ほしおさなえのレビュー一覧
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三日月堂のシリーズ完結編。
川越に戻り、たった一人で祖父の活版印刷所
「三日月堂」を再開した月野弓子。
訪れるお客さんや周りの人に支えられながら
手探りで活版の仕事を続けてきた。
「この先どう生きて行きたいか」
彼女が自分の"夢"をやっと言葉にできたラスト、涙が溢れ止まらなくなった。
星をつなぐ線
街の木の地図
雲の日記帳
三日月堂の夢
「街の木の地図」から「雲の日記帳」への流れがとても良かった。
立花ゼミの三人は春休みに「川越の街をテーマに雑誌を作る」課題に取り組む。
川越を巡り、木の思い出を街の人から聞き、一枚の紙の雑誌を作る。イラストマップが深緑色に活版印刷され -
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はぁ……胸がいっぱい。幸せな感情に満たされながら読み終えました。
ほしおさん、作品を読むたびに「好きだなぁ」ってしみじみ思います。文章から人の温もりが感じられて、読んでいて心地いい。波立った気持ちが癒されていくのを感じられる。
シリーズ第4弾は、文具店員男性、息子が成人を迎えるシェフ、ようやく挙式当日を迎える女性について描かれていました。
謎に包まれた手紙室室長・苅部さんの過去に触れそうな予感にドキドキ……
誰もが手紙室で自分の感情や過去に向き合い、新しい気持ちで次の日を迎える。主人公の心情の変化を追いながら、清々しい気持ちになりました。
ほしおさんの描く人生の悲喜こもごもの物語には温も -
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ネタバレ大学時代にバンドを組んでいた仲間のうち宮田だけが卒業後も活動を続けていて、軽井沢で開かれるミニコンサートを残りのメンバー大橋と有村が内緒で聴きに行くことに…。二人が泊まるのは(大橋は妻と子どもも一緒に)銀河ホテル。音楽の道をあきらめてしまった有村にとって、成功した宮田に対する思いは複雑。でも、コンサートのあとに浮かんできた曲を手紙室で楽譜にする。宮田のイメージの強いボルドーレッドのインクで。その曲を再開した三人が銀河ホテルの中庭で弾く場面が素敵だった。他に、息子の誕生日に毎年手紙室で手紙を書いてあずけている銀河ホテルの料理人の物語と、銀河ホテルで結婚式をあげるカップルの物語。どれも優しく心に残
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Posted by ブクログ
軽井沢の老舗ホテルにある《手紙室》で開かれる手紙ワークショップ。そこを訪れた人たちが、手紙を書く時間を通して、心の奥にしまっていた“ほんとうの気持ち”に気づいていく物語。ほしお先生らしい、優しいお話だった。
手紙を書くことは、自分の感情をゆっくりと言葉にしていく時間だと思う。自分の感情が整理され、心がリセットされるのを感じる。便箋を選ぶひとときもまた楽しくて好き。インクを選びながら思い思いの手紙を書く主人公たちの姿を読んでいたら、私もまた手紙を書きたくなった。そして何より、《手紙室》という仕掛けがとても素敵。
絶対ハマるからと自制していた“インク沼”に足を踏み入れることになりそう…