ほしおさなえのレビュー一覧

  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。連句会に通う一葉が会をきっかけに新たな職についたり、亡き祖母の一面を知ったりと少しずつ変わっていく。会員の旦那さんが亡くなった時の各々の心配りが温かく、しんみりとしつつもその会に心を揺さぶられる。人と人との繋がりが沁みる

    0
    2025年01月19日
  • まぼろしを織る

    Posted by ブクログ

    染織工房を営む叔母の家に居候をする槐と綸の話。ちょうど藍染体験をしてたから分かる、という共感が嬉しい。機織りしてみたくなる。そして明確な目標や誇れる何かがなくても生きていくことを肯定してくれる。機織りの音が聞こえるかのような空気感が伝わり好き。

    0
    2025年01月16日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

    Posted by ブクログ

    続き物の第5段。
    だんだんゆっくりと内容が薄くなってきたような気もするけど。
    文芸フリマや同人誌作りって面白そうだけど、なんだか登場人物たちは人生に余裕があっていいなぁと思っちゃうな。子育て中の私にはなんだか、時間の流れがちがっていいな、私もいつか俳句、連句ってやってみたい。

    0
    2025年01月03日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    八王子で着物のリユース鑑定をして暮らす琴子は着物の思いを見ることができる。雪代の祖母の銘仙の着物を預かる。雪代の祖母の過去に触れて「椿となでしこ」の交流と戦争によって引き裂かれた二人の思い。作中で語られる柿彦の先の大戦の日本に対して、戦争というものに対しての考えにハッとさせられた。琴子の両親は何者でなぜ善一夫婦に預けられ養子になったのか明かされていないのでシリーズ化するのかな。

    0
    2024年12月19日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リユースの着物を扱うお店で査定をしている琴子は着物に宿る記憶が視える。そしてある銘仙の椿の着物と出会いその世界に引き込まれて夢を見る。戦前の少女の友の乙女の世界と戦争のもたらす悲劇、物にはいろいろな気持ちが詰まっている。

    0
    2024年12月07日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    着物の持つ記憶が視える琴子。
    両親を失い、養父母のもとで育ち、叔母、甥の関係である柿彦だけが琴子の力を知っている。
    しかし、琴子は着物の記憶を探ることで疲弊し、その世界から戻れないかもしれない危うさも持つ。
    琴子の生きづらさ、柿彦以外本来の自分を見せられず、世間から少し距離を置く姿は静かだが、
    少し寂しく感じる。
    色々な着物の遍歴を辿る話と思ったが、たつ子の銘仙の着物だけに向き合う話だった。
    銘仙の着物を持っていたので、その歴史がわかって興味深かったが、たつ子の着物が持つ記憶は、時代的に想像のつくものだったので、もう少し掘り下げても良かったかも。
    しかし、戦争のもつ残酷さが着物にも記憶として持

    0
    2026年03月29日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    着物に宿る記憶が視える。
    このことに固執した物語だなと思った。
    次から次へ着物の記憶を紐解きその物語を味わうという感じではなく、特異な体質を持ったことで生まれる生きにくさや持ったからこそ得られるものが琴子をどう動かすか、そういったことに重点が置かれている。
    着物が好きでそれにまつわる物語を読みたいという人には少し退屈かもしれない。

    0
    2024年12月01日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第四弾。

    連句会「ひとつばたご」での交流を通して、主人公・一葉の気付き、成長を描く連作六編が収録されております。

    一葉が働くブックカフェ〈あずきブックス〉で、イベント第二弾として、連句会メンバーでもある歌人の久子さんを招いて短歌のトークイベントを開催することに。
    その準備を進める一葉に、連句会で知り合った小説家・柚子さんから、「ひとつばたご」主宰の航人さんの過去に関わる人物についての相談が持ち掛けられて・・・。

    前巻の少女マンガのイベントに続いて、今回の短歌イベント企画も大好評!ということで、これってほしおさんの著作あるあるだと思うのですが、こういったイベント系の集客が上手くいき

    0
    2024年11月19日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

    Posted by ブクログ

    一葉さんの心の動きが全部文章になってるので臨場感がありますね。棗バターは2回目の登場ですが、よほどおすすめなのでしょうか。前羽田空港で売ってたと思うので今度買ってみます。

    0
    2024年11月17日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    序章
    アナホコリ
    オモイグサ
    ツヅリグサ
    ウリフネ
    ヒカリワタ

    ウツログサという植物の妖怪のようなものvs祓い師、というようなバトルもの……ではない。
    「アナホコリ」以下の各話は、ウツログサに憑かれた人たちの視点で語られる。笹目との出会いで自分に憑いているものの正体を知った「わたし」たちは、それぞれ異なる決断を下す。

    淡々とした語り口の、体温の低い物語。希望とも絶望ともちがう、ただ生きることが語られているように感じた。

    0
    2024年11月14日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

    Posted by ブクログ

    連句会の仲間の話で、実はシリーズ物でした(これはNo.5)。連句とは複数人で句を繋いで行くもののようですが、難しいルールが色々あり、言葉も独特で、前の句を受けているはずなのに唐突に感じる物もあり、かなりハードル高いなあと思いました。

    0
    2024年11月14日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    着物の記憶を見ることができる琴子さん。
    ずっしりと重い記憶をたどる夢だった。

    事実を変えることは出来ないけど
    寄り添って前に進むことはできる

    着物から聞こえる声に耳を傾けた
    不思議な思いの詰まったお話でした

    0
    2024年10月09日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

    Posted by ブクログ

    連句やってみたいけど、その前に毎回遠いところでも負担と感じずにお菓子を届けてる主人公すごい。

    私はなんでこんなに今時間に追われてるんだろうな、とひたすら思いつつ、連句かぁ〜いいなぁと思った。時間に追われるというより時間の捌き方だよね。

    0
    2024年09月30日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

    Posted by ブクログ

    読み終わった。なんだか周りの人たちのキャラのこさがすごいけど…主人公はなんだか淡いピンクのような穏やかな人。

    漫画の世界についてもでていて、私も有名な漫画を一気読みしたいなぁと思う気持ちがあるんだけど、なかなか漫画読み放題なところってないなー。
    満喫みたいだけどおしゃれカフェみたいな所があればいいのに〜。

    0
    2024年09月29日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

    Posted by ブクログ

    読み終わった。緩やかだけど流れている物語。主人公がポップづくりからブックカフェ店員になった。おばあちゃんのお葬式から1年、前進しつつ四季を味わえるって素敵。

    0
    2024年09月28日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    ほしおさなえさんの作品は、物語もさることながら知的好奇心を掻き立てられるので、読んでいてとても楽しい。今回は着物。銘仙についてとても興味を持った。

    0
    2024年08月26日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    タイトルや装丁から、ほわっとした内容なのかと思っていたが、意外にもなかなか読みでのある本だった。

    今回は銘仙の着物の話し。
    銘仙の着物を母に見せてもらったことがある。
    正絹の着物と違い、大胆な色柄だったことは覚えているので、椿の着物をなんとなく想像することはできた。
    秩父の銘仙館等から、銘仙について詳しく知ることができ、懐かしい着物を思い出すこともできよかったと思う。

    琴子の考えは、少し難しい部分もあったが、もう少し琴子のことを知りたくなった。
    続編を待ってみようと思う。

    2024/08/20 21:31

    0
    2024年08月21日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

    Posted by ブクログ

    蟲師の世界。文庫オリジナル作品なので、シリーズ化するのかな?序章のわたしの話がないので、続くような気もする。メインが蟲師よりは宿主の人間たちに寄っているように思う。

    0
    2024年08月21日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

    Posted by ブクログ

    月光荘シリーズ完結巻。

    川越の月光荘より川島町の田辺の祖父母のおうちがメインでした。
    完結巻らしく、前向きな終わり方。
    ほしおさなえさんの作品は、登場人物みんな優しい人たちなのが良いなぁと感じます。心穏やかに読める。

    蕎麦懐石とんからりのお話は切ないけれど、
    家はこの世界でなくなってしまった後も
    あちらの世界で存在し続けるということで
    マスミさんと再会できていたらいいなぁ。

    蔵カフェや
    守人と豊島さん
    田辺と石野の今後など
    もう少し先が読みたい事柄もあるから
    三日月堂シリーズみたいに
    それぞれの未来を描いた短編集出してくれると嬉しいな。

    0
    2024年08月21日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】あたらしい風/未来への手紙/自分史上最高の夕焼け/光の痕跡/「いま」と「いつか」と/連句の神さま

    シリーズ第5巻。
    静かな筆致で、少しずつ前進していく様子が描かれていて好もしい。今回は、新たな出会いが運んできた大きな動きもあり、この先が楽しみである。

    0
    2024年08月02日