ほしおさなえのレビュー一覧

  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

    Posted by ブクログ

    「銀河ホテルの居候」、2作目。
    出てくる登場人物の性別や年代は異なるものの、どの話も自分と照らし合わせながら読んだ。

    それぞれの気持ちが丁寧に書かれているのがすごく良くて、登場人物の気持ちだけじゃなく、「自分」の気持ちについても見つめることができて、読書ってたのしい!と思えた作品。

    こういう、心温まって、自分自身についても考えられる作品が好きだなぁ。

    0
    2026年10月01日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

    Posted by ブクログ

    満天の星を見上げて

    若気の至りとは、悪い意味で使われることも多いが、若いからこそ、尖って、イキって、カッコつけて、無茶を承知でいろんなことにチャレンジできる

    でも若さゆえに周りは見えないし、知ろうともしない

    でも年齢を重ねて時が経つと、だんだん自分の歩んできた人生が少しずつ見えてくる

    そこである瞬間、こじれた糸が自然にほどけてきて、何らかの不思議な力が作用すると、その糸が絶妙に紡ぎ出され始め、素晴らしい織物を作り出していくー

    そんな素敵なストーリー

    0
    2026年09月27日
  • ある小説家の死からはじまる物語

    Posted by ブクログ

    5人の元ゼミ生が、恩師の死をきっかけに再び書くことに向き合っていく物語。『活版印刷三日月堂』がとても好きで読んでみたけど、全く違う感じの話。でも、この話も良かった。
    人って、周りの人達に色んな見え方してるんだなと思った。そして、その見えてる姿も、その人の本当の姿じゃなかったり。
    話の中に出てくる、それぞれの『物語』を読んでみたくなった。特に『木蓮の家』。ほしおさん、本当に書いてくれないかなー。

    0
    2026年09月26日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

    Posted by ブクログ

    一巻目に続き、とても心が温まる素晴らしい作品でした。

    銀河ホテルの新しいことが少しずつ知れて面白いです。
    子ども向けツアーの専門スタッフは教員免許がある人ということや、ホテルのラウンジでは、過去に、一人芝居の催しも行われていたこと。
    それにしても、ホテルって3階建てだったっけ(笑)

    手紙室の苅部文彦の「謎」も少しずつ明かされてきている。
    舞台俳優の深沢泰彦って、もしかして?……
    すごく勘が働いています(笑)

    続きが楽しみです!

    0
    2026年09月26日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

    Posted by ブクログ

    2作目
    1作目は特定の人に視点をあてて短編のように3人のお話しだった
    今作も3人のお話しだけど話しの中心人物だけでなく関わった周りの人にも話しが広がる感じで
    銀河ホテルの良さがすごい伝わってくる…軽井沢行きたくなったー(単純)
    2作目って結構同じ流れだったり内容を変えて失敗したりで評価が低くなる印象を受ける
    でも今作も読んで面白かったし3作目も読んでみたいと思った
    今たしか第5弾まで出てるから一体どんな登場人物やお話しになっているのか…先の話しも楽しみに思える作品です

    0
    2026年09月25日
  • 天蚕の糸 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目。
    3作目ら話が続いているので、全作を読み終えてからがおすすめ。
    今作は天蚕の紬が登場。天蚕というものを今まで知らなかったけど、野生の蚕の一種なのだそう。
    萌黄色の輝くような糸は生糸の100倍以上のお値段で
    繊維のダイヤモンドとも言われているらしい。
    どんなものか見てみたくて、読み終えてからしばらくネットで画像検索してしまった。
    知らない着物についての知識が得られるのも、この本の楽しいところ。
    天蚕紬に宿る記憶は切ないけど、引き継がれてきた愛情がしっかり残っていて温かい。
    琴子の出自のことも少しずつ動き出し…続きがとても気になる。

    0
    2026年09月23日
  • 星降る海 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。
    今回は琴子の出自に関わるかもしれない着物が、物置から発見される。
    着物の夢も今までとは違った感じで、懐かしくて優しく包まれるよう。
    完全にオーダーメイドの手書き友禅だなんてどんなに素敵だろうと、想像が膨らんだ。
    続きが気になって一気読みしてしまった。

    0
    2026年09月23日
  • 梅、香る 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。
    今回は総絞りの振袖の記憶を視ることに。
    黒の本疋田の総絞りなんて、絶対に素敵な一枚。
    この着物が持つ少し悲しい記憶を、琴子が浄化させていくことを願いつつ読んだ。
    途中でちょこちょこ出てくる着物や織物などの話。
    最近興味が出て勉強していることだから、これがこっそり楽しくて。
    メインのストーリー意外にも楽しめる部分がある小説っていいなと思った。

    0
    2026年09月23日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。

    水引きとカラーインクという文具としても人気のあるものが題材。
    水引きは結びの象徴。人と人を結ぶものとして縁を結んでいく。温かい気持ちになる物語。
    カラーインクでは童謡ならではの温かな風合いが、和紙の風合いと手触りとに通ずるところがあるように感じられて、とても古風ながらも素敵な雰囲気を感じられた。

    本作では変わらず和紙の魅力が強く伝えられている一方で、文具の魅力も感じられる物語だった。

    0
    2026年09月21日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目の本作。

    より深く和紙の魅力を掘り下げている。
    美濃で紙漉きの体験をして、和紙の歴史に触れて、その繊細さや力強さを感じられる。主人公の百花も最初は自信なさげな印象だったが、伝統のある和紙から今時の手に取ってもらえそうなアイデアを生み出していく過程がまた魅力的で、応援したくなってくる。
    和紙の小物は人をひきつける魔力があり、次も早く読みたいと思わされた。

    0
    2026年09月20日
  • 言葉の園のお菓子番 扉を開けて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第一7巻。
    P.257の一葉ちゃんの「わたしは自分ひとりでわたしになったわけじゃない。まわりの人たちのおかげでわたしになった。」という言葉。人は1人で生きていけると思い込みがちだけど、今日ここまで生きてこられているのは自分1人だけの力ではないんだよな、と当たり前だけどそんな当たり前のことを改めて…

    このシリーズを読むたびに、私も連句というものを巻いてみたいなと思うし書店に置かれている歳時記に幾度となく手を伸ばすのだけど毎度毎度断念…いつかは連句というものを始めてみたい。あと、毎度のことながら登場するお菓子たちが本当に魅力的で、実際に調べて買いに走ったりしています

    0
    2026年09月19日
  • 言葉の園のお菓子番~大切な場所

    Posted by ブクログ

    登場人物が増えすぎて、ちょっと混乱し始めた。

    なにも背負わず、ただ安全圏に立ってながめている自分がずるいような気がしてしまう。
    それな。
    ほとんどの人がこっち側なんだろうけど。

    あまり出番がないお母さんに共感。
    子供や家族がしてることに興味持って、
    イベントに知人枠で参加してみたりして、
    それなりに楽しんでるところに。

    0
    2026年09月12日
  • 銀河ホテルの居候 あのときの夕日を胸に

    Posted by ブクログ

    本当に楽しみで大好きなシリーズ。表紙からまず素晴らしい。銀河ホテルにぴったり。作者のほしおさなえさんの著作は他にも読んだことがあるがダントツにこのシリーズが好きかつ、このシリーズには独特の静寂さがある。もう心を鷲掴みにされるのと、本当に軽井沢にいる気分…まず銀河ホテルが素敵で行きたい。そこに交わるいろんな人々と、手紙室の苅部さん。手紙室で手紙を書く中で、自分のモヤモヤの輪郭が分かり前を向ける…というのがこのシリーズだが、軽井沢マジック、銀河ホテルマジックにかかり美しい世界に誘われる。
    こんかい3つ目のお話はいつもと変わった切り口と終わり方だった。
    どんどん続いてほしい。

    0
    2026年09月12日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾。
    連句の会に行くようになり、世界が広がる一葉。
    仕事までゲットしてしまう。
    ポップ制作に、古民家のブックカフェでのお仕事なんて、憧れちゃうなぁ。

    出てくる連句も素敵で、なかなかルールは覚えられないけど、読んでるだけでもいいなぁと思います。
    作者の方がすべて作ってるんだろうけど、さすが作家さんだなぁと思います。

    0
    2026年09月07日
  • 言葉の園のお菓子番 扉を開けて

    Posted by ブクログ

    シリーズ7巻目。
    新作が出るのをいつも楽しみにしています。
    今回も出てくる連句も素敵だし、大きなことが起こるわけではないけれど、穏やかな日々の中で、前進していこうとする人達が爽やかで落ち着いた気持ちで読むことができました。

    昨年は、高知で「ひとつばたご」の木を見てきました。あーこれが連句グループの名前の木なんだなぁと写真を撮ってきました。

    0
    2026年09月07日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

    Posted by ブクログ

    癒しと気づきをくれる作品。
    最後の定年を迎える先生と生徒の話が一番好き。
    あとは、書写という方法で字を書くこともできるということを教わった。
    私も好きな小説の一文とか、序文を書いたりしようかな。

    0
    2026年09月02日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今作では予想通り、弓子さんの恋愛話が発展しました。
    まあそれはいいのですが、
    古本屋の冊子をみんなが知ってたり、
    水上さんの死までのいろいろなことが順調に進むあたりは、
    「ちょっと都合良く話が進みすぎだろ」と思ってしまいました。
    この作品は、前作まではそういう塩梅が絶妙で無理のない感じで進んでいたのに、
    東京バンドワゴン的な臭いがしてしまいました。
    まあ、許容範囲ではありますが。

    ここから2作もあってどう展開していくんだろう、
    と思ったら、この4作目が完結編で、あとの2冊は番外編なんですね。
    それなら、最終回の都合の良い展開は許せるかな。

    いやあ、いい物語でした。
    ドラマ化したら良さそうだけど、映像化は難しいんでしょうね。

    モデルになった川越の店とか、活版印刷に触れられる、印刷博物館とかには行ってみようと思ってます。

    0
    2026年09月01日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

    Posted by ブクログ

    シリーズの3巻目。
    前作までに比べると今回は少し物足りない感じ。
    話に慣れてしまったせいかもしれない。

    「わたしたちは生まれた時に神様から時間をもらった」
    この一文にハッとさせられた。
    3巻は命の時間みたいなものがテーマだったかもしれない。
    最初の話に「一人一人が神様から時間をもらう」ことが書いてあり、最後の話に「遅刻するのは、人の時間を奪うこと」とある、
    一見繋がりのない話だったけど、人の時間を考えると、作者の言いたいことだったのかなと思う。

    そろそろ、手紙室の苅部さんの話が読みたいかも。

    0
    2026年08月31日
  • 銀河ホテルの居候 あのときの夕日を胸に

    Posted by ブクログ

    3話で苅部さん大活躍。シリーズ2作目の時に、苅部さんはその昔ラウンジで一人芝居をしていた俳優深沢泰彦の息子ではないだろうか、と思っていてそのまま読んで来たので、今回の展開には嬉しくなった。
    とはいえ、苅部さんの謎は完全には解けてほしくない。この先も、少しミステリアスなままでシリーズが続くといいなと思う。

    0
    2026年08月27日
  • 琴子は着物の夢を見る

    Posted by ブクログ

    琴子の不思議な力で、着物の持ち主の人生を垣間見させてもらえる…不思議なお話ですが引き込まれます。『少女の友』のお話が興味深かったです。

    0
    2026年08月27日