言葉の園のお菓子番 森に行く夢

言葉の園のお菓子番 森に行く夢

作者名 :
814円 (税込)

4pt

【対応端末】

  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

【縦読み対応端末】

  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

『活版印刷三日月堂』著者が心を込めて描く大人気シリーズ第三弾!
書店イベント、作家や歌人との出会いをきっかけに自分を見つめ直す一葉。
今を受け入れつつ歩を進めるその先には…静かな決意に涙し前を向ける物語。

言葉の園のお菓子番 森に行く夢 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月02日

    不思議だ。この話を読むと、自分も連句を巻いてみたくなる。短歌とか俳句とか、そんなに興味がある方ではないのに。
    いつものメンバーに加わる新メンバーもいい感じ。時代の先端を行く東京で動き回るのもよし、近くの植物園でお散歩するもよし。
    おばあちゃんオススメのわらびもち、食べてみたいな。(きな粉食べられない...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月25日

    今、いちばん好きなシリーズ。
    どうしてこんなに好きなのかなぁと自問自答してみると、言葉のふくよかさ、豊かさを登場人物のひとりひとりがそれぞれに大切に、そして楽しんでいることを感じられるからだなぁと思う。

    自分が過ごしてきた誰かとの記憶、ひとりだけの記憶を句に託す。同じように、他の人が紡ぐ言葉に、そ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月15日

    連句の世界は面白い。ルールの中で沢山の人の想像力が集まって一本の道が出来て新しい世界を作っていく。偶然の繋がりから人生が描かれていく様を優しく紡いだ物語。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月14日

    こんかいもひとつばたごの連句の会が2回分、がっちりと描写される。
    一句一句、どこで響いているのか、あるいは跳躍しているのか、考えながら追っかけていくのも楽しい。

    一葉さんがひとつばたごに通い始め、一年。
    会には新人さんもつぎつぎと現れてくる中、一首もとられなくて一葉さんが焦ったりもしているのがほほ...続きを読む

    0
    購入済み

    aki0427 2023年04月28日

    今回も連句の世界に惹き込まれてしまいました。句を作る時の心の動きが今回は描かれ、一葉の前向きな姿にそっと背中を押される気がする。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月16日

    シリーズ3作目。
    連句という形式にも慣れてきて、なるほど、こんなふうに繋げていくのか、と読者も連句会、ひとつばたご(物語の終わりで出てくるなんじゃもんじゃの木だなんて)のメンバーとしてだいぶ上手に詠めるようになってきたはず。
    登場する水羊羹は本当に美味しそう!
    いつかは食べてみたいなぁ、プルプルで、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月07日

    初めは、連句には一編の詩のようなまとまりを感じられず、戸惑いもあったのだが、ここにきて漸く良さが分かってきたように思う。
    前の句には付ける、でも二つ前の句からは遠ざける。
    連衆それぞれが持つ世界の表し方を繋げ、広げていくことで、この世界を詠む。
    その時にどの句を取るかでその一巻の方向性も変わる。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月20日

    どんどん人が増えてきた。
    しかも、出てくる人が何かすごい。
    小説家とか詩人とか、
    そんな簡単に会えないよ、普通。
    連歌っていうのもあるかもしれんが、
    東京のすごさも感じた。

    柚子さんが好きだなあ。
    これからも出てほしい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月17日

    毎度のこと、和菓子が魅力的。
    連句の作り方について、今回でようやく見えてきたと思いました。条件がたくさんあるんですね。
    同じ世界観、広い視点、前とは違う世界、恋、月、酒、宗教、季語のあるなし。など、興味深く並んだ句を眺めました。

    最後を読む直前にテレビで深大寺そばの通りや蕎麦打ちを観たので、情景が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月19日

    シリーズ第3弾。

    亡き祖母のあと、連句会・ひとつばたごのお菓子番として、通い始めた一葉。
    そのまま連句会の仲間たちとさまざまな関わり合いを持ち、ポップの仕事やブックカフェにも勤めるようになる。

    繋がりや縁を感じる物語でもあり、2弾めあたりから気持ちもグッと入り込み、わからないながら連句会で披露す...続きを読む

    0

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

だいわ文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング