あらすじ
西尾維新が描く前代未聞の猫・小説!
鬼怒楯岩大吊橋ツキヌは脳外科医・犬走キャットウォーク先生の飼い猫の面倒を見るペットシッターとして働き始める。しかしその猫には秘密があって……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
たまにある分からない世界観系かと思いきや、意外と丁寧で良い‼︎ キャットウォーク先生と面構えのない猫、なかなか良いキャラなのでそちら視点の話も読みたい。
Posted by ブクログ
面構えのない猫のペットシッターをすることになった鬼怒楯岩大吊橋ツキヌ。
前職を裁判沙汰で失職し、脳外科医の犬走キャットウォーク先生が拾った猫の世話の仕事を得、初日を迎えるところまでで凡そ全体の半分、それから1ヶ月がたち猫の排泄物が異常に多いことに気づき確かめ、糞の中にコーヒー豆を見つける。
さらにもう一匹猫が増え、多頭飼いになるという落ちまで。
随筆っぽさを出すためほぼ段落なし、かつ説明調の長文スタイル。
ツキヌ自身が作者というスタイル。
Posted by ブクログ
ただただ手ぐせだけで書き進められている。
内容なんてどうでもよく、西尾維新という名前で押し進められた、物語としては極端に薄い作品。
自分がこういう作品を書いたら総スカンを喰うだろうし、実際、このタイプの短い作品を書いたことのある人は多いと思う。
おそらく小説好きにはウケないが、個人的には、こういう説明の多い作品が成熟された先に、マンガや映画では表現できない小説としての面白さの棲み分けがあるような気がしている。
Posted by ブクログ
面白かった!こんなの読んだことがない。
何せ前に進まない。すべてにおいてくどくどと考えてしまう主人公の脳みそをそのまま文にしたような感じ。今思い出してもクスッと笑ってしまうくらい、面白い本だった。
Posted by ブクログ
西尾維新好きな人しかおもしろくないだろうなあと思います。
いつもの言葉遊びで安心しました。
はじめは鬼怒楯岩大吊橋ツキヌという人がどういう人間か考えながら読み、中盤からこれは何の話だったかと考え始め、何かわからないがそういうものだと思って読もうと思えば、最後はクスリとする感じ。
猫が好きでも嫌いでもない人とは、わりと会ったことがあります。そもそもそういう人は動物全般、興味ないですよね。
ちなみに私は猫派です。
Posted by ブクログ
純文学のイメージ
事件が起こらない。
主人公の心情がメイン。
眠くなる。
これは純文学だ!!!
西尾維新の言葉遊び満載の一冊。
現代の風刺的な感じがちらほらで、山場はないけど楽しめた。
Posted by ブクログ
ヒグチユウコさんの絵が大好きで装丁で選びました。
言葉の迷路のような、長い日記のような、独特な文章です。
読後感がすっきりするというより、尾を引いて読み終わった後も彷徨い続けているような感覚になります。
Posted by ブクログ
随筆は読むのがツラい。
相当以前に「吾輩は猫である」を読んで挫折しそうになった(水瓶で溺れるラストまで読み切った)。
本作を読んで、一人称のとめどもない思考の発散を文章で追うのが苦痛であり、ページ数の割に開業がなく文量が多くて全然進まない。
本作で得る教訓といえば、お前が書いているブログも一般人からすると全く読みづらいんだよ、ということ。
そうか、ブログとは随筆であったか。
ブログを始めたころとは、大分書き方も変えたけど、ちょっと小説風に書いてみるのも面白いかもしれない。
鬼怒楯岩大吊橋ツキヌは、いざこざによって職を失い、面接で得た職はペットシッターだった。
動物を飼ったこともないのに。
そのペットというのは、脳外科医の犬走キャットウォーク先生の猫なのだが、その猫は首から上がなかった。
本作はツキヌが職を得てから猫と付き合うまでの、彼女の思考の垂れ流しである。
Posted by ブクログ
思ってたのとだいぶ違ってたけど、さすが西尾維新と言うべきか…
装丁の美しさに惹かれて手にしたけれど、うん、これはほんとうに奇怪な一冊だ。
多くは語れない。でもツキヌさんと同じく猫を愛する人はこの子に関わらない方がいいんだろうな。うん、すごい奇想天外。
Posted by ブクログ
表紙のヒグチユウコの絵目当てで買いました。
西尾維新は学生時代にクビキリシリーズを読破していたので、久しぶりに西尾維新作品を読見ましたが、相変わらずの作風です。
最初は西尾維新の小説が久しぶりすぎて、読みづらいなぁ…とイライラしてましたが、中盤超えたあたりから癖になる感じに変わりました。
随筆ということを念頭において読むと良いかも。
以下ネタバレに近いこと書きます。注意
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謎があっても解決はされないですし、随所に出てくる過去の話も何なのかは特に明らかにされないです。(もしかして別作品とかにでてるのかしら?知ってる方いたら教えてほしいです。)