ほしおさなえのレビュー一覧
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シリーズ6作目
積読していたので、5作目から続けて読むことが出来た。
祖母を引き継いでお菓子を持って参加した連句会に足を運ぶのも2年以上の月日が経った主人公「一葉」。
他の会との交流を通して「大輔」さんと出会う。
坂道の写真が好きという共通点を持った大輔さんと一葉の父親が、写真を撮りに行ったり雑誌を出したりと
新たな動きを見せる場面には、娘を通して青春を再び動かし始め、1つの思い出の着地点を作った父親の姿が素敵だった。
一方で、連句会のメンバーや、他の会に参加する人たちと比べて、自分は何者なのか。何者にもなれない、何者かになろうともしてこなかったのではないかと悩む一葉には「それでいい。考え -
Posted by ブクログ
第一話チケットと昆布巻
主人公の竹野がなかなかとして捻くれている。
自分の仕事に満足出来ていなくて、試行錯誤中なのだと思うけど…。
でも、弓子さんの活版印刷への姿勢を見て、自分自身の仕事への向き合い方を学んでいく。
古い物の良さって何なんだろう。
私自身もわかってないなあ。
第二話カナコの歌
弓子さんのお母さんのカナコさんの物語。
カナコさんは透明感、清潔感があるとても素敵な人だ。
突然の病気で戸惑いや恐怖、残される弓子さんのこと、たくさんの思いがあったことであろう。
そして、周りの友人にも、もちろん生活があるんだけど…
友人の裕美にはもう少しカナコに寄り添って欲しかったな