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小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と、「三日月堂の夢」とは――。感動の涙が止まらない、大人気シリーズ完結編!
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Posted by ブクログ
良かったです。 人の思いがぎゅっと詰まったお話に惹かれます。 お話も良かったですが、活版印刷のコラボ企画の案内が本に挟まっていました。 この頃にこの本と出会えていたら参加したかったのにと残念に思いましたが、印刷博物館は今も活版印刷のイベントが行われているようなのでこれには是非参加してみたいです。
三日月堂、堂々の完結。 自己主張ができない青年、大学のゼミで嫌なメンバーと作品を作ることになった女子大生、余命半年の古本屋さん…そして何より弓子さんのこの先。 決して御涙頂戴ものじゃないけど 心が温まる一冊。 5、6巻はスピンオフらしいのでまた借りようと思います。
川越の活版印刷所が舞台の物語、4作目で完結編。 いつもこの印刷所や関わる人たちの優しさやそれぞれ抱える問題に向かい合うストーリーにじーんとして、幸せと温かさで満たされます。 今回もとても勇気をもらえて、生きるって素敵なことだなとしみじみ感じられました。 「どうして散るときまで、そんなにうつくしいん...続きを読むだ。わたしはもうすぐ世界から消えるのに、寸前まで捨てきれなくなってしまうじゃないか。世界をうつくしいと思ってしまうじゃないか。」 今回の物語の登場人物の彼の目や言葉を通して、改めて世界ってうつくしい、と見える世界がキラキラ感じます。
これからの未来と終わりゆく人生。温かいけれど、切なかった。 人と人の繋がり、これからの指標となるきっかけが、短編で紡いでいく。
シリーズ第4弾。完結編というけれど、まだまだ未来に続いていきそうなかんじ。 人と人とがどんどんつながっていくのも素敵だし、弓子さんだからこそ、こんなに温かい人々が集まってくるのだろう。 最後は少し駆け足で進んでしまうかんじもあったが、やはりシリーズを通して、温かい空気感はそのまま。 「街の木の地図」...続きを読むと「雲日記」は実物が欲しい! 活版印刷って、こんなにも人を惹きつける力があるんですね。 私もワークショップに参加してみたいなぁ。 それにしても、あと2冊番外編があるようですが、これで完結はさみしいなぁ。まだまだ三日月堂を見ていたい気分です。
めちゃくちゃ面白い…。この本は、手元に置いておきたい。 ほんで、繰り返し何度でも読みたい。 シリーズ一冊目を読んだのが年単位で昔なので、一度読み直したいな。 関係性をはっきりと思い出せなくても、作中の説明でなんとなく思い出せるけど、ちゃんと読みたい。 連作短編というにはちょっと足りないぐらいの、...続きを読む人と人、その思いと視線がきれいに織りなすお話やと思う。
シリーズ4作目。「シリーズ完結編」と書いてあるけれど、調べるとその後も6巻まで出ている模様。5は番外編で過去の話、6は少し未来の話だとか。 4では三日月堂が少し成長して大きくなっていく経過が書かれている。最初は弓子さん一人でやっていたのが、いつの間にか悠生や楓がいなくてはならない存在になっていて、更...続きを読むに協力者も増えて賑やかになっていく。 今回も日頃抱えている生きることや仕事に対する迷いや躊躇いを言葉にしてくれて、さらに思い切って踏み出してと後押ししてくれるような言葉がたくさんあった。あたたかくて安心できるシリーズ。 ほしおさなえさんの著作はこのシリーズしか読んだことが無いので、他のものも是非読んでみたい。 ●印象的な言葉 「落ちた時に自分のせいだと思ってたらキリがないよ。自分じゃなくて相手が悪いって思った方がいいよ。そうしないと負けるよ。」 「言葉にも根っこがあるのかもしれない。目に見える葉や幹の下に根っこが伸びて土の中に広がって。地面の中で他の根っこと出会ったり、絡まり合ったりしてるのかも。」 「言葉はいつも人と人の間にあって所有することはできない。自分が発するどの言葉も元々は外からやってきたものだ。」 「人ははっきり説明できるような役割なんてなくても生きていていいんだよ。その人がいることで助かっている人は必ずいるんだ。」 「自分の身体も財産も借り物。大切な人も物も最後は全て世界に返さないといけない。仕事・業績・人のためにしたこと、生きるためにしたことは何もかも世界のものでその人の死後もこの世に残る。本人は持っていけない。でも、その人の思い・記憶・夢だけはその人と共に消える。その人だけのもの。形のない夢だけがその人の持ち物。」 「夢っていうのはそもそも自分勝手なもの。世のためになるかもわからないし、人に迷惑もかける。それでも引かずに求め続けた人だけが叶えることができる。」
リングストーリ完結。見事に16個の話が繋がった。弓子さん、おめでとう!番外編があと2冊あるので、それも楽しみ
心温まるお話でした。 本はタンポポの綿毛のようなもので、明確な宛先は持っていないけれど、行き着いた先の読み手にメッセージを残すという一節が非常に印象的でした。
号泣ではないけど、そっと心にくる優しさや悲しさに涙が出ました。 祖父を亡くしたばかりの時に読みましたが、夢だけがその人の持ち物、という表現に涙が出ました。 祖父の夢は何だったのだろう。 居なくなってしまった今はその思いも夢も知ることは出来ません。 その思いを形にして、次へ繋いでいく人々の物語。 ...続きを読む必死で何かに夢中になり、優しさの中に生きている人たちの物語。
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活版印刷三日月堂
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ほしおさなえ
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