ほしおさなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三日月堂のお話が、弓子さんの結婚で終わってしまうと思っていたら、待望のスピンオフが出ました。
これまで活版印刷に関わってきた人たちが、主役になり、脇役になり次々登場するのでファンにはたまりません。
それぞれの人生、人物たちがどこかで決心し、前へ向かっていこうとする姿が、作者に選ばれた言葉で表現されています。人生の機微というのかな。その辺りの表現が独特です。もう続編はないのかもしれないけれど(いえ、書いて欲しいですけど!)それぞれの今後をいろいろ想像してしまいました。
初版には限定で、活版印刷による1ページが付いています。この字体、見たことがある。ずっと昔、家にあった教科書で。活版印刷で作られ -
Posted by ブクログ
手紙、1000色のインク、また万年筆で書くことを始めた自分には魅力的なアイテム。このアイテムをホテルにまつわる人々を通して作品が進む。
この作品が初めての著者との出会いになった。
老舗と呼ばれる企業、団体にも関わる人もまた新陳代謝がある人生を送る。3人のお客中心にその世界がホテル時間でリセットだったり、整理のきっかけつくりになる。
スマホ依存へのオマージュか、私は、紙ページを巡りながら読んでよかった。
どの世代にも引っかかりがありながら、年齢や経験によってはまだ想像も難しいところもある。
児童書を書かれている著者だからか
特に3話目、ひらがな表記も多様されている、たいへん、ひらがな表記は久々に