西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ほら!ほらぁ!やっぱ言ったじゃん!
何か突然バトルものに切り替わる某少年雑誌に載る漫画の雰囲気あるって!
ほら見ろ!やっぱ言った通りじゃないか!
という事で久々の記録です。
何かもう……何かもうね、最近大変だったんだ色々。
まずこのネコソギラジカルの上巻だけ何故か「西尾維新は嗜み」と言い放った友人の手元になく。
仕方がないから自分で探してみるも結構前の本だからかなかなか見つからず。
終いには見つけたと思ったら謎の体調不良で目が滑って全く読書が出来ないんですが問題勃発。
まぁそんな事も何やかんやと乗り越えてやっとこの上巻を読み終わったわけなのですが。
いや、いいんですよ。
最後だし今ま -
Posted by ブクログ
前作と比べて、シンプルなトリックと真相ですが、その分切れ味が良く、ゾッとさせられました。登場人物のキャラクターがみんなぶっ飛んでいて、現実離れした感覚で読み進めていたら、突如日常に引き戻された感じです。
そういうぶっ飛んだキャラクターを伏線としていたのなら、それは前作からのつながりにもなるわけで、そういう意味ではかなり壮大なトリックとも言えそうです。
前作ではまったく感情移入できなかった「いーちゃん」ですが、今作ではそのやるせなさが、なんとなくわからなくもないです。とはいえ、あまり好きなキャラではありませんが…
この後の作品からは、能力バトルものになるそうで、それはそれで楽しみかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ暦くんにとっての正義や正しさに向き合う回。
ファイヤーシスターズに対する評価や老倉さん回などでも仄めかされていた、暦くんの正義感に彼自身が向き合う話。
正解を知るということは不正解を知ることでもあり、自分の正義の正体を掴むためには己の間違いへ向き合うことになる、そんな回。
ここのところ暦くんの失敗談ばかり続いていたので、なんだか第一作目に立ち返ったような展開があって嬉しくなった。間違いを肯定するでも否定するでもなく、ただその存在を認めるにとどめてくれたのもよかった。案外それがいちばん難しいので。間違いを正したい、理系アタマの暦くんなら尚更だと思うし。