ほしおさなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
軽井沢にある銀河ホテルの手紙室。
ホテルの人気アクティビティの1つである
「手紙教室」
文字じゃなくてもいい。誰に書いてもいい。
出さなくてもいい。ゲームでもいい。
1000色並べられたインクから好きな色を選び何を書こうか考える。そんな素敵な時間を過ごす物語が今回も3つ。
素直になれなかった後輩へ
毎年当たり前のように誕生日を重ねていく息子へ
最後の物語はネタバレになるので、誰へ向けてかはここでは書けないけれど、とても胸が温かくなって涙が出てしまう相手へ
毎作、とつとつと主人公が自分との対話を通して少しずつ折り合いをつけていく様が、何とも優しくて沁みこんでくる物語。
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Posted by ブクログ
第1話 長い黄昏 Twilight
近代文学史の教授が主人公で、ところどころに本に関する愛や姿勢を感じられる描写があるのが嬉しかった。
前昨でも登場した作中作の『夜に想う』の文章が良い。
“命を精一杯感じること”
人それぞれどんなときにそれを感じるかは異なる。
私にとってのそれに読書は必ず入るなぁと、自分にとって本を読むことの大切さを改めて感じた。
悲しみもあったけれど、長く連れ添ってきた相手だからこそ、きっとまた会えると信じられる希望を感じて、寂しさよりあたたかさが心に残るお話だった。
第2話 光り続ける灯台のように Vert Atlantide
自分が何をどうしたいのかわからない、
何を -
Posted by ブクログ
手紙、1000色のインク、また万年筆で書くことを始めた自分には魅力的なアイテム。このアイテムをホテルにまつわる人々を通して作品が進む。
この作品が初めての著者との出会いになった。
老舗と呼ばれる企業、団体にも関わる人もまた新陳代謝がある人生を送る。3人のお客中心にその世界がホテル時間でリセットだったり、整理のきっかけつくりになる。
スマホ依存へのオマージュか、私は、紙ページを巡りながら読んでよかった。
どの世代にも引っかかりがありながら、年齢や経験によってはまだ想像も難しいところもある。
児童書を書かれている著者だからか
特に3話目、ひらがな表記も多様されている、たいへん、ひらがな表記は久々に