言葉の園のお菓子番 孤独な月

言葉の園のお菓子番 孤独な月

770円 (税込)

3pt

二十六歳で職を失い、亡き祖母の縁で連句会・ひとつばたごに通いはじめた一葉。書店員の経験を生かし、自分にできること、自分にしかできないことを探しながら手探りで働き始めるなか、連句メンバーから意外な仕事の打診を受け……。
ひとりひとりの心を映した言葉と言葉が響き合い、連なり変化していく連句のように、人と人が、想いと想いが、仕事と仕事が繋がり、その先の道へと光を放つ――。
別れと出会い、悲しみと喜びが静かに心を満たし、前を向く勇気をもらえる感動の人気シリーズ、待望の第二弾!

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言葉の園のお菓子番 孤独な月 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月13日

    ひとの繋がりと言葉の繋がり。
    込められた想いを汲み取る為には、色々な人と話すことが大切だと改めて思えました。
    「自分」は一人だけど、独りでは無いんですね。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月07日

    第1弾でも感じていたが、装丁がキレイ。でも、第2弾はタイトルが不穏?!「誰もが抱く悲しみに寄り添う」とは?
    どれも連句に関係した言葉だった。孤独な月を包み込む治子さんの役割。連句は難しそうだけれど、歳時記を片手に考える姿は美しいと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月02日

    人の繋がりとか、日本語の美しさとか面白さとか、'触れる'部分がたくさんあります。
    ここで完結するのがベストなのではと思いつつ、まだまだこの物語を読み続けたくもあり・・・

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    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    「言葉の園のお菓子番」の2冊目。
    仕事が忙しくて、主な読書時間たる通勤電車の中でも目を瞑って頭を休ませたい感じで、なかなか本読みが進まずだったが、ゆるゆると進むこのお話は今の状況にはちょうど良かったかも。

    今回も連句会を中心に、一葉が用意するお菓子やお茶、彼女の仕事(ポップの仕事に加えてブックカフ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月06日

    シリーズ2作目
    連句を通じて人との結び付き、関わりが主のお話し。

    連句会での出会いが更に広がりを見せていく今作。
    言葉を紡いでいく連句になぞらえて、縁を繋げていくのが凄く好き。
    今作は特に「命」が散りばめられていたけれど、亡き人を想い産まれてくる命を想う。
    例えいま1人だとしても「独り」ではないん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月17日

    連休最終日、あまりの暑さに、せめてお気に入りのシリーズを読もうと思い立つ。

    久しぶりの一葉さん。
    連句結社ひとつばたごの人たちとのつながりで、めでたく身の振り方も決まる。

    この巻では、三回の句会が行われる。
    歌仙(一つだけ半歌仙)ができあがるまで、それぞれの人の近況や過去が語られ、まさに「座」談...続きを読む

    0

    2023年04月28日

    出来事・事件はあっても静かな小説。連句と素敵なお菓子で構成された連作短編、優しい時間の流れを感じられて暖かい気持ちになる

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月19日

    2冊目だけど、連歌難しい。
    よく付いてる、これは付きすぎの加減が
    さっぱり分からん。
    正直、話の筋よりもそっちが気になる。
    江戸の方々は高尚な遊びをしてたんだなあ。

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    Posted by ブクログ 2023年02月12日

    前作から気になっていたのだけど、一葉ちゃんが持っていくお菓子代は払ってもらってるんだろうか。大きなお世話だろうけど会費の話題とか出てこないから気になっちゃう。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月31日

    シリーズ第2弾。

    亡き祖母が、通っていた連句会・ひとつばたごのお菓子番を引き継ぐようなかたちで参加している一葉。

    少しずつ、ゆるやかに連句会にも慣れ、そして連句メンバーからの繋がりでポップの仕事も楽しんでいる。

    今回も、新たにメンバーからの紹介で昔、祖母と行ったことのある書店が、ブックカフェ(...続きを読む

    0

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