ほしおさなえのレビュー一覧

  • ヘビイチゴ・サナトリウム

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    遠い昔は自分も10代の女の子だった。その頃を思い浮かべながら読んでも、彼女たちのことが理解できなかった。
    話が二転三転し、混乱した。
    この学校、人が死にすぎ。

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    2025年05月10日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    シリーズ4作目。航人さんが過去に向き合ったり連句大会に参加したり、今作も盛り沢山。過去と向き合いつつ新しい世界が広がる様が良い。あとブックカフェイベントが楽しそうで、こういうのってほんまにやってるんかな、やってたら行きたいなって興味をそそられる。

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    2025年04月27日
  • ヘビイチゴ・サナトリウム

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    初版のものを読んだ。推理が次々上書きされ、最後は何が真実だったのかわかりずらい、ところに、後書きに笠井氏が指摘していた『自分と他人の境界のくずれ』を描くことを作者は到達点にしていたのかもしれない。

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    2025年04月15日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

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    ネタバレ

    いつの間にか、このシリーズも完結していて、残り4冊を一気に読んだ。
    想像通り、記念館は川越に移転し、百花の父の雑誌に書かれていた小説が「手仕事をめぐる旅」として単行本化されることになり、絶版になっていた「東京散歩」もあらためて出版される運びとなった。
    コロナ禍を経て、こもの市も開かれ、懐かしい三日月堂や、月光荘のお話に出ていた川越の笠原紙店なども登場する。こうして川越での手仕事が一堂に介したところで大団円となる。
    一成と対立しがちだった浩介も、コロナ禍を経て和解したようだし、新入社員ばかりで記念館のオープンを任されたことも杞憂に終わり、何一つ障害なく、新しい記念館のオープンを迎えられた。皆いい

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    2025年04月04日
  • 銀塩写真探偵 一九八五年の光

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    ネタバレ

    物語の進行上、実は知り合い連鎖をし始める無理矢理感はありましたが、ちょいとだけファンタジー感で楽しめました。続編が出たら読むかも。
    父親が家庭を顧みない風の描かれ方でしたが、後半で盛り返し、実家がなくなるのは自分の人生の一部か無くなるみたいで目を背けていたみたいな感覚は少し来ました。父親がキープレーヤーでしたね。

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    2025年04月07日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    ほしおさんのちょっと前のシリーズ。これまで読んできた川越の話と共通するような優しさがこのシリーズにもある。連句はさっぱり分からないけど、読んでて感じがいい。とても私にできるとは思えないけどね

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    2025年03月30日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    とてもきれいな装丁に引かれ、さらにお菓子ときたら読むしかないっ!と思い手にとったが、あまり馴染みのない連句というのが物語の根幹で少し難しそうと思った。
    しかし読みやすく連句の世界をじっくり知ることができた。言葉の表しかたって沢山あるのだな。
    シリーズ物と知り、連句を通じてポップのお仕事も軌道に乗る一葉さんの今後と会のみんなとの関わりがどうなるのか気になる。

    登場するお菓子や土地は知っている所ばかりでさっそく言問団子を購入した。今は反対車線の歩道にある桜と梅が咲き始めていてお花見にはぴったり。少し歩いたら長命寺のお店も草餅のお店もあり、あの辺りはいわば甘味ロードだ。
    桃林堂さんなんて、昨年前を

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    2025年03月15日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    活版印刷三日月堂の番外編。
    東日本大震災から14年目の昨日、東日本大震災の描写があるシーンを目にした。
    すごいタイミングに見えない何かを感じる。
    祖母・祖父・父を見送り、この流れで活版印刷の第1弾に繋がっていったのかと本編で目にしたあれやこれやを思い出し感慨深さを味わった。
    本編に繋がっていた色んなシーンそれぞれが思い出され、本編がより奥行のある物語として存在してくれた。
    色々な人とを見送ったり、失われたものを思い浮かべたりする機会も多かったので、読み終えた今、少し淋しさを感じる読後感を味わっている。
    でも!この後ものすごく素晴らしく力強い世界が広がって行くんだよなということを思い出す。
    よし

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    2025年03月12日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    文字に実体があり触感がある
    凛とした感じもあり、優しさもあるような
    あー、いいなぁ活版印刷
    三日月堂で働きたいな

    舞台は川越
    その街の中で生きる人達の物語

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    2025年03月04日
  • 言葉の舟 心に響く140字小説の作り方

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    ほしおさなえさんはTwitter(現:X)にて140文字小説を発表しているという。140文字という制約の中で、どのように物語を紡ぐか。言葉の舟にのせて送り出すという表現が素敵。

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    2025年03月05日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    駅は出会いと別れの場所だとよく言われるが、まさしくそんなアンソロジー

    遺品整理のために祖父母の家を訪れる中学生、ブラックな職場を有給消化中のシステムエンジニア、映え駅に住む高校生、伝統芸能の家から距離を置く大学生

    誰しも喪失感を抱え、変化を受け入れ、不変を受け入れ、新たな気づきも得ながら生きている
    きっと大丈夫、そう思える作品たちだった

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    2025年02月18日
  • 言葉の舟 心に響く140字小説の作り方

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    140小説は気軽に読めるので好きなので自分でもいつか書けたらいいなと。実例を交えて解説がありわかりやすかったです。ハウトゥー本というよりは思考の仕方とか気づきとかエッセイのようでした。物語を作る楽しさって最高ですよね。

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    2025年02月17日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    シリーズ3作目。新しい分野の仕事に挑戦する一葉に綻び、一葉を見習って私も頑張ろうと思う。そして連句会にも新しい風が吹いており、変わらないようで変わっていくひとつばたごを見守っていきたい。連句とかできる気せんけど、読んでるの見るの好き。

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    2025年02月11日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

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    ネタバレ

    手芸を嗜むこともあり、モノづくりが関わる物語はジャンルを問わずに好きです。

    和紙というのは高級品というイメージが先行しており、実際に触れた経験はほとんど記憶にないです。このシリーズを読んでいると和紙を実際に見て触りたくなります。

    この巻で、主人公の和紙を巡る物語はおしまいです。藤崎さんとの関係がもしかしてワンステップ登るのかしらなんて思っていましたが、あくまでも上司と部下の関係以上同志という関係でしょうか、素敵なコンビになったと思います。
    百花の仕事に対する真面目な姿勢がそこに現れているようで恋愛関連に発展しなかったことにやや残念なようなホッとしました。(というより、そもそも新入社員で新プ

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    2025年02月09日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    ネタバレ

    菓子屋横丁月光荘、3作目。
    『歌う家』、『浮草の灯』、『文鳥の宿』

    守人の世界が広がっていくのを感じた。
    これからが楽しみ。

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    2025年02月04日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    今回のほしおさんは、器を繕う金継ぎ(というのだな。初めて知った)から始まるお話。
    夫亡き後に金継ぎをしながら暮らす祖母と、両親が離婚した後に母とともに祖母の家に越してきた高2の孫・真緒を中心にした物語は、おばあちゃんの人生の振返り+真緒の未来を模索する、それぞれの“深い旅”を中心にして、金継ぎ、とりわけ漆に関する蘊蓄を加えて、飛騨高山観光の見所を添えた作り。
    大きな起伏はなくても要所要所ではうまいこと締められる。君枝さん夫婦のカフェオレボウルを巡るエピソード、修次さんから渡されたかんざしに秘められたおばあちゃんの気持ち、修次さんの森を見てもう一度漆を掻こうと決めた谷口さんの思い、それぞれに老い

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    2025年02月02日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    連句というものをはじめて知りました。
    勤めていた書店の閉店により無職になってしまった一葉。亡き祖母の遺言から、通い始めることになる連句の会「ひとつばたご」での人との出会いや連句との出会いで広がっていく一葉の世界。
    心温まるお話でした。

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    2025年01月26日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    シリーズ2作目。連句会に通う一葉が会をきっかけに新たな職についたり、亡き祖母の一面を知ったりと少しずつ変わっていく。会員の旦那さんが亡くなった時の各々の心配りが温かく、しんみりとしつつもその会に心を揺さぶられる。人と人との繋がりが沁みる

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    2025年01月19日
  • まぼろしを織る

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    染織工房を営む叔母の家に居候をする槐と綸の話。ちょうど藍染体験をしてたから分かる、という共感が嬉しい。機織りしてみたくなる。そして明確な目標や誇れる何かがなくても生きていくことを肯定してくれる。機織りの音が聞こえるかのような空気感が伝わり好き。

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    2025年01月16日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    続き物の第5段。
    だんだんゆっくりと内容が薄くなってきたような気もするけど。
    文芸フリマや同人誌作りって面白そうだけど、なんだか登場人物たちは人生に余裕があっていいなぁと思っちゃうな。子育て中の私にはなんだか、時間の流れがちがっていいな、私もいつか俳句、連句ってやってみたい。

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    2025年01月03日