ほしおさなえのレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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     「活版印刷三日月堂」シリーズの番外編。
    扉には、活版印刷で印刷されたページがあり思わぬ特典に感激!
     弓子さんのおじいちゃんおばあちゃんや父母がどんな暮らしをして、どんな風に三日月堂に携わっていたかが描かれていて、
    本編の過去編といった感じでとても興味深く読むことができた。
     また、弓子さんと交流のあった人物たちのそれぞれの人生にも焦点を当てている。
     これを読んでから、本編を再読したら、より一層三日月堂への想いが深まりそうだ。

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    2026年06月08日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

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    銀河ホテルの手紙室が舞台。手紙のワークショップを申し込んだものの書く相手や内容が決まっていない人も多いという。千色ものインク瓶が並ぶ手紙室でインクを選び試し書きをしているうちに書きたい事が決まるようだ。そこにはスタッフの苅部さんの力が大きい、手紙室の説明をして迷っている時には声掛けをしてくれるのだが合槌を打ってもらうと不思議と気持ちが決まる。1.両親からの手紙を受け取りに来た姉妹2.書写をする事にした女性スタッフ3.定年を迎える大学の先生

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    2026年06月08日
  • 言葉の園のお菓子番~大切な場所

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    連句の大会で知り合ったきりん座の大輔さんは坂道の写真を撮るのが趣味だ。一葉の父も坂道の写真が趣味で以前はよく写真を撮っていたと話した所、昔と今の同じ場所の写真を並べた雑誌を作りたいと言い大輔さんと父と三人で写真を撮りに行く。
    連句は部屋に集まってその仲間だけで行われる会だが、連句の大会から文芸マーケットや朗読会と活動が広がって来た。

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    2026年06月06日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    シリーズ2作目。紙屋ふじさき記念館でアルバイトをする百花が考える和紙を使った様々な企画や商品は、素敵だった。プロではないけれど和紙が好きという思いからの発想が、館長の一成が商品として企画し作品に仕上げていく過程がとても面白かった。

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    2026年05月31日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    叔母に誘われて「紙こもの市」に行った百花は、紙の魅力に惹かれ、購入してきた和紙を使って祖母の家の障子をモチーフにしたカードやしおりを作る。それをきっかけに、叔母に頼まれて紙屋ふじさき記念館でバイトをすることになる。館長の一成は無愛想でそっけなく百花は気が進まない。しかし、一成の紙に対する造詣は深く、和紙に対する情熱も持ち合わせている。百花が来たことで記念館や一成に少しずつ変化が見え始める。
    文具好きにとっては紙や小物作りの描写はワクワクして堪らない。シリーズ物だと知って、さらにワクワクしている。

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    2026年05月30日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    終わってしまった。

    少しずつ、大切に読み、
    何度も涙した。

    生きること、人と繋がること、
    事をなそうと動き出すこと。
    その大切さを、喜びを、しみじみと
    感じられるいい作品だった。

    最終巻に至るまで起こったことが、
    自分の中の過去の出来事のように感じられる。
    振り返ると、さまざまなことがあり、
    出会いがあり、そこから生まれる気持ちがあり。

    あぁ、生きて、人と繋がり、心通わせることは
    本当に素敵なことだなぁ、と
    喜びが胸に広がる作品だった。

    また、何度も読み返して、生きることの
    喜びを再認識したい。

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    2026年05月19日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    三日月堂のシリーズ完結編。
    川越に戻り、たった一人で祖父の活版印刷所
    「三日月堂」を再開した月野弓子。
    訪れるお客さんや周りの人に支えられながら
    手探りで活版の仕事を続けてきた。
    「この先どう生きて行きたいか」
    彼女が自分の"夢"をやっと言葉にできたラスト、涙が溢れ止まらなくなった。

    星をつなぐ線
    街の木の地図
    雲の日記帳
    三日月堂の夢

    「街の木の地図」から「雲の日記帳」への流れがとても良かった。

    立花ゼミの三人は春休みに「川越の街をテーマに雑誌を作る」課題に取り組む。
    川越を巡り、木の思い出を街の人から聞き、一枚の紙の雑誌を作る。イラストマップが深緑色に活版印刷され

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    2026年05月15日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    連句の会に行った時に紹介された本。予想したよりしっかり連句の話だった。主人公の祖母が亡くなってから、祖母の代わりに連句の会にお菓子を届けに行って、それから毎月通う話。3月から8月までの六話。お菓子も美味しそうだけど、おしゃべりしながらの連句の様子も楽しそう。連句の説明もわかりやすくて、その場にいて一緒に学んでいる気にもなる。とりあえず2巻で秋から冬を読まなくちゃ。その先も続いているらしいので、そちらも楽しみ。

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    2026年05月13日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    銀河ホテルの第4作目、
    表紙の鮮やかさに、毎回素敵だなぁと思いながら読み始め、今回もインクを調べながら楽しく読ませてもらいました。
    調べるうちに、こんなにインクの種類があり、どの色も魅力的にかんじました。
    また苅部さんの昔が少し描かれているところに今後のストーリーが、広がっていくのかなと期待もあります。

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    2026年05月13日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    いろんな人の生き様を見せてもらいました
    私も銀河ホテルの手紙室でワークショップを受けたくなりました〜

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    2026年05月10日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    なぜ人は生きるのかではなく、たまたま授かった生の中で何をするかは自分で決めることで、生きているうちに大事なものを見つけるという考え方を教わった作品。読んでいて情景を想像するだけでもリラックスできた。なんか書き出してみたい気持ちになった。

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    2026年05月02日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    はぁ……胸がいっぱい。幸せな感情に満たされながら読み終えました。
    ほしおさん、作品を読むたびに「好きだなぁ」ってしみじみ思います。文章から人の温もりが感じられて、読んでいて心地いい。波立った気持ちが癒されていくのを感じられる。

    シリーズ第4弾は、文具店員男性、息子が成人を迎えるシェフ、ようやく挙式当日を迎える女性について描かれていました。

    謎に包まれた手紙室室長・苅部さんの過去に触れそうな予感にドキドキ……
    誰もが手紙室で自分の感情や過去に向き合い、新しい気持ちで次の日を迎える。主人公の心情の変化を追いながら、清々しい気持ちになりました。

    ほしおさんの描く人生の悲喜こもごもの物語には温も

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    2026年04月24日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    銀河ホテルにある手紙室を通してそれぞれの人物が描かれる。手紙室でそれぞれの手紙を書くことで前に進むことができる様が素敵だった。

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    2026年04月23日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    シリーズ4作目。
    銀河ホテルにある「手紙室」のお話。
    収録されている3編とも、なんとなく人の死を感じた。

    でも、そのどれもが温かくて、触れたいのに触れたら消えてしまいそうな、そんな時間を感じる3編でした。

    手紙室の室長、苅部さんは相変わらず過去に何かをもってそうな不思議な男前です。

    #読書記録 #銀河ホテルの居候 #銀河ホテルの居候満天の星を見あげて #ほしおさなえ #集英社文庫

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    2026年04月20日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    『銀河ホテルの居候』シリーズ第4弾!
    今回のお話もさくさくと読み進めることができました!

    どのお話も印象的だったけど、個人的に第2章の「誕生から死まで線分」が好きでした!
    父からの愛情をとても感じて、息子さんが羨ましく思えたな〜!父と息子さんの今後も気になりました!

    苅部さんの言葉一つ一つも刺さるものがあって、
    第3章に出てくる「いいことも、悪いことも、わたしたちの人生の一部」という言葉に勇気をもらえた気がする。
    嫌なことがあっても、この言葉を思い出して前を向いていこうと思いました!

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    2026年04月18日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    シリーズ4作目。やっぱり好きだ。読むのが待ち遠しくて家に帰る道を歩きながら読んだ。ああ、やっぱりいい。なんていいお話なんだと感涙しながら家路についた。こういう読書もいいものだ。自然の風にふかれながらの読書。特に第一話は泣けた。音楽は光。私にとって本も光。ありがとうほしおさん。

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    2026年04月18日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

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    今回もこころに少しずつしみわたるような話の数々でした。
    決して派手ではない物語。
    でも、この世界のどこかに存在していて欲しいと望んでしまう不思議な場所。

    今回は、タイトルにもなっている、第2話の「落葉松の森を歩いて」がとても印象的でした。
    「夜に想う」の文章に触れたからかもしれない。

    わたしはなにかを得るために生きているんじゃない。

    生きているというのは、たまたま命を与えられたということだ。

    私の人生とは、とふと思う時に立ち返るような言葉だなと感じた。

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    2026年04月09日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    人生の、その前とその後も、ずっとつながっているんだよね。
    すべての話がよかったけれど、なかでも表題作の中の一節『指が一本ずつ、泣き出しそうだった』がすごくきれいで好き。
    苅部さんの生い立ちも結局謎のままだなぁ。

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    2026年04月08日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    南軽井沢にある、「銀河ホテル」を舞台にしたお話です。
    ホテルには予約でいっぱいの「手紙室の手紙ワークショップ」があります。 
    手紙を書く事で、それぞれが自分の人生を見つめ直し、新たな気持ちで出発していきます。

    手紙室には千種類ものインクが並びます。
    実際にあったらどんなに心がときめくでしょう。
    私なら、誰に気持ちを伝えるだろう。自分が宿泊してるかのような、あの日常から離れたウキウキを感じられる物語です。

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    2026年04月02日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    大好きなシリーズ。銀河ホテルの静謐な雰囲気は変わらず。実際に軽井沢の一角にひっそりと有るような気がしてしまう。手紙室も、壁一面の千本のインクも行って体験したいと切に思う。何かを伝えようと思うとき、心の奥と向き合えるのだろう。その時自分は何を思い何を誰に伝えたいと考えるのだろうと想像するとワクワクする。

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    2026年03月29日