ほしおさなえのレビュー一覧
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銀河ホテルを巡るオムニバスストーリー。
人生の前の向き方、みたいなのが軸なのかな。手紙を書くためのインクにもたくさんフォーカスされてて少し珍しくて買いたくなった。
第1話
P98の、おじいさまの言葉がとても良かったです。
『与えられるのを待つんじゃなくて、手で触って足で歩いて生きるんだ〜〜』
第2話で、主人公の心理描写に、どこかに行かなくても楽しいことは全部自分の中にある、つらいことは全部濾過されて楽しいことだけが残っている
といったようなことが書いてあって、先日高齢の祖母と久々に会って旅行したときとリンクして、美しい気持ちだなと思い、思わずホロリ。わたしもそんなふうに過去を振り返ったとき -
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活版印刷のこと自体、なーんにも知らないので、大丈夫かなあ?と少し不安になりながら手に取ったけど、とてもよかったです!
活版印刷の繊細さと、登場人物達の繊細な心のヒダがとてもよくマッチしていいい雰囲気です。
店主である弓子さんのミステリアスだけど、どこまでも人に優しい振る舞いに感激しました。
★世界は森
母子家庭の一人息子の進学という旅立ち。
母であるハルさんの喜びと寂しさ。
とても心に染み入りました。
★星たちの栞
多感で繊細な女子学生二人の心のやり取りに涙しました。
活版印刷について、自分でも少し調べました。
私の人生で、これから名刺やショップカードを作ることはないだろうけど、
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秋になり、シリーズ(6)を手にした。
一葉や、連句会ひとつばたごのメンバーにまた逢えて嬉しい!
11月に開催される文芸マーケットに、雑誌「坂道ノート」を出すことになった一葉の父親とキリン座の大輔さん。「坂好き」で「写真好き」の二人は、根津の坂から撮影を始めて…。
「モノクロフィルムについて話す父が眩しい」
一葉はエッセイを通して若い頃の父の思いに触れる。もう一度写真を始めた父の姿を、娘として見つめる場面にじんわりさせられた。
——表現するということは、特別なものになるということとは違う。仲間と楽しくできればそれがいちばんで、仲間を大切に思うことは生きていく上でとても大事なことだよ。 ( -
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第1弾「また虹がかかる日に 」
第2弾「光り続ける灯台のように 」
に続くシリーズ第3弾!やっぱり良いなぁ。
爽やかな風が吹き抜けるような清々しく希望を感じられるラストでした。
「おとぎ話の庭 稲穂」
亡き両親からの手紙を受け取りにきた姉妹
「落葉松の森を歩いて Deep Pine Forest」
銀河ホテルスタッフの女性
「十人十色 Blue Lagoon」
毎年ゼミ合宿に訪れていたが、定年を迎える教授
手紙室の責任者・苅部さんとワークショップ受講者のやりとりや受講者が手紙を綴る様子を、どこか懐かしいような気持ちで眺めていました。
話そうとするとなかなか言葉は出てこないのに