西尾維新のレビュー一覧

  • 続・終物語

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    ネタバレ

    終物語の続編、阿良々木暦の心残りの物語。
    アニメで見た時、あまりよく理解できなくて、ただ鏡の性質、カットされる20%の光の話がとてもしっくりきた。
    今回文字で言葉で読んで、少しだけ理解出来た気がする。
    心残りという現象、未来が決まっていないことへの不安感、本当に西尾維新マジックで描かれるひとの心の本質はすんなりと胸に取り込まれていく。
    あとがきに書かれていた「すること」「しないこと」の話も答えが出る話ではなくてとてもよかった。
    この話を卒業シーズンに読めて、またなにか大事なことを思い出せた気がする。

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    2024年03月10日
  • 暗号学園のいろは 1

    購入済み

    さすが

    西尾維新。畳み掛けるように笑わせてくる某シリーズ
    とは違うけれども、言葉遊びの妙がわかる。
    しかし暗号は全くわからない。

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    2024年03月10日
  • ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹

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    長いんだけどあっという間だった。誰とも言えない新キャラが、強烈で物凄い苛烈な印象を残し残すための今作。次作で完結しちゃうのが寂しい。

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    2024年03月08日
  • クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識

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    ネタバレ

    1作目よりは驚きが落ちるが、それでもやはり面白い。
    巫女子ちゃんが最初ウザイと思ったけど、いーたんの「甘えるな」の一言に笑ってしまった。ちょっと可哀想なのが彼女のキャラに合ってる。

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    2024年03月08日
  • キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘

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    じゅんちゃん!首を洗って洗って洗って待ってたよ!
    戯言シリーズ好きすぎて、好きすぎます。やっぱり阿良々木くんよりいーたん派です。アニメもおすすめです。今なら阿良々木くんと戯言遣いの対談が公式サイトで見れます。だいすき。

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    2024年02月24日
  • 掟上今日子の備忘録(文庫版)

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    眠ると記憶を失う名探偵・掟上 今日子。
    最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件。
    容疑者は4人の研究者と、事務員・隠館 厄介。
    犯人とデータはどこに消えたのか?
    忘却探偵の名推理は?

    ・初めまして、今日子さん
    ・紹介します、今日子さん
    ・お暇ですか、今日子さん
    ・失礼します、今日子さん
    ・さようなら、今日子さん

    『お前は今日から、掟上今日子。
    探偵として生きていく。』
    彼女の部屋の天井に記された謎のメッセージが気になりますね。

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    2024年02月23日
  • ウェルテルタウンでやすらかに

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    西尾維新先生の著書は初めて読みました。独特な世界観を感じスラスラと読めました。登場人物の名前が独特すぎて読み方を忘れてしまい、何度も最初のページを開く事に。街の様子を想像しながら楽しく読めました。

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    2024年02月20日
  • 掟上今日子の裏表紙(単行本版)

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    ネタバレ

    裏表紙が警察官のコスプレとは思わなかった。今回は今日子さんが犯人として捕まり、隠館が推理するという逆転のパターンで斬新で面白かった。最後が未必の故意は少し物足りなかった。

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    2024年02月15日
  • 少女不十分

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    小学生4年の女の子に監禁される20歳の大学生。主人公が女性キャラに翻弄されるのは作者のお得意パターン。だが、少女のおかれた環境が明らかになるにつれ物語は次第にシリアスになっていく。

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    2024年02月11日
  • 掟上今日子の備忘録(1)

    無料版購入済み

    少し変わった推理物

    主人公の女性が探偵として、依頼された事件を解決していく推理物。
    主人公に特殊な病気があることで話の展開を面白くしている。
    なるほど、だから「備忘録」というタイトルがついているのだと納得する。

    #深い

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    2024年02月09日
  • 恋物語

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    ネタバレ

    個人的に貝木泥舟と戦場ヶ原ひたぎの関係性がわりと好きだからか、最初のカフェでのシーンが好き。体を売ってでも、ってひたぎの台詞でオレンジジュースぶっかける貝木泥舟、かっこいいね。まぁ貝木泥舟はこの話ずっとかっこいいけど。笑

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    2024年02月06日
  • 結物語

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    ネタバレ

    風説課職員のキャラクター(物理)がどれもぶっ飛んでて最高。最後の戦場ヶ原とのシーンはちょっとうるうる。翼さんは流石すぎました。

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    2024年02月06日
  • ウェルテルタウンでやすらかに

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    自殺志願者を集めて自殺の名所にすることで町おこししようとする安楽市を舞台に、そのPRのための小説執筆を依頼された小説家の主人公が計画をなんとか止めようとすったもんだする、ぶっ飛んだ設定の小説。

    いやー不謹慎極まりないネタ。でも、この不謹慎ネタをエンタメに昇華する西尾維新がほんとにすご過ぎて脱帽。
    自殺で町おこしというネタを扱うには高い倫理観が必要であり、更に、「自殺なんて良くない」とか「生きるって素晴らしい」というありきたりで陳腐なメッセージに堕しないオリジナリティもあって、めちゃくちゃ高度なことをしてると思う。
    この世には、生きるに値する価値なんて無いかもしれない、そもそも死ぬのはあくまで

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    2024年02月06日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    ネタバレ

    今日子さんは今回怪盗と探偵の二役でどうやってエッフェル塔を盗むのか、最後は消失も鮮やかに行い、トリックも鮮やかでした

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    2024年02月05日
  • 掟上今日子の備忘録(単行本版)

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    今日子さんとは、1人で決断できる賢さを持つのに間に合った人だと思います。

    「忘れる」という現象は、人が生きる上で当然に起こることですので、今日子さんが主人公になり得るのは、「忘れるから」ではないと思います。
    でも、昨日の「何か」ではなく「昨日」を忘れてしまっても、今日も何かを「決断する」場面はあり、そのための決断には、基づく根拠が必要です。
    根拠の候補には、例えば誰かの助言や、自分の価値観などがありますが、ここで今日子さんにとって「誰かの助言」は、記憶に残らないため「ない」ものとみなされるはずですので、今日子さんのすべての決断は、自分の価値観に基づいていると考えられます。
    「根拠」が足りなけ

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    2024年02月04日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    今回は隠館厄介が再登場。2人の関係性が好きなので全編楽しめました。描写が細やかで場面場面が映像として思い浮かびます。今日子さんのファッションも毎回楽しみです。

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    2024年01月22日
  • ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い

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    ネタバレ

    【再読】
    とりあえずいったん完結。
    人間シリーズとか最強シリーズとか読み終わった後、ついにキドナプキディングに手を出していこうと思う。
    戯言シリーズはとにかく二項対立が多い作品だけど、人から外れて世界を絶望する想影真心と、世界を盛り上げようとする哀川潤の対比がシリーズ内でも1番好きだった。真心に勝利して世界の価値を証明する哀川さんがカッコ良すぎる。
    人類最悪と人類最強と人類最終はわかるんだけど、そのついでみたいにいーちゃんが人類最弱に当てはめられてるのが変。そこそこ強いのに。

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    2024年01月20日
  • 掟上今日子の退職願(文庫版)

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    今回は4人の女性警部との4っの事件。それぞれの女性警部の心理描写が面白かった。登場人物のネーミングも独特で話の大筋以外にも楽しめる要素がたくさんあった。

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    2024年01月10日
  • デリバリールーム

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    漫画を読んでいるかのような立体的なキャラクター像、名前、性格、読んでいてすごく楽しかった。こんなにも常に、はっきりと映像が浮かんでくる小説はなかなか無い気がする。一つの映画を観た感覚に陥りました。内容もいい意味でぶっ飛んでいて、すごく良かった。

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    2023年12月26日
  • 掟上今日子の遺言書(文庫版)

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    今回は隠館厄介が再登場。厄介は掟上今日子と同様とても魅力的な人物なので全編とても楽しめました。二人の今後の行方も気になるところです。

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    2023年12月26日