ほしおさなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このシリーズを読むといつも思う
年代が違っても分かり合えるものがあるっていいよね
お父さんがいいよね
著者もこんな交流をしたかったんだろうな
さみしい気持ちが少し見える
詩を朗読する事 しずかな迫力
才能っていうのは世界とのズレだから孤独と同じ
むかしは「自分の果たすべき役割」のことばかり気にしていた
みんなが「自分」を求めはじめたから「自分と世界」のことを考えなければならなくなった?
連句の「自他場」という考え方
どれかひとつだけが続くのを嫌う
今回は集まりの中の個々の生き方や人間模様がいろいろ…
登場人物が多くなって誰だったっけ?ってなる笑 -
購入済み
シリーズ第六作。雑誌作りや文学フリマでの出店、あずきブックスでのトークショー。SNS連句と世界が広がりつつ。次回はどのような展開に繋がって行くのだろう。
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Posted by ブクログ
はじめての作家さんです。
シリーズもの大好きなので
楽しみにしていました。
活版印刷 三日月堂
名前からして
現実にあれば是非行ってみたい
雰囲気があふれています。
かわいかったり、素敵な文具類を
見るのが大好きな私なので
三日月堂の名前入りの便箋封筒や
カフェの素敵なショップカード
俳句が印刷してあるコースター
など、わくわくするような
お話ばかり…
三日月堂の弓子さんをはじめ
周りにいる温かく、少しだけ
悩みをもつ人たちもみなさん素敵な人たち
センスがよくて温かみのある作品が出来上がっていくたびに三日月堂は愛着のある印刷屋さんになっていきます。
続きが読めると思うとこの街の一員になれたよ -
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「いまや連句会は私の生活の一部」
3回目の春を迎えた一葉は、連句の大会で知り合った「きりん座」のメンバーと交流を始める。
城崎大輔に誘われ連句会を訪れた一葉。そこには大学時代憧れていた今井先輩に似た岸本久輝がいた。 恋の訪れを思わせるシリーズ(五)
父親の夕焼けだんだんの話にじんわりさせられた。文芸同人誌を出すマーケットは知らなかったが、行ったらとても楽しそう!
就活の悩みを抱えていた蛍さんの内定が決まり、個人の歌集を出したい、ひとつばたごの同人誌を作りたいと、連句の仲間たちにも新しい風が吹き始める。
父親のモノクロ写真と大輔さんの写真を合わせた雑誌を出すことになるが、令和のJK、海月さ -
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活版印刷三日月堂の番外編。
『空色の冊子』が"過去編”だとしたら、この『小さな折り紙』は本編の"その後”になる。"未来編”とも言えるか…。
『庭の昼食』がとても良かった。
本編のその背景にあたる本作。色んな方面から多角的に捉えることができるって、奥行きが広がる感覚になる。俯瞰するってこういうことなのかな?
物事って人によって見方が違う。それだけではなく、見え方も変わる。
自分からの見え方だけでなく、色んな人の見え方によって、大きく深く見えることもあるのかもしれない。
サブタイトルにもなっている『小さな折り紙』
弓子の子供の頃から、本編を経てのその後。
園長の目を通 -
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このシリーズもいつの間にか完結していた。4,5,6巻をまとめて読む。
終わってみると、このシリーズは川越という場所を主役にした壮大な群像劇だったな、と思う。活版印刷三日月堂も出てくるし、藤崎記念館の名は出てこないが、和紙の店も出てくる。(このシリーズも最後まで読んでいなかったので忘れてるが、そちらを読めばまたこれとリンクしているのかも)
家の声が聞けるというファンタジーに関しては、今は、遠野守人の創作のモチーフだったのではと思える。守人は喜代さんも家の声が聞けるときいて、喜代さんとの確かな繋がりを覚えるが、それも創作へと繋がっていく。ファンタジーは、守人の心の中で深く意識されるが、現実の人間 -
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ほしおさんと言えば、柔らかい雰囲気で優しい作品のイメージ。
本作はそんな印象とは少し違っていて、全体的に薄いモヤがかかっているような感じ。心の機微や「生きること」について描かれています。
こんな作品も書かれるんだとちょっと驚きました。
ずっと「生」と「死」を意識させられていた。
「染織」という世界の奥の深さとその魅力を描きながら、無気力な槐と従兄弟の輪が「生きること」に向き合い、成長していく姿が描かれています。
みんな何かが足りなくて、迷い、苦しくなりながらも今を生きている。
彼女たちの抱えている闇や不安定さから目を離せなくなってしまいました。
人生何があるかわからない。何が良いかなんて -
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言葉の園のお菓子番シリーズ(三)
亡き祖母の縁で連句会「ひとつばたご」に通い始めた一葉。ポップを書きながらブックカフェに勤めて4ヶ月が経つ。
一葉の勤めるあずきブックスで少女マンガイベントが提案される。連句会でも陽一さんの句「夏のおわりのト短調聴く」がとられ、マンガ談義に花が咲く。
「大島弓子の描いた『夏のおわりのト短調』は叔母でなく、本当は母が壊れる話なのかも!」と語る小説家・上坂柚子さんは歌人の川島久子さんに連れられやって来た。
「親も弱さを持つ小さな人間に過ぎず、世界も信用ならないものだと、見え方ががらりと変わる。それが思春期でしょう」航人さんの重みのある言葉に、このマンガを読んでみた -
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ネタバレコロナ禍で閉店セレモニーもできずに閉じてしまった記念館は、川越で新しくオープンすることになる。プロジェクトチームのメンバーとして様々なアイデアを出し合い準備していくのは、大変だけれど楽しそうだった。新しい記念館には紙漉きのコーナーも作るということで美濃で紙漉きの研修も受ける。最初はもちろん上手くいかないが、2日目には「自分が自分であることを忘れて、紙漉きの世界に溶けこんでいく感じ。」を得る。心が自由になる。ものづくりはやっぱり良いなぁと思った。オープンセレモニーの司会という大役を果たした百花は、最初に記念館のアルバイトをしていたオドオドして自信なさそうな大学生の頃と比べると、立派になったなぁと