あらすじ
「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」 天才工学師・玖渚友のかつての「仲間(チーム)」、兎吊木垓輔が囚われる謎めいた研究所――堕落三昧(マッドデモン)斜道卿壱郎研究施設。友に引き連れられ、兎吊木を救出に向かう「ぼく」こと"戯言遣い・いーちゃん"の眼前に広げられる戦慄の"情景"。しかしその「終わり」は、さらなる「始まり」の前触れに過ぎなかった――!
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【積読本】 “戯言殺し”の前に自らが何者かによって惨殺されてしまった兎吊木垓輔。ひねくれ者の《堕落三昧》博士の真の目的も気になります。 「好きな女の子が目の前にいるのに、それを抱きたいと思わない男がいるなんて、信じられないのよ」鈴無さん、今はそこじゃないです。たぶん。 309ページ11行目のいーちゃんの気持ちに共感しました。下巻も楽しみです。
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登場人物同士の丁々発止のやり取りがたまらない。
しかし、兎吊木は喋り過ぎだろう。
最後もいい感じに引き付けてくれて、後半がますます楽しみな終わり方。
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戯言遣いさんの本性がドンドンと暴かれていく一冊。
いろいろ問題の多い主人公ではあるが、同情せざるをえない。
でき過ぎた主人公よりも親しみがもてる。
途中からは少し読み進めることを戸惑ったこのシリーズだけど、おそらく完走しそう。
そして人間シリーズも読みそう。
西尾維新。おそるべし
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青色サヴァンこと玖渚友をいーちゃん以外の視点からちゃんと語られるとこんな感じなのか。チーム、一群のことも明らかになり始めて、それに伴って玖渚友がどんどんわからなくなっていく。鈴無さん、格好いい大人だ。
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戯言シリーズ
これまでの内容と比べ、最後の事件以外は然程突拍子の無い内容では無かった。
でも新キャラクターは相変わらず濃い。下巻が気になります。
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上下巻でかつ大きな事件が起きただけだけでこれから大きな展開を迎えるだろうから詳細なレビューを書くのは控える。しかし前作にないほど言葉遊びが多くあったと思う。
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さて、どうなることやら。
戯言殺し、わりと好きだったなぁ。やっと玖渚機関について言及があったから満足。やっぱり戦闘よりミステリー重視で話が展開してくれたほうが嬉しい。
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とりあえず、第3弾のように、アクション格闘ものではなくて一安心。
プロローグ・・・長いな。というか、やけに冗長過ぎてちょっと苦痛。あの兎吊木の台詞。
渡る世間は鬼ばかりの橋田壽賀子ばりだ。
実際、読み手が苦痛と感じるところまで書いたんだろうな。
だけど、そういったキャラクタは嫌いじゃない。
後半の鈴無音々の説法は、自分に言われているようで耳が痛かった。
まぁ、小説を読んでいるわけだから、耳が痛いわけはないわけで、痛くなるなら心だ。もしくは、目か。うん、戯言だ。
「曖昧で中途半端な状況ってのが好きなんでしょ?」
途中から、この小説自体が己に自問自答している箇所があったけど、最後の方で推理小説っぽくなってきた・・・かな?
なんかまた、主人公の一人称なのにもかかわらず、その主人公に騙されている気がするけど、まぁ、後半をより楽しみにしよう。
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戯言シリーズ第4弾
相変わらずすっとんきょうなお名前の方々が勢揃いです。
この上巻では、まだ説明段階という感じ。
癖のある文体なのに飽きずにここまで読めたのは、やっぱり好きだからかな。
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冒頭の兎吊木さんの言葉攻めが重かった…
あとはいつもの低く狂ってる空気がある感じでした。
今回は中々殺戮が始まらなかったかなあ。
あと予想してた人と違う人で、まじかーってなりました。
玖渚ちゃんかわいい!
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やっぱり期待を裏切らない。
文字を読んでるだけなのに、
光景が目に浮かぶ。
キャラが好きになる。
アニメ化してほしいなー
デッドマンが大丈夫ならいけるっしょ
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戯言シリーズも第4弾。そんなこんなで「チーム」のメンバーも登場し、徐々に戯言シリーズ全体の核心へと迫っていきます。研究施設内で起こった殺人事件を、「ぼく」と友は無事に解決できるのだろうか?
言葉遊びはあいもかわらず、冴えわたっております。
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戯言シリーズ第四段。もはやどこに向かうシリーズなのか分からないが、とにかく中学生はドはまりするくらいの二つ名を持つ登場人物のオンパレードだ。この世界は一体どうなっていて、西尾維新はどこに連れていってくれるのか。相変わらず面白い。
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何度目かの再読。本作は今まであまり語られていなかった玖渚友にスポットが当たる。玖渚友の過去とその過去に関わっていた人物と出会ういーちゃん。いーちゃんの戯言はその人物にものの見事に殺されるが果たして本当の意味で殺されたのは…。今回は前編ゆえに説明が多くあくまで物語の導入でしかない。後編へ続く。
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「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな」
玖渚友のかつての仲間、「囚われの壊し屋」を救うため、玖渚友と鈴無音々とともに、斜道卿壱郎博士の研究施設へ向かういーちゃん。
起こる密室殺人。
当然容疑者になる主人公一行。
シリーズの核心になかなか迫らないまま、ミステリーよりは異能力者バトル物になりそうなところをどうにかとどまっているというような感じのシリーズ4作目上巻。
いーちゃんがダンダン苛々する感じのキャラになってきて、大丈夫かな?って思いながら読んでるんだよ。
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戯言シリーズの4作目の上巻。
感覚的には上巻はキャラ紹介。
博士がどの程度マッドなのかはよくわからないが、玖渚の皮肉の言い方は好きだったりします。
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上巻ということで、今までの展開の速さが感じられず(早くてサクサクのほうが好きなので)、半分くらいまでむむっとして読んでました。しかし話の中で「小説だったら残りページの量で自分が今どのくらいまで来ているのか分かるけど他はそうじゃない」というくだりがあったので意図的にそう感じるようにしたのかなとか色々考えた結果、終わる頃には続きが楽しみになりました。
それと、一巻からもったいぶらされていたぼくと友の過去について明かされるのかなというワクワクで下巻を読み始め。
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久々の玖渚友登場。
ぼく、が戯言だけじゃなく何かが動き始めた巻。
ここでシリーズ折り返しらしいが、どういう話に持っていくんだろうか?
志人くんいいキャラしてるなあ
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上下セットでの感想です。
最後のオチは、誰もが予想するものでしょうが、自分としては後で考えると、なんで気づかなかったんだろうと思う伏線がワンサカ。
何故だろう、恐らくだらだらと長い文章にごまかされてちゃんと読む気力をなくされているのでしょうか、まぁ戯言ですが笑
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戯言シリーズ四巻。
友の昔の仲間である『害悪細菌』を助けにいく話。
少しずつ見え始める友やいーくんの様々な顔。
青のサヴァンではなく死線の青として
はたまた戯言使いではない本物として
まだまだよくわからないけれどとりあえずこの巻で折り返すみたいだしいろいろ見えてくるかなー
とりあえず仲間でも一群でも矛盾集合でもなんでも良いから出てこようか。
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戯言シリーズ第4弾上巻。
青色サヴァンもとい、死線の蒼[デッドブルー]の昔の仲間を助けるために山奥の研究所に乗り込んだ戯言遣い御一行。
戯言遣いの過去にどんなことがあったのか、死線の蒼[デッドブルー]の過去に何があるのか。
どちらも気になります。
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戯言シリーズ、四作目。上巻。
ミステリーじゃなくて、ファンタジックなライトノベル。
そういう風に読めるようになってきた。
これも順応というのだろうか。
今回は、言い回しの独特さが執拗に感じられてやや疲れた。
だから、二行に渡って繰り返される表現を、二文字の熟語だけに置き換えて読み飛ばす。
そうすると、少しだけ読みやすくなる。
言葉、にどれだけの力があるのだろう、と、ここになって少し考えてしまう。
戯言と、戯言殺し。
「戯言」にも、「戯言殺しの言葉」にも、そういう意味での説得力を感じられないのが、このシリーズにのめり込めない最大の理由なのだろう。
だけど、ライトノベルとして読むなら、設定は面白いし、これからの流れにも大いに興味がわく。
主人公と、友が、どこへ行きつくのか。
空白の五年間に、それぞれ何があったのか。
最後に、主人公は、どんな戯言を口にするのか。
とりあえず、下巻を読もうと思う。
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このシリーズの肝になっている6年前の出来事知りたさに読み続けている感が強い。終わりの始まり、って書いてあるからようやく動きだしたっぽいけどまだまだ先は長いぜ。そしてキャラ読みもラノベだけに助長されている気がする。特別誰がお気に入りってのもないんだけど、みんないいキャラしてるよね。会話のテンポもよくて非常に読みやすいからグイグイ進む。ミステリとしてはうーん、どうだろうか。
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この巻まで終始冷めていた、戯言遣いの動揺から始まる。そしてそれがメイン。
玖渚友と戯言遣いの関係性が完全にはわからないから、そこらへんは曖昧なまま進んでいくけれど、想像しながら楽しめた、かな。
兎吊木との会話から事件解決まで、全然冷静じゃいられなくなる戯言遣い。
元ネタがあるらしいけれど、春日井春日の、
「〇〇はいい言葉だ。多分最高にいい言葉だ。いい言葉は決してなくならない」は好きだった。
それから最後、兎吊木との会話が以外は、ほぼ導入と登場人物紹介しかしていないまま、本のページ9割くらいが過ぎた時点での、
「そろそろ何かが起きるはずだ、とか、そろそろ終わるはずだ、とか、そういう予測…(以下略)」という鈴無音々の台詞は、初見のときはドキッとした。
人生と絡めていたけれど、なかなか面白い言葉だったと思う。
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シリーズ第4弾にして文庫初の上下巻。
今回は玖渚の元仲間の兎吊木さんに会いに、主人公いーちゃんは、玖渚と鈴無さんと天才博士斜道卿壱郎博士の研究所へ。
濡れ衣を払拭するために珍しくいーちゃんが頑張ってる。
そもそもいーちゃんが兎吊木さんに対して嫉妬してたのかどうなのか。でもいーちゃん玖渚に「僕は君が好きだ」ってはっきり心の中で言っちゃった?いーちゃんどんどん人間っぽくなってくなぁ。
あまり推理小説という感じもしなくなってきた。いーちゃんを見始めた。