ほしおさなえのレビュー一覧

  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    シリーズ第二弾。
    連句会「ひとつばたご」で治子さんの代わりにお菓子番になった一葉。
    毎月のお菓子は美味しそうだし、連句は難しそうだけれど面白そう。
    治子さんが亡くなってから一年。
    亡くなった人も生きている人も、月の光のように見守ってくれている。

    「接する、切れる、でも、一点ずつつながっているからほどけてしまうことはない。鎖のように」
    「切れるから覚えている」
    人との関係と、連句を重ね合わせた表現。
    なるほどなぁ。

    海月ちゃんは随分個性的だけれど、そんな若い人も温かく受け入れてくれる「ひとつばたご」のメンバーが、とても良い。

    読み続けたいシリーズ。

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    2022年08月19日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    文章が、読みやすい。知らなかった世界の詳しい描写も、丁寧で、想像力をかき立てられる。主人公の気持ちになって、わくわくしながら、読める本。

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    2022年08月17日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    『活版印刷三日月堂』シリーズが良かったので、同著者の本書を手に取りました。
    こちらも“三日月堂シリーズ”と同じく、川越が舞台となっております。

    “家の声”が聞こえる、大学院生・遠野守人が主人公。
    縁あって、川越・菓子屋横丁の一角に建つ古民家で、住みこみの管理人をすることになった守人ですが・・・。

    長い時を経た家に、住んでいた人の記憶や思いが“声”となって聞こえてくる・・というと、何だかホラーな感じですが、全然怖くなくてむしろハートウォーミングなお話です。
    幼い頃に両親と死に別れ、厳格な祖父に育てられた守人は、祖父に対するネガティブな気持ちを抱き続けていましたが、古き良き街とそこに暮らす又は

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    2022年08月14日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    ネタバレ

    あんまり読み進められなくてちまちま読んでいたけれど、積読多すぎて解消しようと手をつけました。
    おにぎりのお話がとても良かった!最後の能のお話も、こういう機会がじゃないと読まないものだなぁと。
    クジラのお話で、相対する、個々で流れの違う時間というフレーズがなんとなあくだけど心に残っています。
    4人の作家さんが入っているので得手不得手はとてもあったけれど、読み切れて良かったと思います!

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    2022年07月29日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    シリーズ二作目。
    初めに出てくるお菓子は、ショートブレッドやドライフルーツビスケット。
    「ひとつばたご」で出会った連句仲間から、手作りマーケットで販売するお菓子に商品タグをつけて欲しいとのこと。

    会に持って行くのはどら焼き。ああ美味しそう!
    ところで本筋、なんだったっけ?
    そうそう、大人になって子供を持ち、読み聞かせた絵本に感動する、と言う話。
    わからない人もきっといるだろうけれど、私はよくわかる。
    読み聞かせるうちに声が詰まってしまったこともある。
    絵本には絵本ならではの心をうごかすものが詰まっている。
    この話は次の話に持ち越される。
    海月さんと言う新しい人物も登場。

    本作で主人公、一葉

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    2022年07月24日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    このシリーズは大好きで読み進んできたけど、今回の巻はウルっとくるシーンがなかった。少し飽きてきたのかも。番外編は、続けてすぐに読もうとは思わないなぁ。

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    2022年07月14日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    「三日月堂」を読んだことのある人は、より楽しめると思います。
    百花は、基本的な性格はいつも控えめで変わらないけど、仕事に対しての姿勢が成長しているのがわかり、次作が楽しみです。

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    2022年06月22日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    シリーズも5作目。
    ますます和紙や手仕事の世界にどっぷりつかって
    シリーズとしてはだんだん好き嫌いが分かれてくるかも……

    私はもちろん好きなシリーズ。

    最後はいよいよコロナ禍と記念館閉館というダブルのパンチに。

    果たしてこの先どう展開するのか目が離せません。

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    2022年06月17日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    タイトルの文鳥はあんまり登場しない…。
    皆さん、色々と抱えていらっしゃるが、割と裕福?
    (リノベーションってお金かかりますよね?素材も手に入らないし)

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    2022年06月15日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    仕事で川越に行く前に予習!と思って購入したけれど、当日は蔵の町にも到達出来ず…。
    建築物好きとしては嬉しいテーマ(家と町のリノベーション+ヒト)。

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    2022年06月15日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    川越の街並みをじっくり見てみたくなるお話。ここに出てくるお家のモデルとかあるのかな。

    お話的にはもう一歩欲しいかなと。あまり話に入り込めなかったかも。

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    2022年06月06日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    私も本は紙ベースで読みたい派です。
    和紙の見本帳見てみたいです。「紙こもの市」なんてあったら私もひと財産使ってしまいそう…。続きも楽しみです。

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    2022年06月03日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    菓子屋横丁月光荘シリーズの3作目。今までの作品より家の声とより周りの人との触れ合いと云うか関係がメインになってきたようで、それぞれの話に多少感動はするのだが、物足りなさも感じている。もう少し家の声をフィーチャーして欲しいなあ・・・

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    2022年05月08日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    藤崎会館もワークショップなども行い、順調だと思ってきたが、ここで大きな転機が。
    会館もそうだが、百花の就活もそろそろ始まるので、それと合わせて今後が楽しみ。
    今回は一成のご両親も登場し、一成が自分に自信をなくした理由も明らかになる。そりゃ仕方ない。

    私もやっぱり、万年筆欲しいな…

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    2022年04月24日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    さて、このシリーズ3冊目。今度もまた配偶者のほうが先に読み終えた。
    タイトルは「カラーインクと万年筆」だけど、今回は百花の母の実家がある飯田での、中でも水引の話が印象に残る。

    飯田と言えば、ずっと昔に職場のレクリエーションで行ったことがあるな。
    その時に水引工芸館みたいなところも行ったけど、実演してた人が作ったものをその場で部下の女性にプレゼントしてくれたことを思い出す。
    ネットで動画を見たら、あわじ結びなどあっという間に出来上がるけど、私にはそれすらきれいに出来そうもないぞ。

    お話はと言えば、多少の茶々が入ってもうまくことまとまっていく他愛もないお話だが、本作においては水引や旧い家など古

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    2022年04月19日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    シリーズも4作目。
    百花の成長には目をみはる。
    今回も和紙や手仕事の奥深さを堪能しつつ
    消えゆく日本の伝統というものを大切にしていかなければならないと改めて考えさせられる。
    登場人物もおなじみの顔がだんだん増えてきて
    作品の中でのそれぞれの持ち場を受け持ち
    この先がどんな展開になるのか楽しみの一つとなっている。
    ふじさき記念館の行末を案じつつ
    今回はおしまいとなり次回へつづく。

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    2022年04月02日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    菓子屋横丁月光荘シリーズの2作目。まだ1作目を読んでからさほど日が経っていないので、すんなりと話に入れた。三日月堂の時もそうだったが、こういう話を読むと川越にまた行ってみたくなる。と云うか、こういう話を読んでから行きたかったなあ・・・ もう行かないだろうなあ、遠いし・・・

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    2022年03月23日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    大きな感動はないんだけど、日常の中での気付きとか人とのやり取りの中で心に寄せてくるものがある作品。そしてカルチャー的なものを何か始めてみたくなる。あと他人ともう少し関わりたくなる。

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    2022年02月27日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    「活版印刷三日月堂」に続いて、埼玉県川越を舞台にしたシリーズの第1作。家の声が聞こえるって能力を持つ青年って云うことで、もっとファンタジー色が強いと思ってたら、この巻の2作では、さほど関係ない。次巻からはもっと話に絡んでくるのかな? 川越、行ったことあるが、改めて訪れたいね

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    2022年02月13日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    シリーズ3作目。
    今回は水引の話とカラーインクの話の2つ。
    どちらも興味深い。
    相変わらず紙にまつわる情報が
    丁寧な手仕事の奥深さとともに
    小説の中で生きている。
    アイデアを積み重ねそれを凝縮させて1つの製品として作り上げる過程が素敵!

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    2022年02月08日