ほしおさなえのレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    川越の活版印刷所が舞台の物語、4作目で完結編。
    いつもこの印刷所や関わる人たちの優しさやそれぞれ抱える問題に向かい合うストーリーにじーんとして、幸せと温かさで満たされます。
    今回もとても勇気をもらえて、生きるって素敵なことだなとしみじみ感じられました。

    「どうして散るときまで、そんなにうつくしいんだ。わたしはもうすぐ世界から消えるのに、寸前まで捨てきれなくなってしまうじゃないか。世界をうつくしいと思ってしまうじゃないか。」
    今回の物語の登場人物の彼の目や言葉を通して、改めて世界ってうつくしい、と見える世界がキラキラ感じます。

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    2024年10月04日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    前の2作品と比べて、連句が中心の話となっていた。その表現の機微が素晴らしかった。年齢、性別、立場の違いを、よくここまで表現できるなぁと、感心した。日本語は奥深い。

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    2024年09月17日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    ネタバレ

    「連句の場は、がっちり向かい合うんじゃないところもいいんだよね。ずっとしっかり向き合ってたら、疲れちゃうし。お互いにお互いのことしか見えなくなって閉じてしまうでしょう。ちょっと斜めにチラチラ見るぐらいがちょうどいいんじゃない。」

    俳句のように、個の力を競うのではなく、数人で全体の構成と調和を考えて一つの作品を作り上げる連句。決して立ち止まらず、戻らず、進み、主役になったり、引き立て役に徹したり。それは人生にも、人とのかかわり方にも通じる。俳句は無理でも連句ならできるかも。老後の楽しみの候補がまたひとつ増えた。

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    2024年09月17日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    ネタバレ

    シリーズ三作目。進むごとに素敵だなと思う箇所が増えてきた!

    家と益々会話するようになってきたのは単純に面白い。

    第三話のやりとりが印象的だった。自分は会社勤めだけどそれでも仕事に通ずる点だなと共感した

    「いまできることだけやってるんじゃダメなんだ。」
    「あたらしいことに取り組まないと先細りになる。」

    あと、将来について悩んでいる中で描かれていたシーンも驚きがあった

    「自分のためだけに生きるのは重荷なんじゃないか」

    人は繋がりがないと生きていけない

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    2024年09月02日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    活版印刷三日月堂2巻目!
    弓子さんもパワーアップして、寄って行った人々が笑顔になる印刷所になってきた!!
    一番好きな話は「あわゆきのあと」
    初めて子供目線で描かれる「活版印刷三日月堂」
    その子が起こした行動で周りが癒やされていくのがとても伝わった。

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    2024年08月31日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

    匿名

    ショックです

    完結してると思わず、ずっと続きを待っていました。本当に終わりなの?まだまだ読んでいきたい作品だった。
    三日月堂完結後にどはまりしていたのに…。語彙力が無くてすみません。
    でもまた会える気がしています。この作中の人たちの心の触れ合いに身を委ねて読みたいです。
    すみません、レビューになっていませんね。

    #切ない #感動する #癒やされる

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    2024年08月10日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    ひとりではなく、人と一緒に、でも誰かとの記憶、自分の記憶をめぐらせて言葉を紡いでいく時間の豊かさを感じる。

    こんな素敵なブックカフェ、近くにないかしら。

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    2024年06月30日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

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    植物の妖怪、と呼ばれるウツログサにつかれた人々の物語。

    しっとりとした、現代の民話のようでした。

    幸せとは何か。
    その人にとっての希望は何か。
    それぞれのお話の主人公は、物語の終わりに何を選ぶのか。

    余韻の残る物語でした。

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    2024年06月13日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    前作に引き続き。
    気づいたら2作品目も読み終わっていました。笑
    川越が私にとって縁ある場所だから、癖になるのかな。具体的なイメージができて、物語の深いところまで味わえる気がします。


    本作は感動的なストーリーが多く、何度も涙腺が緩みました。今あるあたりまえに感謝しようと思います。分かっていてもなかなか難しいことだなとは思いますが…。
    あとは、だんだん「イエ(月光荘)」に対する愛着が芽生えてきました。守人と会話する場面が特に可愛い。
    どんな声なのだろう、聞いてみたいです。

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    2024年06月12日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    活版印刷所「三日月堂」シリーズ第三弾

    またまた心癒やされるストーリー、優しい人々と優しい言葉。

    「言葉は『ことのは』だし、葉っぱの一種なのかもしれないね。
    祖母はそう言っていた。
    だとしたら、ここは森だな。印刷所のなかを見回して、思った。森。文字でできた森。」
    言葉は葉っぱで、文字の集まりは森のようなもの。
    すごく素敵で、すごく共感。
    活字を見て読みたくなるのも、なんだか癒やされるのも、森効果なのかもしれない。

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    2024年06月03日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    航人さんの過去
    人のことを考えて生きていくと決めた彼の様が
    かっこよかった
    みんな人は最初から何かができるわけではなく
    失敗して学んで意識して少しずつできるように
    なっていく
    最後の連歌も圧巻だった

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    2024年06月01日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    出会うときに出会えた本と感じている。今までは連句の面白さや新しいコミュニティに属すことで世界が広がっていく主人公を眩しく見つめていた。しかし、最近、自分も趣味から繋がった出会いがあり、その仲間と何か作らないかという話も出てきて、気がつくとリンクしていた。物語の中の人たちの心模様を眺めながら、ふと周りを見渡すと、現実も広がっていた、そんな感覚。

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    2024年05月29日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    川越の小さな活版印刷所「三日月堂」をめぐる、温かい出会いと交流の物語、第二弾。
    第一弾の、店主とつながっていく印刷依頼者の人々のやりとり、言葉、気持ちがとても優しくて温かくて、すごく癒されたので、楽しみにしていた第二弾。
    やっぱり素敵なほっこりストーリーばかりで、本当に心癒されました。

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    2024年05月25日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    言葉の奥深さを感じる作品。
    連句、やってみたくなる。俳句や短歌に比べ、決まり事が多い印象。複数人での質の高い言葉遊び。
    言葉の使い方が、一人一人の思考や生き方に直結しているのかもしれない。

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    2024年05月18日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    連句会に馴染んできて、仕事も得てきたところ。イマイチ連句は分からないけど、ひとつのものを作り上げるのは素敵な事だと思う。

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    2024年05月15日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    とにかくほっこりしたい時に読みたい本。
    大変読みやすくて読後は優しい気持ちになる。
    活版印刷に興味が湧きました。私も実物みてみたい。
    シリーズ物と知らなかったので続編も読みたい。

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    2024年05月03日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    三日月堂本編から月日が過ぎた未来のお話。弓子さんをはじめ、三日月堂を介して出会った人たちが、思い出を大切に暮らしている。
    ちょっぴり悩みを感じている人も、出口が見える素敵なお話でした。

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    2024年04月15日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    川越の小さな活版印刷屋さんの店主と街の人や依頼主たちとの交流の物語。
    活字好きや本好きにはたまらなくわくわくする文字と印刷のお話です。
    私は活字と印刷が大好きで、「市谷の杜 本と活字館」で印刷ワークショップに参加し、活版印刷でしおりも作りました。
    ちょっとしたかすれ具合も味わい深かったり、活版印刷って素敵ですよね。
    そんな活版印刷の温かさと人の温かさが交わり、温かい気持ちになる物語でした。

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    2024年04月14日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

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    ネタバレ

    終わってしまった…世捨てハイスペック紙オタクだった藤崎さんが、冗談を言ったりにっこり笑ったりする姿におばちゃんホロリ。百花ちゃんはずっとずっとそばに居て、廃材の和紙の如く都度都度蘇らせて上げてほしい。ほしお作品の人々が川越に集結してきたのでシリーズまたいだビックイベントが開催されると良いなぁ。
    このシリーズで知り、訪ねた場所、探した物は数知れない。作中の紙屋さんがどんなものなのか名古屋の「紙の温度」さんに行ってよく分かった。ネパールの和紙「ロクタ紙」即刻購入しましたとも。
    うだつの上がる町並みを実際に訪れて、あるお店の方に言われたのは、紙の種類の違いはネットでは伝えられない。だからうちはネット

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    2024年04月10日
  • まぼろしを織る

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    いろいろな情報があったが、最後は共感と感動で幸せな気分になりました。そうだよなー、同じ考えだなー、と。

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    2024年03月30日