ほしおさなえのレビュー一覧

  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    連句のお話、3冊目。
    出てくる人たちの言葉の発想力に感嘆。
    文章を書くのも難しいのに、限られた文字数に世界を込める、うまくできたら楽しいだろうなと思います。
    まだまだ続きがありそうなので、主人公の成長と周りの人々の変化がこれからも楽しみです。

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    2023年04月12日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    ほしおさんの新しいシリーズの4作目だった。まあ、この前を読んでないけどそれはあまり関係なかった。今度は紙ですか。題材にする視点が面白いね。で、三日月堂と完全にコラボしてるのがなんか嬉しい。ただ、ほしおさんの話、説明が多くて、正直ちょっと疲れる

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    2023年04月11日
  • ものだま探偵団 ルークとふしぎな歌

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    <ものだま探偵団>の2冊目。

    今回も2つのお話。
    「どこで聞いたのか覚えていない歌をふとした時に口ずさんしまう」とか「自分のそっくりさんを見たという人が何人も現れる」という不思議な出来事に、もしかしたら、ものだまのせい?ってわけで、七子と鳥羽が解き明かしていく。
    前作で顔を出しただけだった鳥羽のライバルらしい律が話に絡んでくるが、微妙な関係の鳥羽と律とのやり取りが微笑ましく、二人に煽られっ放しの七子が下級生に接して少しずつお姉さんになっていく様子も可愛らしい。
    〈笹の便り〉の季節のお菓子もおいしそう。

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    2023年04月09日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    早いものでシリーズも6作目
    今作はちょうどコロナがはじまった2020年が舞台。 まだまだ何も分からない不気味なウィルスだった。
    読んでいるとその頃の気持ちを鮮明に思い出してちょっと苦しくなる。

    大学最後の年の百花が丁寧に描かれて、
    相変わらず素敵な小物作りにうっとり。

    次回からは川越が舞台になりそうなので他の作品とのコラボもあり?
    楽しみです。

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    2023年02月27日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    このシリーズ6冊目。今度も配偶者のほうが先に読み終えた。

    コロナ禍で記念館の閉館イベントも中止になった前作から続き、全編を通じて蔓延が始まったばかりの頃の街や生活の様子が描かれる。
    不要不急の外出自粛、オンラインでの会議や面接、リモートワーク、病院や介護施設での面会謝絶といった緊急事態宣言下での生活だが、それらには私たちが経験したことやニュースで取り上げられた以上のものはなく、あの時はそうだったよねというようには思いながらも、あまり面白みはなし。
    ただ、『いまのこの社会が現実。こんなことになってなかったら、って思うのはやめよう。いまだからできることはあるんだから、悔いがないようにいそれをやり

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    2023年02月25日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    シリーズ第三弾。

    登場人物が増えてきて、私はこの3冊目が一番好きかも。

    踏み出さなければなにも起こらず、それで終わり。傷つくことはないかもしれないけど、人生の幅はどんどん狭くなってしまう。

    自分の居場所のない世界で生き続けるのはさびしいことなんですよね。だから、みんなある程度生きたらこの世を去っていく。

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    2023年02月07日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    ネタバレ

    三日月堂の集大成。活版印刷を通じて、木々が生い茂るようにどんどん人の輪が広がっていく。時が経てば朽ちていく葉もあるが、彼らが残した言葉は残り、新たな養分として、遠くにいる人の明日を生きる活力になり、身近な人の心に残り続け代々受け継がれていくだろう。

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    2023年01月16日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。
    各々のお話を読み終えたあとに、改めて扉絵の写真を見るとその意味が分かる。伝わってくる。「あわゆき」なんかは特に。最後の「西部劇」のお話が好きだったな。好きな世界に没頭し追いかける姿とか、仲間内で盛り上がってる様子が目に浮かぶ。

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    2023年01月16日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    今回は連句会に新規メンバーが加入
    新しい景色が見えてくる

    連句自体には理解が及ばないが
    それが出来上がる過程に物語がある

    ほしおさんのキャラは少し陰のある人物が多いが
    生きる力があると思う
    スーパースターではない身近にいそうな人たちから私も力をもらう
    少しずつ前に歩いていこう

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    2022年12月21日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    記念館閉館に向かっての怒涛の展開。それから小川町あたりの和紙の歴史を振り返り、墨流しの技法を教わり…と進み、いざ最後のワークショップってところで作中にもウィルスの影響が…。そういうの無い世界観なのかなと思ってずっと読んできたけど急に現実味が出てきた展開に驚きです。

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    2022年12月06日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    この時代の学生の切なさよ…。
    フィクションとはいえ、無事卒業おめでとう!
    物語は川越シリーズに合流?

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    2022年12月04日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    シリーズ6作目。
    コロナの世界的大流行の影響で記念館閉館イベントは全て中止。
    大学4年生となった百花は、リモート環境下で卒論と就職試験に取り組むこととなる。
    突然身に降りかかった未曽有の事態。
    誰もが不安で、どう乗り越えたらいいのか分からなかった2020年を2年の期間をおいて描いてくれたことで、その実態を冷静に受け止めることが出来た気がした。
    5作目の感想で、「書き急ぐのか?」と書いたが、この6作目でコロナに翻弄された1年を丁寧に描いていたような気がする。
    学生の大事な1年さえも、コロナは奪ってしまった。
    たくさんの人が虚無感に襲われたと思うが、自分の心の中にいつもいた大学4年生、高校3年生な

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    2022年11月29日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    今回も気になるお菓子がたくさん出てきます。新しいメンバーが増えて、次回どんなひとだったっけ、と思い出すところからスタートしそうです。連句にどんどんハマっていきますね。捌く主人公がいつか見られるのでしょうか。

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    2022年11月14日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    ネタバレ

    【収録作品】ぴっかり千両/墨流しと民藝/春霞の小箱

    三日月堂とのつながりもより深まって……と思った矢先の新型コロナ騒動。現実にもリンクして……逃げずに書くんだな。どんな状況でも、人は生き続けるしかない。
     

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    2022年10月26日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    ネタバレ

    「紙屋ふじさき記念館」、その5。

    和紙と活版印刷…とつながって、「物語ペーパー」に使われた百花の亡き父・吉野雪彦の著作を復刻した小冊子を刊行するという話がもちあがる。
    また、紙そのものが芸術作品になろうかという、墨流しの技法を使った料紙との出会いから、閉館する記念館の最後の企画は料紙を使った文箱を作るワークショップと決まったのだが…


    だんだん、失われつつある手作業や伝統技法の解説が多くなり、百花の研究レポートのようになってきたような…
    その上、突然、リアル世界の新型コロナウィルス感染が物語世界に入り込んできたことにびっくり。

    もちろん、コロナ禍で人々の生活様式も価値観も大きく揺さぶられ

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    2022年10月07日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    シリーズ3作目。
    前作でブックカフェで働くことになった一葉。
    今作ではブックカフェの話がメインになるかと思ったが、新たな登場人物が増え、また新たな扉が開いていく。
    少女漫画をテーマにした講演会や、これまでと違う場所での連歌など、扱っている内容は同じなのに、また違う景色に見え、一葉と一緒にふわふわと漂う感じがした。
    新たな登場人物が増えたことで、新しいお菓子も登場し、思わずネットで調べたりしてしまったが、一葉の心の中の描写が少なかったように感じて、個人的には今作では何を伝えたかったのだろう??という読後。
    しかし、他のシリーズもそうだけど、次から次へといろいろなアイデアが出る作者の頭の中を覗いて

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    2022年09月29日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    連句のお話、2冊目。
    だんだん連句のことがわかるようになりました。面白そうだけど、言葉を生み出すのはすごく難しそう。アイデア、感性、気づき、色んなものが必要になりそうです。第3弾が出るのが楽しみです。

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    2022年09月09日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    和紙の里、小川町に行ってみたくなりました。
    時代に合わせて描かれているため、ここにきて感染症のお話が。。百花の「理不尽」という言葉に強く共感しました。次のお話で明るい未来が見えるといいなと思います。

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    2022年09月09日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    シリーズ第三弾。

    守人の“家とのコミュニケーション”が、巻を追うごとに進化していますね。
    最初は家の声が聞こえるだけだったのが、前巻では〈月光荘〉と“会話”をするようになり、この巻では〈月光荘〉以外の家とも会話ができるようになっていました。
    そして第二話「オカイコサマ」で、守人の大学時代の友人・田辺さんの祖母・喜代さんも“家の声が聞こえる”お仲間ということが判明。
    しかも、田辺さんの祖父母の家を建てた人が守人の血縁だったという素敵なサプライズ展開でした。
    このような“人の縁”の連鎖が心地よく、出てくる人達が良い人ばかりなので安心して読めますね。
    表題作の第三話「文鳥の宿」では、ついに〈三日月

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    2022年09月04日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    シリーズ第二弾。

    家の声が聞こえる大学院生・遠野守人が、川越の古民家・〈月光荘〉の住み込み管理人となって数か月。
    グイグイ距離を詰めてくる川越っ子・べんてんちゃんのお陰もあり、知り合いも増えて街にも馴染んできている様子です。
    表題作の第一話「浮草の灯」は“活版印刷三日月堂シリーズ”に出てきた古書店〈浮草〉が舞台で、水上さんの「雲日記」も取り上げられていましたし、第二話「切り紙」では、“三日月堂シリーズ”の番外編に登場した和紙店〈笠原紙店〉の話だったりと、結構しっかりリンクしている感じです。
    〈月光荘〉で行われた、切り紙のワークショップも楽しそうで、こうして古き良きものを通して地域の繋がりが広

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    2022年08月27日