきれない。

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    2024年12月19日
  • 半暮刻

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    ホストクラブ事件や電通の女性社員自殺事件、東京オリンピックの色々な事件を題材にした物語。実際に政治家だけでなく、半グレやヤクザが暗躍してたのかもと思わされた位にリアリティを感じた。クライマックスまでグイグイ引っ張られて一気読み。

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    2024年12月17日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    一冊でも分厚いのを五冊も読むと結構頭も身体も疲れる。しかも〈敵〉がいて暗殺者がいて詐欺師と裏切者まで出てくるねんから、そりゃ疲れるわ。奮闘する特捜部メンバーが打ち上げで一杯やってる場面はいつか読めるのだろうか。

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    2024年12月03日
  • 半暮刻

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    自分には自分の社会経験しかないからなのか、物語を書きたすぎて登場人物の内面や言動が追いついておらず、出来事とその対応が乖離している部分がいくつか(翔太と由紀の会話部分に多く)感じた。数ヶ所、呼び方や語調に違和感を抱いたが、描きたいものに向かって突き進んだことと、その飛躍度合いやスケールの大きな作品だった。

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    2024年11月26日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    ネタバレ

    シリーズ続巻を読むのが久々でも世界にスッと引き込まれる機龍警察。4作目も面白かったです。
    チェチェンから女性だけのテロリスト集団が国内へ侵入し、各地で自爆テロを起こしていく…それは警察組織と政界を巻き込んだ大事件に。
    機龍兵搭乗者3人が描かれてきたあとで、今作の中心は由起谷主任と城木理事官でした。2人とももの凄かった…特に、温厚だと言われてた由起谷さんの〈白鬼〉、凄絶でした。
    でもそれがテロリストのカティアと呼応して。。ラストのお手紙、わたしも涙腺が…

    いつも事態から距離を置いて眺められてる気がしていた姿警部が、過去の戦闘を思い出して動揺していたのが印象的でした。
    見せないだけで、心の傷が消

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    2024年11月20日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    これまでのシリーズの中で最も人間性が苦しいほど感じられる作品だと思う。チェチェンだけでなく、ウイグルやアフリカ諸国でも我々が知らない悲惨な出来事が起こっているということを想像させる哀しくて、そして心に残る作品でした。

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    2024年11月12日
  • 機龍警察 白骨街道

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    日本とミャンマーを舞台に進行するシリーズ最新刊。結末にはモヤモヤが残るが凄い小説。
    新キャラの登場もあり次作が待たれる。

    好き嫌いはあるだろうが、もっともっと読まれて欲しいシリーズ。

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    2024年11月09日
  • 半暮刻

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    初めての作家さん。
    「読書メーター1位」の帯に釣られて読み始めると、連続ドラマを観てるみたいに続きが気になってあっという間の一気読みでした



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    2024年10月17日
  • 半暮刻

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    海斗の言うことも少しわかる気がすると思ったとたんに恐ろしくなった。
    色々と示唆の多い考えさせられる内容だった

    ふと、遠野遥さんの「教育」の主人公と海斗が似ているなぁと思った。
    そういう世の中になっているのだと感じて、さらに恐ろしくなった。

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    2024年10月17日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    ロシアの底深い欲望の闇と社会主義が崩壊した後にも残る深い傷を感じる作品。ユーリの苦衷が警察官の誇りで昇華出来るように。こんな近未来が来ないことを祈る。

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    2024年10月10日
  • 半暮刻

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    辛い家庭環境で施設で育った少年と、お金持ちの家に生まれて、何一つ不自由なく育った少年。
    翔太の罪は実体があったが、海斗のばつは実体なき罰。
    果たして海斗は罰を受けたのか?
    損か得かで言うと、翔太は損をして海斗は得をしている。でも得をして生きていくことは幸せなのか?
    オリンピックでの電通と政治家などの不正疑惑と重なるところが多々あった。

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    2024年10月07日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    日本に潜入した海外のテロ組織との戦い、
    壮絶な自爆テロ
    テロリストのリーダーと日本に繋がりが!
    テキの存在の一端が!
    ほんとに面白い。
    新宿鮫が好きな人は、ハマると思う。

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    2024年10月04日
  • 半暮刻

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    翔太と海斗。二人は同じ罪を犯した。なのにその後の人生は大きく違っていく。逮捕され出所後も職探しに苦労する翔太。一方万事うまく切り抜けエリートコースの海斗。そんな違いもあるが何よりも「罪の意識」「人間としての心根」の部分が違い過ぎて絶句。ここまで海斗が酷い人間とは。そして汚職・利権・反社・隠蔽と闇すぎる内容ながらも、実際の世相を振り返ると思い当たることが多く失望に打ちのめされる。後半の怒涛の展開に比べて、前半のホストの罪の描写にノワール感が薄かったのが気になったが総じてリーダビリティは高く一気読み。

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    2024年09月22日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    豊田商事をモチーフにした事件から始まり、その残党による壮大な詐欺物語が展開されてゆく。
    主人公が詐欺師だけにやってることは全て悪なんだけど、当時の反省からお年寄りの虎の子の財産を騙し取ることだけはせず、手を変え品を変え欲に目が眩んだ金持ちや企業をターゲットにしているところが唯一の救いかな。
    幾ら最初は慎重でも事が上手くいく度にどんどん感覚が麻痺してさいごは自滅するという教訓で救われるものの、どうせなら最も気味悪い聡美の始末を最後まで描いてくれても良かったのに。

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    2024年09月15日
  • 東京輪舞

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    とても面白く 心打たれる小説 、主人公が特別 優れてる人間でないのも一つの魅力であり 出会う相手がまたそれぞれに個性のある人ばかり 特に ロシアの女スパイ とのやり取りはとても楽しく 、主人公の誠実さにほっこりさせられる、最後の出会いは思わず息を飲む

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    2024年09月10日
  • 半暮刻

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    難しい事は分かりませんが、あらゆる社会問題を凝縮したような話でした。対照的な2人の話からなるので、飽きずに一気に読めました。
    リアル社会でもあり得そうでした。
    2人の今後も気になります。

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    2024年08月24日
  • 半暮刻

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    児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。
    ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。
    〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。
    「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。




    初読みの作家さんの作品!
    なかなか面白かった
    終始、腹立たしさでいっぱいな気持ちで読んでいました
    この本の中に出てくる広告代理店最大手『アドルーラー』って ま

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    2024年08月21日
  • 半暮刻

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    ネタバレ

    施設出で高校中退の山科翔太とG大学卒のル山科海斗
    半グレの経営するタカラは大勢の女性を風俗へ落として
    上前をハネル悪どい商売で稼いでいる
    その中で「学び」を習得しのし上がって行く二人...」
    警察に摘発されるも実刑になったのは
    翔太だけ

    立ち回りの上手い奴らは白にも見えるグレーの世界で
    甘い汁にたかる
    真っ当に己の罪を抱いて生きる翔太と対照的に
    日の当たる王道を生きているかのように見える海斗の罪
    世の中ではこんな事がきっと今も
    横行しているのだろう。

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    2024年08月15日