ほしおさなえのレビュー一覧

  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    連句をテーマにしたシリーズ第五冊。

    連句サークル「きりん座」との交流が深まっていく。
    きりん座メンバーが、一葉の勤めるブックカフェ、あずきブックスに遊びに来たり、ひとつばたごの蛍と一葉がきりん座の定例会に顔を出して連句を巻いたり。

    文芸マーケットの話が出てきた。
    コミケではなく、文芸同人誌のマーケットがあるということを初めて知った。
    ひとつばたごも、若いメンバーを中心に、作品集を出してみようという話にも発展する。

    一葉がきりん座の雑誌にエッセイを頼まれ、若いころの父の取った夕焼けだんだんの写真と組み合わせて掲載するのが評判となっていく。
    ほしおさんの作品を何シリーズか読んできたが、父親が

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    2025年01月25日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

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    目には見えぬが、まわりには「ウツログサ」と呼ばれる植物のような妖怪のようなものがいるという
    多くは害はないが、人の欲望を読んで成長することもある
    そんなウツログサを見ることができ、必要ならば祓うこともできるのが祓い師笹目という正体不明の男
    それぞれ違うウツログサの話が5篇載っているが、中でも「ウリフネ」は折口信夫の民俗学の本からの引用もあり印象深い話だった。


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    2025年01月02日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    シリーズもの。
    縁でつながっていく不思議さを感じました。

    思わぬところで意外と人はつながり導かれているのかもしれませんね。

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    2024年12月28日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    ネタバレ

    着物に宿る記憶を通して、琴子は戦時中の少女たちの思いを知る。同時に、戦争体験を語る口が重かった養母の思いを推し量る。

    当時恵まれていた少女たちの甘さが問題なのではない。彼女たちが抱いた志を広められず、守れない時代を造った人間たちが問題だ。

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    2024年12月12日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    祖母、母、孫とそれぞれの視点からの話があってそれがとても良かった。旅も実際しているけど、時間軸での旅もしているよう。
    ものづくりには温かさがあるなぁと改めて感じた物語だった。

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    2024年12月04日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    シリーズの番外編。

    シリーズが終わっても、こうやって他の登場人物からの物語を読むことができて、嬉しいです。

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    2024年12月01日
  • まぼろしを織る

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    草木染めと機織りのお話と思って読み始めたら なんだか志村ふくみさんの話に似ていると思っていたら やっぱりそうだった。

    少し前に体験した染めと織りの体験を思い出した。

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    2024年11月30日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    「ひとつばたご」のメンバーのあれこれ
    他の連句会との交流での出来事
    連句を巻きながら、いろいろな事を静かに考える
    自分の事、仲間の事、家族の事
    今のこと、過去の事、未来の事

    一葉が大輔さんの事を語るとき
    ビブリア古書堂の大輔さんを思い出した

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    2024年11月29日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    久しぶりの「言葉の園のお菓子番」
    静かに言葉を交わしながら想いが伝わり、自分の気持ちも見えてくる
    この句が好きと感じたり不思議に思ったり、読みながらふわふわと移ろっている

    静かなドキドキも良いものですね

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    2024年11月29日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    番外編。

    これまで気になっていた部分のストーリーが読めて嬉しかったです。
    どの話もじーんときました。

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    2024年11月27日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    シリーズもの。

    各々の思いが伝わって良かったです。
    やりたいことが一人だと無理と思っても、一緒にやる人がいれば、いつか叶えられるかもしれません。希望をもつことも大事だなと思いました。

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    2024年11月17日
  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

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    祖母が参加していた連句会に参加する一葉の話。連句というものを初めて知ったし、皆で仕上げていく面白さと奥深さ!分からない人と一緒にいて考える、という考えが素敵で取り入れていきたい。言葉を大切に紡いでいく連句って良いなぁ。

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    2024年11月14日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    シリーズもの。

    誰かを嫉妬したり、大事な人との思い出を再度紡ぎ直したり…

    活版を通して、今回も温かい気持ちになりました。

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    2024年11月06日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    ネタバレ

    着物に宿る記憶を視ることができる琴子。
    琴子が働くリユース着物店「本庄の蔵」の店長、柿彦。

    ほしおさなえさんが今まで書かれてきた主人公たちより少し上の世代のふたりが今作の中心。

    ふたりは姉弟のように育ったが、その実、関係性は叔母と甥である。
    琴子は本庄呉服店2代目店主の養女、柿彦は3代目店主の次男。
    一見複雑なようで、当人たちは全くそんなことはなく。お互い以外の家族との関係の方がよほど複雑で厄介だ。

    着物に宿る記憶は、幸せな記憶もあれば暗く重い記憶もある。
    戻ってこれないかもしれないと感じながらも視ずにはいられない琴子が危うく感じる。

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    2024年11月03日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    出会った人たちの悩みやわだかまりが活版を通して、一つずつ解きほぐさせてる過程にじーんとしました。

    丁寧なタッチがとても心地よかったです。

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    2024年11月01日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    シリーズ第一弾。

    どの章も心温まるじーんとしました。
    いろんな悩みが、大事なタイミングで手放せるシーンを一緒に見届けられた気がします。

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    2024年10月23日
  • 祓い師 笹目とウツログサ

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    ネタバレ

    不思議な世界観。ずっと物悲しい雰囲気がただよう。
    特に最後のお話はウツログサと関係ないところで辛い。
    どのお話もよかった。

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    2024年10月22日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    これから生まれる命もあれば、もう帰らない命もある。耐えがたいこともあるけど、みんなそれを受け入れて生きている。

    ずっしりと重たい一文だけど最後に書かれていたこれが全てだと思う。
    孤独な月というサブタイトルは寂しげな雰囲気かと思ったのですが、、なるほどそうつながるのですね。
    とても暖かな気持ちになりました。

    でもまだまだ連句にはついていけず…!
    でも読むたびに季語って言葉って俳句って素敵だなと思って読んでいます。
    読み進めてわかるようになりたいなぁ。

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    2024年10月16日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    心はいつでも生まれ変わることができる。本当だったら、嬉しい。大切な人との別れ、死別でない別れに、明確な理由がある場合は少ないと思う。大小様々な理由が綯交ぜになったときに、別れる。ほぐすことが難しくなった糸をもとに戻すにはどうすれば良いか。断ち切る?見ないふりをする?
    ほぐれた箇所を見つめ直して、着実に辿っていくか?正解はない。

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    2024年10月16日
  • 紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所

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    シリーズ完結編。

    コロナ禍で自分たちの原点を見つめ直したり、新しいことに挑戦したり姿が印象的でした。

    変わらないものを忘れず、時代の変化にもがきながらも対応していくことの大事さを感じました。

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    2024年10月15日