西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さすが西尾維新。読んでて頭おかしくなるんじゃないかと思った。
いつも通り、イカれたネーミングセンスや言葉遣いは健在で、賛否両論つきそうな作風に変わりはない。
内容としては、大きなどんでん返しがあるわけではないが、徐々に明らかになっていく事実が読む手を止めさせない。登場人物は全員なかなかえげつない過去を持っており、妊婦というテーマも相まって、可愛らしい(少なくとも私はそう感じた)表紙からはあまり想像できない内容。
一部装丁にかなりのこだわりも感じて、自由にやってると感じたが、「あああ」という叫び声で何行も使うなんてことがザラにあるので、目がとても滑る。 -
Posted by ブクログ
掟上今日子さんは、今日のことしか記憶できない忘却探偵である。記憶が残らないからこそ、後先を考えず大胆な行動ができる。その姿から、私は「今を生きる」ということの本質を教えられているように感じた。
あとがきにあるように、善悪の区別は決して明確なものではなく、後天的な教育や環境によって形作られるものだ。教えられたことが善であれば、それを疑うことなく善だと信じてしまう。和久井翁もその一例だと思う。彼がどのような考えのもとで最後の大仕事をしようとしていたのかは、物語の中で明確には語られていなかった。そのため、アトリエ荘の住人たちは、無償で部屋を提供してもらっていながらも、厳しい規則や人柄の印象から、和