ほしおさなえのレビュー一覧

  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    ネタバレ

    第一話 麻の葉のカード
    組子障子麻の葉 画像検索してみた。
    美しい♡

    第二話 貝殻の小箱
    漆芸(しつげい) 螺鈿(らでん)
    紙胎(したい) 紙の器に漆を塗る方法
    乾漆(かんしつ) 布(麻布)に漆を塗る方法

    デボス 裏面を凹ませる加工、空押し
    エンボス 裏面を推しあげて浮かす加工

    第三話 いろいろ紙ノート
    日本橋髙島屋に居た象の髙子

    動き出した紙屋ふじさき記念館のリニューアル
    次巻が楽しみ

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    2020年10月01日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    シリーズの2作目。3作目を最初に読んだので、これで12作が繋がった。個々の話は前の話に関連してスタートするが、独立した話なのでどう読んでも問題ないんだけど、弓子さんの謎がだんだん明らかになっていくので、順番通りに読んだ方が面白い。今回の話もどの話も好きだけど、朗読の話、好きだな。竹野内豊のドラマを思い出した。さて、全6巻だが、とりあえず第4巻で完結とのことで、楽しみ

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    2020年09月04日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    心温まるお話でした。
    本はタンポポの綿毛のようなもので、明確な宛先は持っていないけれど、行き着いた先の読み手にメッセージを残すという一節が非常に印象的でした。

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    2020年08月27日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    気持ちが温かくなる連作集。弓子の活版印刷屋を舞台にしており、前の話にそれぞれ繋がりはあるが、全く別の話として読んでも問題ない作品集。それぞれの話がいい話で、好きだな。読み終わってからシリーズ3作目と知る。遡って1作目、2作目も読もうっと

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    2020年07月30日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    ① この本を選んだ理由
    このシリーズを読み始めたので、その続きで。

    ②あらすじ 
    3部構成。
    浮草の灯、切り紙、二軒家。
    浮草の灯では、活版印刷三日月堂シリーズの水上さんが登場する。

    ③心に残ったこと
    建物との会話

    ④感想
    前作よりこちらの方がよかった。
    全体的に寂しい感じがした。
    この本を読むと、家に触れて声を聞こうとしてしまう…

    ⑤登場人物

    遠野守人
    松村果歩 べんてんちゃん
    木谷先生

    安西明里
    豊島つぐみ

    他…

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    2020年07月14日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    号泣ではないけど、そっと心にくる優しさや悲しさに涙が出ました。

    祖父を亡くしたばかりの時に読みましたが、夢だけがその人の持ち物、という表現に涙が出ました。
    祖父の夢は何だったのだろう。
    居なくなってしまった今はその思いも夢も知ることは出来ません。

    その思いを形にして、次へ繋いでいく人々の物語。
    必死で何かに夢中になり、優しさの中に生きている人たちの物語。

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    2020年07月02日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    三日月堂のお話が、弓子さんの結婚で終わってしまうと思っていたら、待望のスピンオフが出ました。
    これまで活版印刷に関わってきた人たちが、主役になり、脇役になり次々登場するのでファンにはたまりません。
    それぞれの人生、人物たちがどこかで決心し、前へ向かっていこうとする姿が、作者に選ばれた言葉で表現されています。人生の機微というのかな。その辺りの表現が独特です。もう続編はないのかもしれないけれど(いえ、書いて欲しいですけど!)それぞれの今後をいろいろ想像してしまいました。

    初版には限定で、活版印刷による1ページが付いています。この字体、見たことがある。ずっと昔、家にあった教科書で。活版印刷で作られ

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    2021年01月26日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    漆に関わる仕事を通して、縦へ横へとあたたかく「繋がる」物語。ストーリーも文章も丁寧で素敵です。
    高山にも大子にも、改めて行ってみたくなりました。我ながら影響されやすいなーと思います(笑)。

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    2020年03月18日
  • 空き家課まぼろし譚

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ベニスのように美しい水上都市、海市。その一角にある風変わりな組織“海市協会空き家課”。だれも住まなくなった建物に再び命を吹き込むのがこの部署の仕事だ。そこに勤務する間宮明はちょっと気弱な25歳。仕事で扱う古い建物から古いアルバムをくすね、蒐集する悪癖がある。ある日、明の仕事に課長の娘・三上汀がついてくることに。そこで、汀の能力が目覚め……。次々に現れる空き家の謎を解く事は出来るのか!?

    【感想】

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    2017年08月05日
  • 梅、香る 琴子は着物の夢を見る

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    シリーズ第二弾。
    今回は喧嘩別れとなった恋の記憶が宿る着物のお話。切ないけども、その後縁に恵まれたのは良かった。
    梅の意味の忍耐がなかったと持ち主は言っていたけど、しっかり子育てもしたのだから梅ですよ。絶対。恋はタイミングと価値観だと思うな。

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    2026年02月07日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    「活版印刷三日月堂」の第1弾。

     活版印刷の活字拾いと言えば、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のジョバンニ。
     この作品にも描かれていて嬉しかった。

     ひとつひとつの文字を並べ、文にして印刷する。膨大な手間と時間をかけた作業は、今では考えられないことだが、その手間や時間の中に、人の想いや温もりがたくさん詰まっている。
     タイパ重視の現代だからこそ、経験してみたい作業だ。
     ひらがなを全文字、一文字につき一回使った「いろは歌」のような文章を私も考えてみたい。

     三日月堂の弓子さんの人を見る目も良かったなぁ。雪乃さんと友明くんの船出にも胸が熱くなった。

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    2026年02月05日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    器を補修する手段、金継ぎ
    金継ぎをする祖母、それに関心を持つ女子高生の孫
    祖母の過去を辿りながら、孫は自身のやりたい事を探す物語、漆に詳しくなれる

    木が生きているときには見えない、木の奥底の姿。木の骨を木の血液で覆う凄まじさ。

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    2026年01月30日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    月光荘という「家」から始まって、
    それを囲む、
    人の輪が、縁が、どんどんと大きく
    ふくらみ、つながってゆく。

    そして、その輪がさらなる豊かさを
    連れてきて。

    主人公の、自分への問いかけは、
    ときに、読者の私自身への問いかけにもなる。

    よりよく生きたい。
    人とあたたかく、やさしく、嬉しく
    つながっていきたい。
    自分にできることとは。

    その思いが、不思議な力に導かれていく。

    さて、次が楽しみだ。

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    2026年01月25日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    ネタバレ

    着物を着る生活って、丁寧な日常を送っているかんじがする。とてもできる気がしないけど、憧れるなぁ。
    戦争の表現が生々しかった。

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    2026年01月22日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    主人公の琴子はリユース着物の本庄の蔵で古着の査定をしている。

    琴子は査定の依頼で訪ねたお宅で、一枚の椿柄の銘仙と出会う。
    その一枚の銘仙から持ち主の記憶が蘇えっていく物語です。

    着物というアイテムは奥が深いと思った。
    物語の中に出てくる銘仙も戦争を経験をしている事により、更に物語に重みが増していると思った。

    『記憶が重さを持つのは、持ち主の気持ちを移しとるからだろう。着物は持ち主の身体と同時にその気持ちも包みこみ、人間とはちがうが、着物なりに持ち主の気持ちと同調していくのだろう。』というフレーズが記憶に残った。

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    2026年01月18日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

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    シリーズ3作目。
    大学教授がゼミの生徒ひとりひとりにその人に合う色を探して手紙書くなんて素敵〜。
    いつもながらほっこり。

    しかし苅部さんについてはまだまだミステリアスですなぁ。

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    2026年01月18日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

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    手紙、1000色のインク、また万年筆で書くことを始めた自分には魅力的なアイテム。このアイテムをホテルにまつわる人々を通して作品が進む。
    この作品が初めての著者との出会いになった。
    老舗と呼ばれる企業、団体にも関わる人もまた新陳代謝がある人生を送る。3人のお客中心にその世界がホテル時間でリセットだったり、整理のきっかけつくりになる。
    スマホ依存へのオマージュか、私は、紙ページを巡りながら読んでよかった。
    どの世代にも引っかかりがありながら、年齢や経験によってはまだ想像も難しいところもある。
    児童書を書かれている著者だからか
    特に3話目、ひらがな表記も多様されている、たいへん、ひらがな表記は久々に

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    2026年01月09日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    三日月堂の完結編。弓子に関わった人たちで三日月堂を盛り上げていく。みんな優しくて全てにおいてハッピーエンドではなかったが心休まる作品でした。

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    2026年01月08日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    作者の川越のお話をもっと読みたくて
    手にとった。

    「家の声」が聞こえる、ということに
    入っていけるかな、と、思ったが、
    あぁ、こういうことってあるな、と
    すんなり世界に入っていけた。

    川越の街並み、歴史が、より広く、深く
    知ることができ、
    登場人物も、一人ひとりとても魅力的。

    本を片手に、川越の街をぐんぐん歩いて
    いきたくなる、
    人と街の魅力がたっぷり溢れる好きな世界。

    これから、どんなふうに展開していくのか
    読みながら、ワクワクしてしまう。

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    2026年01月06日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    軽井沢にある趣あるホテル舞台にした3つのお話からなる1冊。
    どの作品にも自分の人生に対して、「本当にこれで良かったのか?」というモヤモヤを抱えてる。
    劇的な展開などはないけれど、それぞれの主人公が手紙を通して自分を知り、前を向く過程が胸にストンと落ちた。
    受動的では気づけないことがあって、望んでるものも、もしかしたら既に持っているのかもしれない。自分を振り返り「足るを知る」ことが人生に満足することに繋がるのかもしれない。

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    2026年01月04日