ほしおさなえのレビュー一覧

  • 琴子は着物の夢を見る

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    八王子で着物のリユース鑑定をして暮らす琴子は着物の思いを見ることができる。雪代の祖母の銘仙の着物を預かる。雪代の祖母の過去に触れて「椿となでしこ」の交流と戦争によって引き裂かれた二人の思い。作中で語られる柿彦の先の大戦の日本に対して、戦争というものに対しての考えにハッとさせられた。琴子の両親は何者でなぜ善一夫婦に預けられ養子になったのか明かされていないのでシリーズ化するのかな。

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    2024年12月19日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    ネタバレ

    リユースの着物を扱うお店で査定をしている琴子は着物に宿る記憶が視える。そしてある銘仙の椿の着物と出会いその世界に引き込まれて夢を見る。戦前の少女の友の乙女の世界と戦争のもたらす悲劇、物にはいろいろな気持ちが詰まっている。

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    2024年12月07日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    着物に宿る記憶が視える。
    このことに固執した物語だなと思った。
    次から次へ着物の記憶を紐解きその物語を味わうという感じではなく、特異な体質を持ったことで生まれる生きにくさや持ったからこそ得られるものが琴子をどう動かすか、そういったことに重点が置かれている。
    着物が好きでそれにまつわる物語を読みたいという人には少し退屈かもしれない。

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    2024年12月01日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    ネタバレ

    シリーズ第四弾。

    連句会「ひとつばたご」での交流を通して、主人公・一葉の気付き、成長を描く連作六編が収録されております。

    一葉が働くブックカフェ〈あずきブックス〉で、イベント第二弾として、連句会メンバーでもある歌人の久子さんを招いて短歌のトークイベントを開催することに。
    その準備を進める一葉に、連句会で知り合った小説家・柚子さんから、「ひとつばたご」主宰の航人さんの過去に関わる人物についての相談が持ち掛けられて・・・。

    前巻の少女マンガのイベントに続いて、今回の短歌イベント企画も大好評!ということで、これってほしおさんの著作あるあるだと思うのですが、こういったイベント系の集客が上手くいき

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    2024年11月19日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    一葉さんの心の動きが全部文章になってるので臨場感がありますね。棗バターは2回目の登場ですが、よほどおすすめなのでしょうか。前羽田空港で売ってたと思うので今度買ってみます。

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    2024年11月17日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

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    ネタバレ

    【収録作品】
    序章
    アナホコリ
    オモイグサ
    ツヅリグサ
    ウリフネ
    ヒカリワタ

    ウツログサという植物の妖怪のようなものvs祓い師、というようなバトルもの……ではない。
    「アナホコリ」以下の各話は、ウツログサに憑かれた人たちの視点で語られる。笹目との出会いで自分に憑いているものの正体を知った「わたし」たちは、それぞれ異なる決断を下す。

    淡々とした語り口の、体温の低い物語。希望とも絶望ともちがう、ただ生きることが語られているように感じた。

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    2024年11月14日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    連句会の仲間の話で、実はシリーズ物でした(これはNo.5)。連句とは複数人で句を繋いで行くもののようですが、難しいルールが色々あり、言葉も独特で、前の句を受けているはずなのに唐突に感じる物もあり、かなりハードル高いなあと思いました。

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    2024年11月14日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    着物の記憶を見ることができる琴子さん。
    ずっしりと重い記憶をたどる夢だった。

    事実を変えることは出来ないけど
    寄り添って前に進むことはできる

    着物から聞こえる声に耳を傾けた
    不思議な思いの詰まったお話でした

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    2024年10月09日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    連句やってみたいけど、その前に毎回遠いところでも負担と感じずにお菓子を届けてる主人公すごい。

    私はなんでこんなに今時間に追われてるんだろうな、とひたすら思いつつ、連句かぁ〜いいなぁと思った。時間に追われるというより時間の捌き方だよね。

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    2024年09月30日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    読み終わった。なんだか周りの人たちのキャラのこさがすごいけど…主人公はなんだか淡いピンクのような穏やかな人。

    漫画の世界についてもでていて、私も有名な漫画を一気読みしたいなぁと思う気持ちがあるんだけど、なかなか漫画読み放題なところってないなー。
    満喫みたいだけどおしゃれカフェみたいな所があればいいのに〜。

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    2024年09月29日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    読み終わった。緩やかだけど流れている物語。主人公がポップづくりからブックカフェ店員になった。おばあちゃんのお葬式から1年、前進しつつ四季を味わえるって素敵。

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    2024年09月28日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    ほしおさなえさんの作品は、物語もさることながら知的好奇心を掻き立てられるので、読んでいてとても楽しい。今回は着物。銘仙についてとても興味を持った。

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    2024年08月26日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    タイトルや装丁から、ほわっとした内容なのかと思っていたが、意外にもなかなか読みでのある本だった。

    今回は銘仙の着物の話し。
    銘仙の着物を母に見せてもらったことがある。
    正絹の着物と違い、大胆な色柄だったことは覚えているので、椿の着物をなんとなく想像することはできた。
    秩父の銘仙館等から、銘仙について詳しく知ることができ、懐かしい着物を思い出すこともできよかったと思う。

    琴子の考えは、少し難しい部分もあったが、もう少し琴子のことを知りたくなった。
    続編を待ってみようと思う。

    2024/08/20 21:31

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    2024年08月21日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

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    蟲師の世界。文庫オリジナル作品なので、シリーズ化するのかな?序章のわたしの話がないので、続くような気もする。メインが蟲師よりは宿主の人間たちに寄っているように思う。

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    2024年08月21日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    月光荘シリーズ完結巻。

    川越の月光荘より川島町の田辺の祖父母のおうちがメインでした。
    完結巻らしく、前向きな終わり方。
    ほしおさなえさんの作品は、登場人物みんな優しい人たちなのが良いなぁと感じます。心穏やかに読める。

    蕎麦懐石とんからりのお話は切ないけれど、
    家はこの世界でなくなってしまった後も
    あちらの世界で存在し続けるということで
    マスミさんと再会できていたらいいなぁ。

    蔵カフェや
    守人と豊島さん
    田辺と石野の今後など
    もう少し先が読みたい事柄もあるから
    三日月堂シリーズみたいに
    それぞれの未来を描いた短編集出してくれると嬉しいな。

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    2024年08月21日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    ネタバレ

    【収録作品】あたらしい風/未来への手紙/自分史上最高の夕焼け/光の痕跡/「いま」と「いつか」と/連句の神さま

    シリーズ第5巻。
    静かな筆致で、少しずつ前進していく様子が描かれていて好もしい。今回は、新たな出会いが運んできた大きな動きもあり、この先が楽しみである。

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    2024年08月02日
  • まぼろしを織る

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    伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』もだけど、織物を自分の手で作るという行為にはなにか心を癒し再生する力があるのだろうか?

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    2024年08月01日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

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    【収録作品】
    第一話 記念館準備室
    第二話 誕生の日
    第三話 あたらしい場所

    シリーズ完結巻とのことで、ちょっと寂しい。
    仕事と生き方が結びついて、関わる人たちがみな前向きで、みんながこうやって暮らしていけたら、生きやすいだろうな。

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    2024年07月22日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    あずきブックスで働くようになった一葉のその後。
    秋が深まっていく中で、あずきブックスでのトークイベント、そしてひとつばたごの連中が連句の大会に参加することになる。
    そんな中、連句の大会にはひとつばたごの主宰、航人さんの元妻も参加することが分かる。
    二人が鉢合わせする形になったらと、メンバーたちが右往左往して…という展開。

    連句が出来上がっていく様子が、実況中継のように展開するのが面白い小説。
    自分ならどれを選ぶかなあ、なんて思いながら読むのが楽しい。
    一度連句会を見てみたいと思う。

    一方、小説としてのストーリーや人物設定には、やや乗りきれないものがある。
    航人さんは物語の中心人物だからやむ

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    2024年07月21日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    手紙とか書き文字を見直してみたり。

    【手漉き和紙見本帳】コロナ禍、緊急事態宣言。記念館もゼミもまともに動けない。自分の立ち位置を見失いかけた百花だが藤崎から送られてきた手漉き和紙見本帳に和紙への思いを新たにする。リモート面接で百花はただ和紙に貢献したい、そのために藤崎産業に入りたいと語る。
    【わたしたちの日常】小冊子研究会はオンライン会議で次の企画を検討していたがどうにもいい案が出てこない。そんなときとある事情でしばらく発言していなかった松下さんが久しぶりに発言した。
    【結のアルバム】卒論に取りかかった百花だが行き詰まりなぜか夫婦箱づくりに夢中になってしまう。また、コロナ禍で各種イベントが中

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    2024年07月21日