ほしおさなえのレビュー一覧

  • 銀塩写真探偵 一九八五年の光

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    おもしろい設定。
    続編期待です。というか本作が「きっかけ」が語られたスピンオフ的な印象を持ってしまいました。

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    2022年08月16日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    シリーズ第四作の「故郷の色 海の色」を入手できず、先にこちらを読む。

    記念館はどうやら閉館することが決まったらしい。

    この巻では、小冊子研究会で小川町に紙すきを見学に行くところから始まる。
    そこで出会った指導員の岡本さんは、本職は料紙を作る職人さんで、墨流しの技術を持つ。
    そんな縁で、墨流しを使った文箱を、最後のワークショップで作ることに決まる。
    ところが、新型コロナウィルスが流行し始め、紙を扱う藤崎産業にも大きな影響が出始める。

    小冊子研究会のメンバーたちの遠足の様子は、読むのは楽しいが、莉子以外、正直もはや誰が誰だか…。
    しかも、菓子屋横町月光荘のシリーズとの混線してきたし。

    今回

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    2022年08月04日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    シリーズ第2弾。

    亡き祖母が、通っていた連句会・ひとつばたごのお菓子番を引き継ぐようなかたちで参加している一葉。

    少しずつ、ゆるやかに連句会にも慣れ、そして連句メンバーからの繋がりでポップの仕事も楽しんでいる。

    今回も、新たにメンバーからの紹介で昔、祖母と行ったことのある書店が、ブックカフェ(あずきブックス)に変わりバイトを探しているとのこと。
    縁とは不思議なもので、とんとん拍子に話も進み週4日勤めることになる。

    ポップの仕事とブックカフェの仕事、そして連句会。
    仕事も私生活も少しずつ実ってきた感がある。

    連句会では、別れと出会いもあり、そして自分の知らない祖母を知る。
    孤独な月たち

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    2022年07月31日
  • ものだま探偵団 ふしぎな声のする町で

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    モノの声が聞こえるという設定なのでともするとただのファンタジーになってしまいますが、謎解きのロジックはなかなか面白いつくりになっています。
    まだエピソードはあるようなので、続巻の文庫化も楽しみにしています。

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    2022年07月31日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    4作目から読むという笑。。。三日月堂リンクに魅かれたのはあるんですが笑。

    この人のというか、活版や紙もの、万年筆とか自分にドンピシャな中身に魅かれてるんだろうなぁ。。。

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    2022年07月28日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    水引とガラスペンとインクが心に残る。
    水引は『結(ユイ)』のためのもの。結とは助け合いの心。誰かが助けを求めたら、自分のことを置いても助ける。
    ガラスペンが欲しくなった。そういえばあな?万年筆が好きだった。卒論も万年筆で書いたっけ。

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    2022年07月26日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    本編の番外編で、本編より少し短いお話が7編入ってました。全て本編に出てくる方々の『過去』のお話です。

    本編の裏側を見ることが出来て嬉しかったです。本編ではもう亡くなってたりする方々の目線でお話が進んだり。「あのエピソードの時こう感じてたんだ」とかがわかったり、より深く楽しむことが出来ました。

    弓子さんの弓子さんのご両親の馴れ初めや弓子さんに対する想いと願い…弓子さんの祖父母の想いや気持ち…。幼い頃から弓子さんはとても愛されていたんだなと思ったら胸の奥がポカポカして、嬉しくなりました❥

    切ない気持ちにもなるけれど、それが日常の一コマなんだなと思いました。

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    2022年07月26日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    生と死は隣同士。
    今、生きている人がずっとそこにいることはない。

    だからこそ、その人の生きた証を
    どう形作るのか。
    その人の思いもあるし、
    周りの人たちの思いもある。

    悲しい話なのに、美しい話。

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    2022年07月17日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    いつも数値の睨めっこしている仕事のせいか、
    漆を生き物とみなして働く人たちに
    ぼんやりとした憧れが。
    大変に決まってるけど、カッコいい。

    家族の話なんだけど、
    印象に残ったのはこっち。

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    2022年07月10日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    和紙の灯りとか、和紙のグッズが欲しくなります。
    『紙はむかしから強い力を宿すものだった』
    「人はみんなひとりなんだ。だから生きているあいだは、まわりにいる人といっしょに過ごそう。」

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    2022年07月05日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    ネタバレ

    活版印刷三日月堂とも関連してきて、著者の世界が広がっていく。大学生の進路問題も具体化してきて、こうやって行き方を決められる人は幸せだと思う。

    そして、こういう生き方ができるかもしれないのは、平和だから。残念乍ら、必需品ではないんだ。人の心に余裕を生むものだけれども、人の心に余裕がないと生み出せないもの。こういうものを大切にしたいという人の思いが吹き飛ばされないくらい集まればいいのだけれども。

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    2022年07月03日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    番外編と知らずに読む。
    何とも悲しく切ない話。
    本編には、希望はあるのだろうか。

    悲しく切ないけど、
    無性に本編を読みたくなった。

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    2022年06月26日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    かなり専門的情報が増えてきて、なんどふりがなを見ていても覚えられない。
    何度も「もうすぐ閉館」という言葉が出てきて、どのように閉館するのかと思いきや…
    百花さんは、残念で不安でしょうね。

    ワークショップや百花の体験すること、見てみたい!と気になります。

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    2022年06月20日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    川越を舞台にした、やさしく懐かしい感じのする物語。
    出てくる登場人物がみんな素直で一生懸命で、こんなふうに生きられたらいいのにな、と思わせる。哀しい部分はあっても凄惨さやダークな感じはなく、安心して読むことができる。

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    2022年06月07日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    ものづくり、手仕事の奥深い魅力がますます伝わってきますね。

    ただ・・・物語にまで反映させることはないじゃないかって思ってしまったのも事実。これを好機に変えるアイデア・展開が準備されているんだろうとポジティブに捉えて次作を待とう。

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    2022年05月31日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    清瀬駅、鎌倉高校前駅、下灘駅、京都駅。
    それぞれの駅にまつわる心優しいアンソロジー。
    清瀬駅以外は、美しい風景も目に浮かぶようで、疲れた心にはとても染みる。
    手に取った理由はほしおさなえの作品が収録されているからで、それ以外の作家さんは初読み。
    そして、意外にもほしお作品以外がとても良かった。
    特にお気に入りは下灘駅を舞台にした「どこまでもブルー」。
    作品にも描かれているが、鉄道ファンならば知らない人がいないと言ってもいいくらい絶景の下灘駅。
    その下灘駅を日常的に利用する地元の人に移る観光客の描写が絶妙だったが、後半描かれる主人公の亡くなった母の想いがとても切なかった。
    「クジラ・トレイン」以

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    2022年05月30日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    このシリーズ4冊目。またまた配偶者のほうが先に読み終えた。

    第一話が「活版印刷」って。三日月堂、きた~!
    毎回ここまで必要かと思うのだけど、今回もじっくりと川越の観光のことが描かれて、どさくさに紛れて月光荘まで出てたね。
    活版印刷やそれが好きな人たちのことか書いてあるだけでじんわりくる。弓子さん、出掛けていて出てこないかと思っていたら帰ってきたのでニンマリ。

    そこも含めて今回は、百花も大学3年生になりそろそろ卒業後のことを考え始めなければならず、一方で記念館が入っている建物の売却も本決まりになりその行く末も気にかかる、そんな心持ちが色々な出来事や人との会話を経て深められていく様が描かれて、

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    2022年05月29日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    ここでも民藝運動に出会えて嬉しい
    関連本に出会えて行く楽しさ
    柳宗悦 芹沢銈介 手仕事は心の仕事
    布染色でやってみたいのは板締めなんだけど
    和紙の世界にもあるとは!確かにありそう いいよね(^^)

    「西本願寺本三十六人家集」って国宝展にあったかも?書は分かんない世界だったけど美しい筆跡が興味深かった
    書かれている和紙に関わった手仕事まで想像できなかった
    ちょっと悔しい

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    2022年05月21日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    シリーズの5作目。

    第一話 ぴっかり千両
    第二話 墨流しと民藝
    第三話 春霞の小箱

    ふじさき記念館も残すところ半年ほどで閉館する。

    そんな中、百花は夏休みにサークル遠足として東秩父へ和紙の紙漉き体験へと出かける。

    古い町並みや趣きある鄙びた雰囲気を存分に楽しみながらも滲み出る歴史の厚み、時の流れの儚さを思い貴重な体験をする。

    体験して得るものは、価値があり何ものにも代え難い貴重なものとして残るだろう。

    この中で、「西本願寺本三十六人家集」を知る。
    三十六歌仙の和歌を集めた装飾写本であり国宝だと。
    歌を読み学ぶためのものであり、美しい筆跡を味わう。
    初めて知り得ることが多くて勉強にな

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    2022年05月21日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    幸せな気分になったりほっこりしたりするお話ではない少し切なさも感じるお話たちなんだけど、読んだあとは穏やかな気持ちになれる。

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    2022年05月16日