ほしおさなえのレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    活版印刷所「三日月堂」シリーズ第三弾

    またまた心癒やされるストーリー、優しい人々と優しい言葉。

    「言葉は『ことのは』だし、葉っぱの一種なのかもしれないね。
    祖母はそう言っていた。
    だとしたら、ここは森だな。印刷所のなかを見回して、思った。森。文字でできた森。」
    言葉は葉っぱで、文字の集まりは森のようなもの。
    すごく素敵で、すごく共感。
    活字を見て読みたくなるのも、なんだか癒やされるのも、森効果なのかもしれない。

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    2024年06月03日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    航人さんの過去
    人のことを考えて生きていくと決めた彼の様が
    かっこよかった
    みんな人は最初から何かができるわけではなく
    失敗して学んで意識して少しずつできるように
    なっていく
    最後の連歌も圧巻だった

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    2024年06月01日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    出会うときに出会えた本と感じている。今までは連句の面白さや新しいコミュニティに属すことで世界が広がっていく主人公を眩しく見つめていた。しかし、最近、自分も趣味から繋がった出会いがあり、その仲間と何か作らないかという話も出てきて、気がつくとリンクしていた。物語の中の人たちの心模様を眺めながら、ふと周りを見渡すと、現実も広がっていた、そんな感覚。

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    2024年05月29日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    川越の小さな活版印刷所「三日月堂」をめぐる、温かい出会いと交流の物語、第二弾。
    第一弾の、店主とつながっていく印刷依頼者の人々のやりとり、言葉、気持ちがとても優しくて温かくて、すごく癒されたので、楽しみにしていた第二弾。
    やっぱり素敵なほっこりストーリーばかりで、本当に心癒されました。

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    2024年05月25日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    言葉の奥深さを感じる作品。
    連句、やってみたくなる。俳句や短歌に比べ、決まり事が多い印象。複数人での質の高い言葉遊び。
    言葉の使い方が、一人一人の思考や生き方に直結しているのかもしれない。

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    2024年05月18日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    連句会に馴染んできて、仕事も得てきたところ。イマイチ連句は分からないけど、ひとつのものを作り上げるのは素敵な事だと思う。

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    2024年05月15日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    とにかくほっこりしたい時に読みたい本。
    大変読みやすくて読後は優しい気持ちになる。
    活版印刷に興味が湧きました。私も実物みてみたい。
    シリーズ物と知らなかったので続編も読みたい。

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    2024年05月03日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    三日月堂本編から月日が過ぎた未来のお話。弓子さんをはじめ、三日月堂を介して出会った人たちが、思い出を大切に暮らしている。
    ちょっぴり悩みを感じている人も、出口が見える素敵なお話でした。

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    2024年04月15日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    川越の小さな活版印刷屋さんの店主と街の人や依頼主たちとの交流の物語。
    活字好きや本好きにはたまらなくわくわくする文字と印刷のお話です。
    私は活字と印刷が大好きで、「市谷の杜 本と活字館」で印刷ワークショップに参加し、活版印刷でしおりも作りました。
    ちょっとしたかすれ具合も味わい深かったり、活版印刷って素敵ですよね。
    そんな活版印刷の温かさと人の温かさが交わり、温かい気持ちになる物語でした。

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    2024年04月14日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

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    ネタバレ

    終わってしまった…世捨てハイスペック紙オタクだった藤崎さんが、冗談を言ったりにっこり笑ったりする姿におばちゃんホロリ。百花ちゃんはずっとずっとそばに居て、廃材の和紙の如く都度都度蘇らせて上げてほしい。ほしお作品の人々が川越に集結してきたのでシリーズまたいだビックイベントが開催されると良いなぁ。
    このシリーズで知り、訪ねた場所、探した物は数知れない。作中の紙屋さんがどんなものなのか名古屋の「紙の温度」さんに行ってよく分かった。ネパールの和紙「ロクタ紙」即刻購入しましたとも。
    うだつの上がる町並みを実際に訪れて、あるお店の方に言われたのは、紙の種類の違いはネットでは伝えられない。だからうちはネット

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    2024年04月10日
  • まぼろしを織る

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    いろいろな情報があったが、最後は共感と感動で幸せな気分になりました。そうだよなー、同じ考えだなー、と。

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    2024年03月30日
  • まぼろしを織る

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    染織を通じて転落死の謎を解く話。何者にもなれない、空っぽな自分でどうやって生きていくのかがテーマ。瑞々しさと絶望の隣り合わせ、それでも生きていく。

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    2024年03月13日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    「菓子屋横丁月光荘」の6冊目。こちらもシリーズ完結のようね。

    2つのお話の最初は、守人が木谷先生らとともに訪れた蕎麦懐石の店にまつわる、昔その地に栄えていた織物・広瀬斜子と、その店が改装して入る前の古民家が中心の話。
    これまでもそういうところがあったシリーズだが、今回はとりわけ、そうしたかつてあったものがなくなっていくことに対する感傷と、たとえなくなっても引き継がれる思いがあることについて、強く描かれていたように思えた。

    続く後ろの話では、田辺の祖父・敏治さんが衰えを見せる中、色々な思い出が詰まった家から離れざるを得なくなる敏治さん本人の葛藤と周囲の気持ちが中心に描かれる。
    それは前の話を

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    2024年03月03日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    思わず百花の気持ちに入り込む感じ。
    いよいよ卒業、そして藤崎産業入社。
    コロナのことが日に日に遠くなる中で、そうだった!とあの頃の日常が思い出されてきた。
    和紙への興味は尽きないが、私個人は水引に心惹かれて、梅結びに挑戦するようになった。飯田から水引も取り寄せた。
    私の楽しみが一つ増えたことに感謝したい。

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    2024年03月02日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    ◾︎シリーズ一作目
    とても良かった。
    心の奥から温かい何かが溢れてくるような、包まれるようなじんわりとしたもので涙が溢れた。
    誰かを大切に想う気持ちと文字や言葉を通じての温かさ。
    古くからあるものを通して感じる、時の流れと活版印刷によって吹き込まれる文字に生命が生まれる感じ。
    とても心地よい読後感で大満足の読書になった。

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    2024年02月29日
  • 紙屋ふじさき記念館 春霞の小箱

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    こちまで和紙への思いが強まっていく。
    墨流しいいなあ。
    ラストではついにコロナ禍に突入。
    多分いい方に話は展開するとは思うが、ますます目が離せなくなってくる。

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    2024年02月27日
  • まぼろしを織る

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    進路や就職。子が苦労しないように、「何者かになれ」と願い、言い聞かせる親。きっと今の世の中、少なくはないでしょう。

    そして母に言われたように進学し、就職した槐はコロナ禍で職を失います。そこで何者にもなれてない、虚無感の中で日々を過ごします。
    私の母は存命だし、私自身も職は失っていません。それでも自身と重なる部分はすごく大きい物語でした。

    またこの物語を大きく占める染色。
    藍建ての部分がすごく印象的でした。同じ藍でも、最初に染めたものと、最後に染めたものは全く違います。じっさいに画像検索すると、驚きます。
    それでもたしかにどちらも藍で染めたことに代わりはありません。

    この物語を通して、度々

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    2024年02月19日
  • まぼろしを織る

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    手仕事の世界を描いた話が好きなので、川越の染織工房を舞台にしたこの物語は、とても魅力的で一気に読んでしまった。
    母の死をきっかけに叔母の工房に居候するようになった槐は、初めて藍染めをしたとき涙を流す。「藍はなまなましいから触れるとその人の奥にあるものが外に引っ張り出されることがある」そうだ。少し恐ろしいようなすごい体験だ。織るのは歌ったり踊ったりするのと同じで、心を解放することだというのも魅力的でぜひ体験してみたくなった。
    母の死、女性画家の死、女性画家の死に巻き込まれて心に傷を負った大学生の従兄弟・綸…暗くて重苦しい部分もあるが、最後は希望の灯りが見えて良かった。

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    2024年02月18日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

    購入済み

    川越シリーズもこれで全て終了と無事完結。川越に舞台が移り「活版印刷三日月堂」「菓子屋横丁月光荘」も随所に登場するシリーズを締めくくる今作は感慨深かった。

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    2024年01月27日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    初 ほしおさなえさん。素晴らしい。
    和紙のこと、日本橋のこと、へえ!!なことばかり。
    読んでいるとこちらまで優しい気持ちになれる。
    このあと速攻で2冊購入しました。

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    2024年01月25日