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二十六歳で職を失い、亡き祖母の縁で連句会・ひとつばたごに通いはじめた一葉。書店員の経験を生かし、自分にできること、自分にしかできないことを探しながら手探りで働き始めるなか、連句メンバーから意外な仕事の打診を受け……。
ひとりひとりの心を映した言葉と言葉が響き合い、連なり変化していく連句のように、人と人が、想いと想いが、仕事と仕事が繋がり、その先の道へと光を放つ――。
別れと出会い、悲しみと喜びが静かに心を満たし、前を向く勇気をもらえる感動の人気シリーズ、待望の第二弾!
Posted by ブクログ 2023年11月12日
「言葉の園のお菓子番」の2冊目。
仕事が忙しくて、主な読書時間たる通勤電車の中でも目を瞑って頭を休ませたい感じで、なかなか本読みが進まずだったが、ゆるゆると進むこのお話は今の状況にはちょうど良かったかも。
今回も連句会を中心に、一葉が用意するお菓子やお茶、彼女の仕事(ポップの仕事に加えてブックカフ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月06日
シリーズ2作目
連句を通じて人との結び付き、関わりが主のお話し。
連句会での出会いが更に広がりを見せていく今作。
言葉を紡いでいく連句になぞらえて、縁を繋げていくのが凄く好き。
今作は特に「命」が散りばめられていたけれど、亡き人を想い産まれてくる命を想う。
例えいま1人だとしても「独り」ではないん...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月17日
連休最終日、あまりの暑さに、せめてお気に入りのシリーズを読もうと思い立つ。
久しぶりの一葉さん。
連句結社ひとつばたごの人たちとのつながりで、めでたく身の振り方も決まる。
この巻では、三回の句会が行われる。
歌仙(一つだけ半歌仙)ができあがるまで、それぞれの人の近況や過去が語られ、まさに「座」談...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月31日
シリーズ第2弾。
亡き祖母が、通っていた連句会・ひとつばたごのお菓子番を引き継ぐようなかたちで参加している一葉。
少しずつ、ゆるやかに連句会にも慣れ、そして連句メンバーからの繋がりでポップの仕事も楽しんでいる。
今回も、新たにメンバーからの紹介で昔、祖母と行ったことのある書店が、ブックカフェ(...続きを読む
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