ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。

    養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をやっている自分、また現在の老人で公職にもない自分の存在は不要不急なのではという根本から生まれている。そこからさらに、人間自体不要不急なのではという話。この辺りは、前回読んだ氏のインタビューで、老人はコロナ禍を乗り切ったところで生き甲斐はあるのかという疑問と相反するようで通じるところがあり、面白いなあと

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    2021年05月15日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    生き残ったホモ・サピエンス。子孫をどう繁栄させたか。
    ブラジルの講演会のやり取りが面白い。
    固定観念に囚われた人と対峙する専門家のところ。

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    2021年05月11日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    読みたいところだけ、読みました。
    このような中だから、考えること、豊かさについて色々考えました。

    一年たって、また著者の皆さんのご意見を聞いてみたいです。


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    2021年05月09日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    期待した内容ではなかった、、、
    タイトル負け な感じかな。。。
    各コラムが書かれてから1年経ってしまったので、答え合わせ(経済も壊れてないし、コロナも欧米に比べて日本では大したことなかった)ができてしまうからかな。。

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    2021年05月01日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    グローバリズム過ぎもナショナリズム過ぎも良くないんですね。監視社会の説明がわかりやすかったです。オードリータンさんの本でも言っていましたが、中立性、独立性、透明性が重要なんですね。政治家の方がもっと理解していってほしいです。でもパンデミックを終わりにするだけが目的ではない、という落とし込みがよかったです。

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    2021年04月21日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    【感想】

    「いただきます」
    それは日本文化特有の言葉であり、全ての生命とそれを調理した人に感謝の気持ちを伝えるあいさつである。

    しかし、この本を読んだ後で、「いただきます」の意味を今まで通り受け止められるだろうか?

    本書は、フードテックの最前線に迫るバイオルポルタージュだ。様々な問題を解決する夢の食糧、「クリーンミート」の実現を目指すスタートアップ企業の実績と課題を追う。

    「培養肉」というものの存在は知っていったが、それが目指す理念がここまで多岐に渡って展開されているとは、全く想像だにしていなかった。

    本書では、培養肉のメリットとして、
    ①環境にやさしい
    ②動物たちを傷つけない

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    2021年03月01日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり、多くの生命と日常を奪った。この危機にどう向き合えばよいのか。各界で活躍する精鋭たちの知見を提示し、アフターコロナの新たな世界を問う。『朝日新聞デジタル』連載を書籍化。

    もう少し突っ込んだ話を読みたい。

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    2021年02月05日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    何より大事なことはこの危機を乗り越えたときに私たちはどのように行動するのか。というセリフに心打たれました。

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    2021年01月28日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    本書において、コロナ禍における感染防止の観点から、ジョージ・オーウェルの「1984年」のビックブラザーを彷彿とさせる監視社会が成立することを危惧している内容が面白かった。国際協調の必要性を主に説いていたが、具体的にどうするべきかについて、あまり言及していなかったことが残念。本書の構成が新聞の寄稿文やインタビューをまとめたものなので仕方がない気がするが、「サピエンス全史」が面白かった分、期待が大きかった。

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    2021年01月27日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    <目次>
    序文
    人類は新型コロナウイルスといかに闘うべきか
     ~今こそグローバルな信頼と団結を
    コロナ後の世界
     ~今行う選択が今後長く続く変化を私たちにもたらす
    死に対する私たちの態度は変わるか?
     ~私たちは正しく考えるだろう
    緊急インタビュー、パンデミックが変える世界

    P30この大流行からより緊密な国際協力が生じれば~
    P85監視システム~緊急事態が去ったあとも消えない
    P86皮膚の内側で起こっていること~情報を収集する
     システムの導入


    このあとを想像することはできるが、予言することは
    できない。しかし、正しく想像することは大切だと思う

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    2020年12月13日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    パンデミックの原因がグローバル化による弊害と考えられることで、各国家がロックダウンなどの内向的な姿勢を示す中、本書ではパンデミックの解決におけるグローバル的な姿勢の必要性を説いていた。また筆者はトランプ政権に批判的であると感じた。

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    2020年12月10日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    あくまでも途中経過、もしくは現在進行形の新型コロナの世を語っている。見通しが立たない中で共通するのは、コロナ後の世は前と決してイコールにはならないこと。世界はこれを繰り返してきたということ、だろうか。スピード感を持ってひとまずまとめられた評論を読めたのはよかったと思う。

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    2020年12月02日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    一見すると二者択一に受け取ってしまうことも、しっかり考えれば両立するということ、独裁者はそういうことを言いがちで、そして言いなりになってはいけないこと、とにかく協力して情報を共有することを学んだ。

    そのためには、安易に敵を作るのではなく、新型コロナウイルスが共通の敵であることを切り返し認識することが必要だと思う。
    ふだんの生活でもそうで、簡単にいがみあうのではなく、なるべく共通の目的を見つけて協力すること、二者択一も疑ってかかることが必要。

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    2020年11月23日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    それぞれの識者の考察。すべて読んだわけではないが、それぞれが置かれている環境や仕事に絡めてあって興味深かった。ブレイディ、斉藤の記事が印象に残る。前者は子供を通じての差別や思い込みの話、後者は人と接することはそれだけで暴力だったのだということ。人と対面してやりとりすることが繊細な人には暴力にも感じられるし、刺激にもなる。この刺激が同じ時期に読んだ暇倫の増補分とオーバーラップする。

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    2020年11月22日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    大切な事が書かれていたとは思うがどれも理想ばかりで具体的でないように思えた。
    テレビ番組の話してる内容を纏めたものだから仕方がないのかもしれないがもっと深い本人の思考と一緒にこのパンデミックについて読んでみたかった。

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    2020年11月04日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    過去の寄稿とNHKでのインタビューをまとめたもの。
    過去作品において人類の未来に対して悲観的な見解を示して警句を発してきたのに対し、コロナに関しては理想主義的な発言を繰り返している。
    これはコロナに対する(というよりもコロナ下においても混乱し続ける国際社会)に対する不安から来たのでろうと思える。

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    2020年10月11日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    新しい生活様式も適用され、世界は変わってしまった。
    今年の初めには考えられなかったことである。

    しかし、日々更新される膨大な情報に惑わされることなく、本質をとらえ何が正しいのか判断していくことを求められているような気がする。
    これは、コロナに限らずすべてに言えることである。

    今後の世界は誰にもわからないが、自分でまずは考えてみることが大切である。

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    2020年08月28日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ダイアモンド、ハラリ、グラットンの三氏あたりは、それぞれ著書が有名だ。話題になっている本が、どんな感じなんだろうというガイドにもなるんじゃないかな。他の方々は知らない人も多かったけど、AIから北朝鮮、アメリカの政治状況など、新聞をにぎわす話題について、視点が得られたと思う。

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    2020年05月22日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ジャレド・ダイアモンド 銃・病原菌・鉄
    ユヴァル・ノア・ハラリ サピエンス全史
    リンダ・グラットン   LIFE SHIFT
    ダニエル・コーエン   経済成長という呪い
    ニック・ポストロム   AI万能時代
    などの本を読んでいない人で彼らに興味があれば、まずこの本スタートも良い。既に読んでいれば、読む必要はほとんどない。

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    2020年03月14日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ネタバレ

    各叡智との対談形式の本。対談なので、各識者の主張根っことなる部分体系的に知ることはできない。なので、各識者の主張を別途よく理解したうえで読むのが良い本である。

    ジャレッドダイアモンド
    格差が現代の大問題。人同士の結び付きが異様に強いニューギニアなどの伝統社会に、教育や高齢者の取扱などについて学ぶことは多い。
    日本の人口減少はむしろ良いこと(資源が少ないからとのこと。均等に減少するのではなく、少子化でかつ地方で特に減少するから社会の構造を大きく変えないと対応できない というのが問題の本質だと思うのだが、具体な解決策や、良いこととする根拠の詳しい説明はなし。ただ、高齢者をもっと有効活用すべきとの

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    2019年10月19日