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Posted by ブクログ 2024年03月02日
思わず百花の気持ちに入り込む感じ。
いよいよ卒業、そして藤崎産業入社。
コロナのことが日に日に遠くなる中で、そうだった!とあの頃の日常が思い出されてきた。
和紙への興味は尽きないが、私個人は水引に心惹かれて、梅結びに挑戦するようになった。飯田から水引も取り寄せた。
私の楽しみが一つ増えたことに感謝し...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月29日
春霞の小箱から世相を反映した内容になっていて、記念館の閉館は新型ウイルスの影響でイベントが中止。淡々と片づけ、そのうちに緊急事態宣言なんてものが発出され、大学最後の年は不穏な始まりを迎えた百花。家族がいるからなんとか家だけの生活でもなったけれど、一人暮らしの大学生にはかなりきつい期間だっただろう。
...続きを読む
物語が現実を追うようにコロナ禍に突入。閉塞感に包まれ苦しみながらも手探りで模索するサークル活動と人と人の繋がりを考えられた巻だった。
Posted by ブクログ 2024年01月21日
『菓子屋横丁月光荘』シリーズが完結し、そちらを読み終わった。
その間、こちらのシリーズも買って手元にあったけれど、いったん封印。
話が混線しそうな気がしたから。
作中にもコロナ禍が起こる。
当時の自分などは、職も住むところの心配もなく、暢気なものだったと思っていたが、本書の記述を読んで、なかなかつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月10日
シリーズ6作目。
記念館閉館イベントが、コロナの影響で中止になり百花は慣れないリモート環境下で卒論と就活に取り組むことに。
第一話 手漉き和紙見本帳
就活に苦戦していた百花の元へ和紙見本帳が届き、改めて伝統を守るということの大切さに気づかされ、最終面接を乗り越えて内定をもらう。
ひたむきに頑張...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月19日
コロナ禍の学生の卒論、就活、サークルの実態。
活動を制限された中での人は、不安定になって…
今回は何もできない中で作り出していく事について、どう気持ちを切り替えるか、百花の心理描写がたくさん出てきた。
それでも、この学校、このサークル、このゼミは恵まれている。
残念だったのは、百花の作った箱、アル...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月02日
コロナ禍の始まりは、こんな風だったなぁと思い出しながら読んだ。
それまでの当たり前が当たり前でなくなった日々。
不要不急の外出は禁止。それでも勉強や仕事はしなくてはならない。
世の中が停滞と変化を同時に求められたもどかしい時期。
学生さんは、特に気の毒だった。
百花はまさに学生さんで、その中で卒論や...続きを読む
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