ほしおさなえのレビュー一覧
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今回のほしおさんは、器を繕う金継ぎ(というのだな。初めて知った)から始まるお話。
夫亡き後に金継ぎをしながら暮らす祖母と、両親が離婚した後に母とともに祖母の家に越してきた高2の孫・真緒を中心にした物語は、おばあちゃんの人生の振返り+真緒の未来を模索する、それぞれの“深い旅”を中心にして、金継ぎ、とりわけ漆に関する蘊蓄を加えて、飛騨高山観光の見所を添えた作り。
大きな起伏はなくても要所要所ではうまいこと締められる。君枝さん夫婦のカフェオレボウルを巡るエピソード、修次さんから渡されたかんざしに秘められたおばあちゃんの気持ち、修次さんの森を見てもう一度漆を掻こうと決めた谷口さんの思い、それぞれに老い -
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ネタバレシリーズ第四弾。
連句会「ひとつばたご」での交流を通して、主人公・一葉の気付き、成長を描く連作六編が収録されております。
一葉が働くブックカフェ〈あずきブックス〉で、イベント第二弾として、連句会メンバーでもある歌人の久子さんを招いて短歌のトークイベントを開催することに。
その準備を進める一葉に、連句会で知り合った小説家・柚子さんから、「ひとつばたご」主宰の航人さんの過去に関わる人物についての相談が持ち掛けられて・・・。
前巻の少女マンガのイベントに続いて、今回の短歌イベント企画も大好評!ということで、これってほしおさんの著作あるあるだと思うのですが、こういったイベント系の集客が上手くいき -
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月光荘シリーズ完結巻。
川越の月光荘より川島町の田辺の祖父母のおうちがメインでした。
完結巻らしく、前向きな終わり方。
ほしおさなえさんの作品は、登場人物みんな優しい人たちなのが良いなぁと感じます。心穏やかに読める。
蕎麦懐石とんからりのお話は切ないけれど、
家はこの世界でなくなってしまった後も
あちらの世界で存在し続けるということで
マスミさんと再会できていたらいいなぁ。
蔵カフェや
守人と豊島さん
田辺と石野の今後など
もう少し先が読みたい事柄もあるから
三日月堂シリーズみたいに
それぞれの未来を描いた短編集出してくれると嬉しいな。