西尾維新のレビュー一覧
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掟上今日子シリーズの第2弾
今回は3章にわかれており、
1章だけが別日で
2章と3章は同じ日
前シリーズの厄助くんは登場せず、
親切(おやぎり)さんと言う
警備会社の社員が代わりを務めてます。
1章で、美術館で絵画の警備中、
一点の絵の前で毎回1時間立ち止まる
今日子さんを見かける所からスタートし、
その絵を巡ったトラブルの真相究明で完
2章では、トラブルにより
警備会社を首になった親切さんが、
トラブル元の老人からの電話でスタートしますが、
1章の主要メンバが登場し、殺傷事件に。
3章では、警察が来る前に
犯人を見つけて自首させるため、
今日子さんと親切さんが奮闘する話
前作は短 -
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初読みの西尾維新さん
面白かったー˙ᴥ˙
1日ごとに記憶が無くなってしまう設定上、掟上今日子さん淡々としてるし、坦々と事件を解いちゃうし、盛り上がりに欠けるかなー。殺人事件も起きないしこんなもんかなーって思ってたら中盤からすごく面白くなりました。思っていた以上に今日子さんが人間臭くて普段とのギャップが魅力的でした。
序盤の登場人物たちのセリフが堅苦しくて現実味がない感じがしたけど、これがいわゆる西尾節なのでしょうか。この辺は好みが分かれそう。
主人公の語り役が今後も登場するのであれば、魅力がもう少し伝わるようになればいいなー。今のところただの頼りなくて情けない人。
今日子さん自身の謎( -
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ネタバレ物語シリーズ第1作化物語では羽川翼を気持ちの悪い化け物と言い表した。今作憑物語はファイナルシリーズの第1作であり、「化物」とはどういったものかをもう一度語っている。つまり今作は原点回帰した物語だ。
阿良々木暦は春休みに吸血鬼になり、そして戻ろうとした。だが、その後様々な怪異に関わっていくうちに意識せずその力に頼り続けていた。その結果、彼は吸血鬼になる瀬戸際にまで行ってしまった。そんな彼に対して、終盤斧乃木余接は自身と繋がりのあった手折正弦を手にかけた後、阿良々木暦に「こうなってはダメだ。このような化け物になってしまっては」と警告をした。
正しくあろうと、正しさに忠実であろうとすることこそが「化 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み風紀委員会の権限が強いところが漫画あるあるだなと思いました。金属を蹴りで砕くのもすごいけれど木製バットを砕くのも凄いと思いました。
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Posted by ブクログ
西尾維新の<物語シリーズ>12冊目。『囮物語』、そしてセカンドシーズンの完結編。本作の語り部は・・・まさかの、詐欺師・貝木泥舟!(戦場ヶ原だと思ったよ!騙されたよ!)
「卒業式の日に殺す」と、阿良々木暦らと共に、蛇神となった千石撫子に死刑宣告を受けた戦場ヶ原ひたぎは、因縁の相手である詐欺師・貝木泥舟に依頼する。それは、「蛇神・千石撫子を騙して、自分たちを生き長らえさす」こと。依頼を引き受けた貝木は、千石撫子が座す北白蛇神社に向かう―――。
語り部が貝木泥舟という全くの想定外だったが・・・こいつ、クソ面白いじゃねーか!これまでの関わり方からして読者の殆どからヘイトしか向けられていないキャラな