言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

814円 (税込)

4pt

『活版印刷三日月堂』著者が心を込めて描く、
癒しと再生の予感に満ちた感動の人気シリーズ、第4弾!

『活版印刷三日月堂』などのヒットシリーズを手掛ける著者が、
出会い、言葉、繋がること、喪失と再生、成熟をテーマに描く、「言葉の園のお菓子番」シリーズ4巻。

亡き祖母が通っていた連句会・ひとつばたごに出合い、その縁から再び書店員としてブックカフェで働きはじめて一年弱。
本と人を繋げるイベントの企画や連句大会への参加を通して、主人公・一葉は初めてのことや不安なことに向き合い、
ゆっくりと、確実に、ひとつひとつを乗り越えていく。
そんななか、連句会のメンバーから、主宰・航人の過去と関わるある人物の情報がもたらされ──。

人と人が深くつながることが難しくなりつつある昨今、穏やかで深いつながりをもたらす「連句」という場を舞台に、
職を失ったもと書店員の20代後半の女性主人公が、自分に何ができるのか、
何がやりたいのかを問いながら、さまざまな人と出会い、
その縁に導かれながら未来へ進んでいく姿が共感を呼び、勇気をもらえるストーリー。
温かな読み味にほろりとさせる描写が溶け込んだ、優しく穏やで前向きな物語6話で構成された連作集。

変化しながら前へ進み、後ろには戻らない連句のルールとシンクロするように、
迷いながら進む道の先は新しい出来事や出会いへと繋がり、過去の痛みはいつしか豊かな可能性へと変わっていく。
温かな共感と勇気が胸に満ちる感動の人気シリーズ、待望の最新巻!


<目次>
耳を動かす
母の形の影
ひとすじの道
おもいで糸巻き堂
抜けない棘
復活祭の卵

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言葉の園のお菓子番~復活祭の卵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あずきブックスで働くようになり、新しいイベントの企画や連句大会と、シリーズが進むごとに一葉がどんどん新しい挑戦をしている姿に凄く成長を感じる!連句を作る姿勢にも慣れてきたような印象を受けた。
    そして、今作では捌きの航人さんの過去が明かされました。シリーズ第1弾だったかな?航人さんの言葉で非常に心に響

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    連句の楽しさを存分に読ませてもらいました。映画の予告編が続くような…。
    他の連句会とのつながりができたり、航人さんの過去を知ったり、一葉さんの人生が彩られていく様子にドキドキしながらも、楽しく読めました。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    言葉の園のお菓子番シリーズ(四)
    あずきブックスのイベント担当となった一葉は、歌人の川島久子さんをゲストに迎えて、参加者に短歌を作ってもらうワークショップを企画する。

    「短歌の入門書はおもしろいし歌も魅力的だけど、作るコツがわからない」

    先ずはあずきブックスのスタッフで読書会を始める。「わからな

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    航人さんの過去
    人のことを考えて生きていくと決めた彼の様が
    かっこよかった
    みんな人は最初から何かができるわけではなく
    失敗して学んで意識して少しずつできるように
    なっていく
    最後の連歌も圧巻だった

    0
    2024年06月01日

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目は、主人公が周囲の人たちの内面に触れることで紡がれるストーリー。故にぐっと連句の世界と繋がり、今まで以上に「皆で句を詠む」ことの良さが描かれていて、とてもとても良かった。

    0
    2023年09月15日

    Posted by ブクログ

    「言葉の園のお菓子番」の4冊目。
    3冊目を読んでから1年以上が経っているので登場人物や連句の式目が覚束ないのではないかと思っていたが、程よい感じに説明が入っていてそれほど戸惑わずに読めたのはありがたかった。

    今回は、睡月さんから誘われた連句の大会が物語の中心。他のグループと一緒に半歌仙を巻くという

    0
    2025年07月12日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの「言葉の園のお菓子番」
    静かに言葉を交わしながら想いが伝わり、自分の気持ちも見えてくる
    この句が好きと感じたり不思議に思ったり、読みながらふわふわと移ろっている

    静かなドキドキも良いものですね

    0
    2024年11月29日

    Posted by ブクログ

    心はいつでも生まれ変わることができる。本当だったら、嬉しい。大切な人との別れ、死別でない別れに、明確な理由がある場合は少ないと思う。大小様々な理由が綯交ぜになったときに、別れる。ほぐすことが難しくなった糸をもとに戻すにはどうすれば良いか。断ち切る?見ないふりをする?
    ほぐれた箇所を見つめ直して、着実

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    ブックカフェでのイベント責任者を任され、連句の大会に出場して新たな連句会との出会いがあった。今回の大きな出来事は航人さんの過去が明らかにされたこと。相手も航人さんも蟠りなく再会できたから良かったけど事情を知る人はドキドキだ。読んでると連句が楽しそうでやってみたいからネットで探してみようかな。今回ポッ

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    航人さんの過去。
    深いなぁ…

    連句の大会のお話もとても新鮮だった。

    歌仙「復活祭の猫」。いいなぁ…
    連句をやってみたくなりますね!(読み終わると毎回出る感想)

    0
    2024年05月29日

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