ほしおさなえのレビュー一覧

  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

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    第1話 長い黄昏 Twilight
    近代文学史の教授が主人公で、ところどころに本に関する愛や姿勢を感じられる描写があるのが嬉しかった。
    前昨でも登場した作中作の『夜に想う』の文章が良い。
    “命を精一杯感じること”
    人それぞれどんなときにそれを感じるかは異なる。
    私にとってのそれに読書は必ず入るなぁと、自分にとって本を読むことの大切さを改めて感じた。
    悲しみもあったけれど、長く連れ添ってきた相手だからこそ、きっとまた会えると信じられる希望を感じて、寂しさよりあたたかさが心に残るお話だった。

    第2話 光り続ける灯台のように Vert Atlantide
    自分が何をどうしたいのかわからない、
    何を

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    2026年04月16日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    銀河ホテルの居候シリーズ4作目。
    自分の思いを言葉にするってやっぱり大切なんだな。
    掴めない雲のように普段いろんな思いが心をよぎっていくけど、カタチにならないまま通り過ぎてしまって忘れていってしまう。
    確かに生きている実感として誰にも見せないとしてもカタチにするのって大事なことだと改めて思った。

    それにしても苅部さんって何者なんだろ。
    気になる。

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    2026年04月16日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    元バンドメンバーのステージを見にきた有田さん、もっとお互いに伝えないと。今回できた曲はどんな曲なんだろ、聴いてみたい。料理長の吉田さんの家族への想いと共に語られる手紙室室長苅部さんの過去、でもまだよくわかんないね。ウェディングプランに手紙室のワークショップを入れるのはいいアイデア、お式の前に改めて自分と向き合う時間て大事よね。このシリーズ読むと手紙が書きたくなる!実行できてないけど。

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    2026年04月15日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    満天の星を見あげて Wolfgang Amadeus Mozart
    誕生から死までの線分 Canyon Rust
    順境にあっても逆境にあっても Ultra Green

    千色の中から好きな色のインクを選ぶ
    ぼんやりとした気持ちが形になってくると
      この色 
    という色に呼ばれると言う人もいるそうだ

    想いを言葉にして書き表す時間を
    経験した人は
    幸せな想いを持ち続けるのだろう

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    2026年04月05日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    毎回自分だったら誰に手紙を書くだろう、何色にするだろうと思いながら読みますが、その都度違う人が浮かびます。
    わからないことがあっていいんだなと少し気持ちが楽になりました。どうしていいのかわからなくてオロオロしがちな私ですが、自分のやってる事が正しいと思い込むことの方がある意味危険ですよね。ちゃんと状況を見て、考えて判断できるようになろうと思いました。

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    2026年04月05日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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     「活版印刷三日月堂」の第4弾完結編。
    弓子さんひとりで始めた三日月堂にも新たな人材が加わり活気が出てくる。

     「星空館」の星座盤、大学生の課題、そして余命を告げられた水上さんの雲日記。
    悲しいけど温かい想いに溢れていた。
     悠生くんと一緒に、弓子さんの三日月堂のこれからが楽しみだ。

     言葉を残すこと、それはもしかしたら誰かを傷つけている行動かも知れない。
     でも、言葉を残すことで誰かの想いを繋げていくこともできる。

     番外編としての続編もあるようなので、さっそく手に入れてみよう。

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    2026年04月05日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

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    手紙室に流れる特別で優しい時間とお客さんと苅部さん達のやり取りが、思わず「実在してくれたらいいのに」と願ってしまうほど素敵。苅部さんの過去?も少しわかってきて、これから明かされていくのかな?と楽しみ。普段手紙を書く時は自分の家で書いているけれど、たまには場所を変えてみるのも気分が変わって良いかもな、と思った。

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    2026年04月03日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    千色ものインク瓶が並んでいる…
    もうこれ読んだだけで
    素敵すぎる
    本当にあったら絶対行きたい場所。

    登場人物たちが書く手紙は、
    未来の自分宛てや、家族宛て、もう会えなくなった家族宛てだったり…。それは届けなくてもいいし、いつか受取りに来てもいい。持ち帰ってもいい。

    それをそっとお手伝いする苅部さん。

    それぞれが、手紙を書く事で本当の自分の気持ちが整理されていく感じがとても心地良く読めた
    心の整理は大事だなと思った

    かなり謎めいてる 苅部さん
    シリーズ化されているので だんだんと
    苅部さんの素性も明かされていきそうで
    次作も読んでみたいな〜と思える作品だった✨

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    2026年03月29日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    こんなホテルがあったら行ってみたい!手紙室にも入ってみたい!
    私だったら誰に宛ててどんな手紙を書こうか…。つい考えてしまうくらい、魅力的な場所だった。
    苅部さん、何者なんだろう…。シリーズ化されているようなので、また読んでみたい。

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    2026年03月17日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    大好きなシリーズ。
    続いていくか心配もあったので、新刊が出てくれて嬉しい。

    楽譜書く用の万年筆があるなんて知らなかった。

    素敵なホテル、手紙を書くこと、文房具。
    様々な強みとなる要素がこの物語を支えているんだなー。

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    2026年03月12日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    普通に良い話でした。最後の『怒りも生きる力』って良い言葉だ。

    読んでる感覚は阿部暁子さんの『カフネ』に近い。カフネは料理で人の心を解きほぐすが、本作は手紙で心を解く。
    大きな違いとして、カフネは主人公の弟の死を辿りつつ、他の人の悩みを描くが、銀河ホテルは語り手単一の悩みとひたすら向き合うイメージ。なにより描写も心情も書き方が丁寧。

    インクってそんな沢山あるんだなぁ。インクの名前が良くいえば洒落てる、悪く言えば厨二臭い。それも良い

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    2026年03月05日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    ホテルの手紙室。
    最初はそこで働くことになった主人公?ホテルの息子さんのお話。
    そこから、手紙室に来る、なにかを言いたいけど言えない人たちのお話。
    「人生と向き合う感動」その通りだと思いました★

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    2026年03月01日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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     「活版印刷三日月堂」第3弾。
     2弾で出てきた「我らの西部劇」の話が引き継がれ、弓子の祖父母や父母の話も出てくる。
     活版印刷を通じた人と人との温もりが、今までの作品より強く描かれている。
     各章の扉の写真もとても興味深い。
     活版印刷を体験してみたくなってしまった。

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    2026年02月26日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    手紙室、という仕掛けが好き。やっぱり手紙って、書いてる時(人)、読んでる時(人)、の時空間のズレがいいんだよね。さらにそれだけでなくて、送り手と受け手のどちらにもない状態、という「第三の時空間」があるのが、実にいい。LINEやSNSの現代にはない、時間という魔法があった時代への哀愁。時を経て、適切なときに、適切なタイミングで、メッセージは「届く」。
    ユーミンの「12月の雨」を思い出す。〜時はいつの日にも、親切な友だち〜。または、「優しさに包まれたなら」の世界線なら、「すべてのものは、メッセージ」。…そう思うと、作中にある本屋さんのくだりは、作者からのメタ・メッセージにも思える。

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    2026年02月23日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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     「活版印刷三日月堂」第2弾。
     4編の連作短編集。

     活版印刷と銅版画を融合させて豆本を製作する「海からの手紙」
     亡き父の想いを受け継ぎ、それを息子へ引き継いでいく「我らの西部劇」が心に残った。
     悩んだり、迷ったり、揉めたり、いろいろな壁はあっても、最後には気持ちがほどけるような結末に癒された。

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    2026年02月22日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    『手紙だもん。上手く書くのが目的じゃないでしょ。楽しんできてね。』

    刺さった〜すごい刺さった。
    真っ直ぐ素直な釘が捻くれている自分の全身を一思いに貫いた。

    本書の舞台である銀河ホテルにある手紙室では、それぞれの登場人物が訪れるまでは思いもしなかった自分の想いと向き合い、ひとつの結論を手紙に込めていく。それは誰かに宛てられて静かに保管室に眠ることになったり、直ぐに大切な誰かへと渡ることなど様々だがそのどれもが技巧を凝らしていたり、奇を衒うような文章ではない。けれど真っ直ぐに伝えたい想いを、その想いに共鳴するインクと共に綴られていく。なんて素敵なのか。

    そんな想いを伝えたい人が居ないと思った

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    2026年02月22日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    朝顔。

    紫陽花。

    露草。

    月夜。

    青色パイロットインクの美しい名前たち。

    その中でも『月夜』はこの小説の中にも出てくるインクである。

    銀河ホテルの手紙室にはインクが千色あるという。

    銀河ホテルの手紙室ワークショップ。

    インクを選び、付けペンで試し書きをして、思いを込めた手紙をしたためる。

    その手紙は届けられない手紙でもいい。

    『月夜』

    私も同じ名前のインクを手元においている。

    それをコンバーターで吸い上げて万年筆にセットして使う。

    インクの色の違いは微々たるものだったりするが、そこが美しいのだ。

    水ににじむ時など、色の違いを深く感じさせてくれる。

    染料インクと顔料

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    2026年02月12日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

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    それでもここが同じ姿であり続けるなら、記憶のなかの灯台になるだろう。
    位置を変えずに光り続ける灯台のように、みなの記憶を照らしてくれるだろう。

    灯台のようにいつでもそこにいてくれる安心感。
    そんなホテル羨ましいな。

    私は3作目が好きでした。

    私は、色が好きで興味があってこのホテルの壁紙がそれぞれ違うことや手紙室のインクの種類にも弾かれてるところです。

    続編も早く読まないと。。

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    2026年02月09日
  • 梅、香る 琴子は着物の夢を見る

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    シリーズ第二弾。
    今回は喧嘩別れとなった恋の記憶が宿る着物のお話。切ないけども、その後縁に恵まれたのは良かった。
    梅の意味の忍耐がなかったと持ち主は言っていたけど、しっかり子育てもしたのだから梅ですよ。絶対。恋はタイミングと価値観だと思うな。

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    2026年02月07日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    「活版印刷三日月堂」の第1弾。

     活版印刷の活字拾いと言えば、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のジョバンニ。
     この作品にも描かれていて嬉しかった。

     ひとつひとつの文字を並べ、文にして印刷する。膨大な手間と時間をかけた作業は、今では考えられないことだが、その手間や時間の中に、人の想いや温もりがたくさん詰まっている。
     タイパ重視の現代だからこそ、経験してみたい作業だ。
     ひらがなを全文字、一文字につき一回使った「いろは歌」のような文章を私も考えてみたい。

     三日月堂の弓子さんの人を見る目も良かったなぁ。雪乃さんと友明くんの船出にも胸が熱くなった。

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    2026年02月05日