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ふじさき記念館にインクメーカーとガラスペン作家によるコラボ企画が持ち込まれる。館長の一成は百花に協力を頼むが、「インク沼」と言われるほど人気のカラーインクに百花自身すっかり魅了されてしまう。商品のネーミングに悩む百花。ある夜、母の冬海から百花の父親の遺品である万年筆を渡される。作家だった父との会話を懐かしく思い出した百花は、自分の名前の由来が童謡「春の小川」だと知らされる。そして、企画会議で百花の出した童謡のタイトル案が採用され、カラーインク単独でも商品化され発売されることに! しかし、製造数が上がったことで藤崎の本社の営業部、一成の従兄弟浩介からの横やりがまたしても入り、企画が本社案件になってしまい……!? 紙に書く、思いを書く。そして、伝わる優しい絆。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2021年07月23日
紙屋ふじさき記念館シリーズ 三冊目
第一話 結の里
第二話 水引の雛飾り
第三話 カラーインクと万年筆
第一話は、百花のお母さんの生まれ故郷、長野の飯田が舞台
ほしおさなえさんのお話しは、いつも知らない場所や知らないものの世界のことを、詳しく知れる
ガイドブック !!
新作が 2021年08月...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月27日
キャラクター小説風の表紙を見ていると、主人公の百花と館長の一成の間のラブストーリーなのかと思ってしまうが、少なくとも今のところはそうではない。
百花が、熱心さのあまり、一成に対抗意識さえ持ってしまうのが意外な展開。
持ち前のセンスと器用さで、和紙の記念館のバイトの範囲を超えて活躍する女子大生、百花...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月17日
第3弾。
百花は、年末年始に母の実家である飯田市へ…。
そこで祖母に水引きを教わる。
水引きとは、熨斗で使っているもの、としか印象になく一般的な紅白、黒白、黄白くらいだと思っていたが、最近では、カラーも豊富に使っている熨斗もある。
ただ小物を作るのは、かなり技術が必要だろう…と。
もちろん誰かの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月06日
思い出のある物を手元に置いておくかどうか?
五木寛之氏は記憶を留めておくために必要だから処分しないそう
記憶の依り代としての価値があるから→断捨離反対派
でも
新しい物を取り入れるために
過去のものを代償にしなければいけないーそんな時もある
主人公の祖母の場合は今まで住んでいた家
簡単には手放す気...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月18日
シリーズ3作目。紙好きなので、紙や紙小物の話や、商品作りについて、毎回ワクワクしながら読んでいる。人と人のつながり「結」についての話が良かった。「みんなどこかでつながってるし、人の役にも立ってる。」記念館でアルバイトしている主人公・百花のおばあちゃんが素敵。
最後のカラーインクと万年筆の話は、私も以...続きを読む
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