ほしおさなえのレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    表紙の女性は、弓子さん?
    縁と時系列が繋がっている。
    ほっこり系のお話。
    悪い人も出てこないし、読み後も良いです。

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    2021年09月07日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    ネタバレ

    『紙屋ふじさき記念館』その2。

    アルバイトとして記念館で働くことになった百花。一成の祖母・薫子から話を聞いたり、美濃和紙の里で紙漉きの工程を体験したりと、ますます和紙の奥深さに惹かれていく。
    ある日、一成の従兄で現社長の息子、藤崎産業の後継者と目される浩介が顧客の彫金デザイナーを伴って記念館を訪れる。
    一成への対抗心から、「和紙は過去のもの、記念館は不要」と公言してはばからない浩介の態度に、これまで面倒を避けるだけだった一成も、記念館を存続し、和紙の文化を継承しなくてはならないと宣言。
    百花とともに、新しいパッケージデザインや書店とのコラボレーションに積極的に関わるようになり…


    前作は、

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    2021年08月26日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    失われようとしつつあるものへの視点がいい。
    優しい、温かい、理解したい、時間がかかる、向き合うのが怖い、目を反らしたい。
    どれも否定しない。

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    2021年08月13日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    思い出のある物を手元に置いておくかどうか?
    五木寛之氏は記憶を留めておくために必要だから処分しないそう
    記憶の依り代としての価値があるから→断捨離反対派

    でも
    新しい物を取り入れるために
    過去のものを代償にしなければいけないーそんな時もある
    主人公の祖母の場合は今まで住んでいた家
    簡単には手放す気持ちにはなれなくて寂しい気持ちになっていた
    過去に亡くなった人も含め本当のところ前のものは取り戻せないから
    自分もそう考えて前に進んでいくことを選択したい

    “はじまったものはいつか終わる。けどそれは、はじまらなかったのとはちがうんだよね。終わったものも胸のなかでは生きてる。”

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    2021年08月06日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    家の声が聞こえる守人。今回はどんな声が聞こえるのだろうか。
    二軒家を資料館にするため、川越の人たちがボランティアで作業にあたる。三日月堂の柚原さんが仕切ってる!
    田辺さんのおばあさまとの対面で、ようやく守人にも理解者が!文鳥に導かれてたどり着いた先には・・

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    2021年07月31日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    いつもほっこりする作品で毎回読むのが楽しみ。
    しかし、商品が売れたり主人公の案が通ったりと成功話しかないのが気になる点。
    そういつもうまくいかないよ、といいたくなる。

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    2021年06月11日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    シリーズ第四弾。

    活版印刷所「三日月堂」をめぐるシリーズも、この巻で本編完結との事で、一巻からの登場人物達が次々と登場するのも感慨深いですね。
    登場当初は、運送会社でバイトをしていた弓子さんもすっかり三日月堂店主として板についてきた感じです。何より三日月堂という印刷所が、訪れる人達に気づきや癒しを与える場所になっていますよね。
    この巻のハイライトは水上さんの本づくりの場面かと思うのですが、今まで三日月堂に関わってきた人達に加えて、水上さんの旧友の方々が一丸となって“活版印刷で本を作る”という、とんでもなく手間がかかることに取り組む様子に胸が熱くなりました。(でも楽しそう!)
    このシリーズに出

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    2021年06月08日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    再読。母や娘との関係を見つめ直すきっかけにもなる本。繋ぐこと、伝えていくことについて考える。ほしおさんの目線がとても優しい。

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    2021年06月06日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    川崎、菓子屋横丁という言葉に惹かれて購入。
    仙人みたいな主人公が、縁あって川越の菓子屋横丁で月光荘の管理人に。家と家族の物語。
    三日月堂に出てきた桐一葉が登場して、にんまりした。

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    2021年06月04日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    紙の博物館でアルバイトすることになった百花。愛想のない一成と一緒にいるのは気づまりだが、できることを一生懸命やっていく百花。看板を外に出すと、来館者が来るようになった。掃除をするうちに、たくさんの和紙を見て、ますます和紙にのめり込んでいく・・・。
    出会う人が、お父さんの小説のファン率が高すぎてちょっと不自然に思ってしまったけど、その物語からもいろいろなものが生み出されていく。
    百花があれこれ作ってみる、その手触りが伝わってくる。頭の中だけで考えたものではなく、実際に作ってみることで生まれる和紙のリアル。
    百花が将来何を選択するかも気になるが、地図や立花ゼミの出現も、気になる。いとこがいる本社と

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    2021年05月29日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    ほしおさなえさんの、手仕事のシリーズ。今回は、和紙。
    廃れていく和紙産業をなんとかしたいと願う、藤崎薫子が作った紙の博物館。そこで働く孫の一成は、和紙には殊の外思い入れを持っているが、何しろ愛想がないので接客には向いていない。定期的に開かれる「紙こもの展」でもブースは賑わう事がない。そこに紙小物の好きな百花が加わって・・・。
    百花の発想を、形にしていく一成と、百花を支える大学のメンバーたち。和紙職人や、創作活動をする人たちの熱も伝わってきます。
    手仕事というジャンルで描き続けるほしおさん、ご自身も活版印刷と和紙の紙小物を手掛けていらっしゃるようです。
    好きなものを、形にする。それは文学でも同じ

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    2021年05月29日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    ネタバレ

    紙好きな女子大生が、イケメンだけど無愛想な上司がいる寂れた和紙の記念館でバイトをする話。

    主人公のアイディアを基にした和紙を使ったこものが、認められて記念館を段々と盛り上げていく。

    上手く行き過ぎな感じもしますが、何の取り柄もないと思っている主人公が、好きなものでやりたいことを少しずつ見つけていっている姿は、応援したくなります。

    カバーは確かに電車の中で読むのは少し恥ずかしいですね。内容には合っているのですが。

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    2021年05月17日
  • 空き家課まぼろし譚

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    不思議な能力をいつ使うだろうか

    汀さんに備わっている不思議な能力をもし自分が持っていたら、
    どの写真に対していつ使うのだろうか?

    汀さんは物語りの最後に出てきたあの写真にいつ不思議な能力を使うのだろうか?

    どちらとも幸せな景色が見える!

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    2021年05月15日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    ほしおさんの作品は、ここ数年たくさん読んできた方だと思う。
    読む前は、主人公が家の声を聴くことができる力を持っているという設定に引いた。
    が、読み終わってみると、主人公遠野守人の生い立ちが丁寧に描かれ、ファンタジー設定が浮いていない。
    そこはさすがだなあ、と思った。

    三日月堂シリーズと同様に川越の町が舞台。
    前よりも町が丁寧に描かれているような気がするが、それは一連のほしお作品で私が教育されたからか?

    古民家をリノベーションしていく話。
    何だか「ふるカフェ ハルさんの休日」を見ている気分になる作品。

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    2021年04月29日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    シリーズ3作目。紙好きなので、紙や紙小物の話や、商品作りについて、毎回ワクワクしながら読んでいる。人と人のつながり「結」についての話が良かった。「みんなどこかでつながってるし、人の役にも立ってる。」記念館でアルバイトしている主人公・百花のおばあちゃんが素敵。
    最後のカラーインクと万年筆の話は、私も以前「インク沼」にはまりかけたことがあるので、あるある!と思いながら読んだ。ちょっと弱気だけど、毎回がんばって一生懸命考えアイデアを出す百花の成長も良い。

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    2021年04月18日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    今回は生と死がテーマなのか。
    死を意識するから生があり、生きていればいずれ必ず死が訪れる。

    いなくなってしまった人に対し、あの人が生きていれば、と思うことは多い。
    でも今現在も其処此処にその軌跡は残っているし、自分の心にも生きている。
    そんなことを強く感じた。

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    2021年04月16日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    あわゆきのあとが特に良かった。自分も小さい頃感じてた死への恐怖をすごく的確に表現されてて、子どもの気持ちも親の気持ちも丁寧に書かれていた。泣けた。
    心理描写が上手いなぁ。

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    2021年04月14日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    ほしおさんらしい、伝統工芸とそれにかかわる人々を温かく描いた小説。

    今回は少女時代を飛騨高山で過ごした縁で金継ぎをする女性千絵と、キャリアウーマンの娘結子、そしてその娘の高校生真緒の三代を軸に展開する。

    金継ぎの技はもちろん、漆の特性、春慶塗の特徴、そして最近の漆畑を守る人々のことまで、丁寧に描かれる。

    夫の浮気を耐え忍び、金継ぎにのめり込んだ千絵の世代から、女性の生き方が移り変わっていくことも、一つのテーマのようだ。

    ちょっと残念だったのは、語り手の個性がわかりにくいことか?
    三世代の女性たちが、章ごとに語り手を務めるのだけれど、ぼんやり読むと語り手は誰なのかわからなくなってしまう。

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    2021年03月29日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    なんだか偶然なんだけど
    ここ最近3冊連続で孫娘andおばあちゃんの本です
    人生の終わりを考えるこの頃なので
    無意識に選んじゃったか?本に呼ばれたか?不思議な感じ

    ほしおさんの工芸シリーズのような小説は
    その土地を旅しているようでいいですね
    自分は孫娘とおばあちゃん、どちらの立場にもなれる

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    2021年03月15日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    和紙の世界

    シリーズ第3作目。今回も和紙に纏わるエピソードがたくさん盛り込まれ紙も言葉も強くて暖かい。百花の世界が広がっていく物語、この優しい人達の集まるほしおワールドは、やっぱり素敵です。

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    2022年09月28日