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Posted by ブクログ 2022年02月20日
シリーズ3作目。今回もどの話も、とても良かった。
特に「カナコの歌」は、泣ける。弓子さんの亡くなった母の友人たちの話。
どっちの立場もわかる気がして、せつない。
「庭のアルバム」は、楓さんが作った萩のカードの実物が見てみたい。
活版印刷で、カラー刷りができるなんて、知らなかった。きっとすごくきれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月05日
昔、ウチの会社が印刷会社だった頃に、新人研修で現場の見学をしたことを思い出した。
刷版、輪転機、枚葉機、断裁機、機械が動く大きな音、それに負けないような大きな声、インクの匂い…。
全ては無くなってしまったけれど、あの頃のわくわくした想いが蘇った。
デジタル化される少し前のことだ。
とはいえ、その頃既...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月25日
読み終わってしまうのが勿体なくて楽しみに残しておいたシリーズ第3弾と第4弾だったが、番外編として第5弾と第6弾が刊行されたので急遽読むことに。
「カムパネルラ、僕たちいっしょに行こうねえ。」と活版印刷で作られた栞も取り出してきて読書開始。
このシリーズは心地よく安心して読める。今回もとても良かった...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月24日
楓ちゃんのお話が好き。
大人びているけど、心の芯は、みんな何かちゃんと持っているのかもしれない。
高校生のとき、こんな風にゆっくりとした時間をもって、もっといろんなことをしたかったな。
歌も、もっと自由に詠んでいいかなーと、八木重吉の詩を読んで思った。
「紫陽花の ひとつひとつの 花びらが
もう...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月07日
「あれ?活版印刷のお話だったっけ?」と一瞬忘れるほど、各々の話がとってもよい。
シリーズが進んでも、自然な形で前シリーズの人達と繋がりつつ、未来に展開していく。
ほろ苦くて、でも温かく人間味の溢れるお話。
涙がじんわり浮かぶ。
そして併走するように活版印刷が時々出てきて、最後綺麗にお話をまとめる。...続きを読む
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