ほしおさなえのレビュー一覧

  • 星降る海 琴子は着物の夢を見る

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    「琴子は着物の夢を見る」その3。

    本庄の家の物置部屋から出てきた手描き友禅は、まぼろしの友禅作家・朽木聡子の作品らしい。
    柿彦の持参したその着物の柄は、琴子の記憶の中にある風景とそっくりだった。

    この着物の持ち主は誰か、なぜそれが琴子の養父母の手元にあったのか。
    3歳で本庄家の養女となる以前の記憶が抜け落ちたまま、あえてそれを探し求めようとも思わなかった琴子だが、みずからの出生の謎へと繋がるかもしれないこの着物の見る夢は…


    さまざまな産地や伝統技法の着物を取り上げて永遠に続くかもと思っていたシリーズ、本作では大きく動いた感じ。
    続きが待ち遠しい。

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    2026年06月20日
  • 梅、香る 琴子は着物の夢を見る

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    「琴子は着物の夢を見る」その2。

    着物は、長く大切に着られるものだからこそ、こんなに長い夢を宿すのだろうか。

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    2026年06月20日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    「琴子は着物の夢を見る」その1。

    織物の町・八王子に店を構える、大正時代創業の本庄呉服店で、二代目社長の善一の養女・琴子と、三代目社長の次男・柿彦は、きょうだいのように育った。
    柿彦が本店での商売から距離をとって立ち上げたリユース着物店「本庄の蔵」で、着物の査定を請け負う琴子には、夢を通して着物の来歴や持ち主の記憶を垣間見ることができるという秘密があった。

    店に持ち込まれた、戦前のものと思われる椿の柄の銘仙の着物に残された女性の思いをたどる琴子と柿彦は…


    実の親を知らず、養女として育った生い立ちや、着物の夢を見るという秘密を持つためか、基本的に柿彦のように気の合う人以外とは交わらず、ひ

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    2026年06月20日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    いつもより少なめ 3つの物語

    文房具店員と大学時代のバンド仲間
    料理長とひとり息子
    結婚式と義母

    どのお話しもそう長くはないのに
    深く心にふれ、考えをめぐらせてしまう

    このホテルで働きたいなとおもう
    大好きなシリーズ

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    2026年06月16日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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     「活版印刷三日月堂」の番外編第2弾。

     今回は、登場人物のそれぞれの人生に加えて、弓子さんの未来の姿が描かれている。
     一時は閉店していた三日月堂が、弓子さんと悠生さん夫婦の手で復活し盛り上がっていく様には温かい気持ちになれた。
     チューリップの折り紙に込められた切ない想い。卒園記念に込められた希望の想い。

     「文字」とは想いを未来へ繋げるかけがえのないものなのだと感じた。

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    2026年06月12日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    普段パソコンやスマホで何気なく扱っている文字。アナログにすると、一気にその文字の重さを感じられるようになる。いろは歌も俳句も改めてじっくりと眺めると、美しくて日本語の良さを改めて感じられる。

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    2026年06月07日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    軽井沢にあるすてきな洋館。銀河ホテル。
    ワークショップに参加すればホテルの一角にある手紙室で手紙を書くことができる。
    誰に書いても、発送できなくてもいい。保管してくれるから、いつか読みに来てもいい。
    この手紙室を管理しているのが、ミステリアスだけど人に寄り添うことができる苅部さん。
    苅部さんがいないとこの手紙室は成り立たないと思う。
    誰に何を書くかというより、書くことによって自分を見つめ直し、前に進むための手紙。
    私は誰に何を書くだろう。

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    2026年06月01日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    軽井沢にある銀河ホテルにある「手紙室」を舞台にした物語。
    インクに囲まれた部屋というだけですごく魅力的。

    私だったら誰に手紙を書くかな。自分か、両親か…迷う。
    たくさんのインクの中からこれだ!という1色を選び、手紙を書く。
    こんなワークショップ参加してみたい。

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    2026年06月01日
  • 星降る海 琴子は着物の夢を見る

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    シリーズ3巻目にしてようやく、琴子がなぜ養子になり母が誰なのかが判明した。

    伝統色=和の色と着物が美しい描写なので、素人の私にも情景としてすんなりと浮かぶ。

    今回も一気読み。無情にもラストは「え、ココで終わり⁉︎」 つづく……。
    2025年8月発行。続巻はいつ販売されるの〜!

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    2026年05月31日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    大大大好きな銀河ホテルのシリーズ。本当に楽しみに待っていた。まず表紙もいい。頭の中に自分なりの銀河ホテルが思い浮かぶ。主人公がかかえるモヤモヤが、手紙を書く中で、整理されて前に進んでいく。というのが本作の大筋。主人公が章ごとにかわる。今回は3人。この中では、一番初めの、ピアノの話が一番よかった。人間の心情描写が悩んでるんだけど、嫌な気持ちでなく、そういうことあるよねという気持ちになれる書き方。自分も手紙室で苅部さんと話している気持ちにもなれる。苅部さんの過去は毎巻少しずつ小出しに本当にちょっとだけ分かる仕組みなのだな。
    最後の話は悲しみを強気感じた。
    2番目は、息子をもつ父として、亡き父のこど

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    2026年05月25日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

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    銀河ホテル、そこは
    静かな時間、
    色とりどりのカラフルなインク、
    フカフカのカーペットとアンティークの家具、
    想像するだけで素敵でうっとり。

    さて、肝心の物語の中身はと言うと…

    3話目の十人十色。
    大学の先生がこれほどまでに生徒達の心に寄り添うものなのかという新鮮な驚きと、
    学生達の瑞々しい感性に私の心も弾んだ。

    でも、先生がやっぱり素晴らしいですね。
    学生達とは明らかに世代間ギャップがあるにもかかわらず、ちゃんと尊重しながら見守り、指導している。
    学生さん達にもそれがちゃんと伝わっていたのがとても嬉しかった。
    とてもよいお話でした。

    軽井沢にも行ったことがありません。
    いつか行って

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    2026年05月24日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    手紙が書きたくなった。
    インクを選ぶのも気持ちが落ち着きそう。

    スマホでなんでもできる時代だけど、
    情報が多すぎるから
    整理するには書いたり、向き合える環境に行ったりすることが大事なのかも。

    ホッとする良いお話ばかりでした。
    こういう誰かの居場所として
    優しく存在するどこかの物語好きだなぁ。

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    2026年05月24日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    三日月堂の歴史に触れることができる。
    活版印刷という技術を大事に受け継いでいく祖父母と孫の歴史に触れることができる。

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    2026年05月18日
  • ある小説家の死からはじまる物語

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    活版印刷三日月堂以来の作家さん。
    活版の文体が好きになれず、それ以降読んでなかったけど内容と表紙に惹かれて購入。
    本を読むのと書くのはこんなにも違うのかと思った。
    また同じ読むでも、自分とはこんなにも読み方が違うのかとびっくりした。
    私は作者の意図や行間を読むとかは得意ではなく、単純に物語を楽しく読むだけなんだけど、本作に出てくる人たちは皆「書く」ことを生業としていきたい人や書かずにはいられない人たちの話なので、まぁ読み方や感性が深い。
    なるほどなーと思いながら、それぞれ個性があり小説についてのスタンスも違って面白かった。
    ハッとする文章もいくつかあって読んで良かった。

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    2026年05月18日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    軽井沢の「銀河ホテル」に長期滞在した。手紙室ワークショップの講師「苅部文彦」に魅了されたからだ。ただ者ではないオーラがある。手紙やインクに関してはパーフェクトなアドバイスだ。だが、彼には一つ気になることがある・・・。

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    2026年05月17日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    苅部さんの手紙ワークショップに来る人たち。
    昔の仲間(学生時代に音楽をして別れた人たちの再会。♬を紡ぐ)
    銀河ホテルのシェフ(毎年息子に手紙を書く父、二十歳の手紙)
    結婚する2人(義母を突然の事故で亡くした葛藤)

    苅部さんの過去に少しだけ近づいて…でもわからなかったな〜

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    2026年05月12日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    ネタバレ

    大好きな本のシリーズ3作目。魅力的な苅部さんの謎解きは今回もなかったけど充分に楽しめました。ドラマ化しても面白くなりそうなストーリー。それよりも実在して欲しいホテルです。

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    2026年05月10日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    このシリーズ第4弾。3つの話が展開される。今回も期待通りに面白かった。ホテルの手紙室で誰かに手紙を書くことが物語の大事なシーンとなっている。様々な設定が繰り広げられ、それぞれのドラマに胸が温かくなった。第2話が一番好きかな。

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    2026年05月08日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    手紙のワークショップが人気の銀河ホテル。
    旬平くんが実家であるそのホテルに戻るところから始まりますが、彼がウダウダ悩む姿は正直イラッとしました。飛び込んでみたらいいやん!と喝を入れたくなる。持たざる者のひがみですが、、、。

    そのホテルのワークショップ。
    千色のインクを揃えた部屋で手紙を書くという。
    最初は、、、、手紙?うーんどうだろ、と思いましたが、旅行という非日常の中、個人ではなかなか揃えられないインクの色で悩んで、ドキドキしながら付けペンで書く。それこそ旅先ならではだなと考えを改めました。

    2話の老婦人のお話は、いずれ自分にも来る未来で、色々思う事がありました。迷惑をかけたくない、が行

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    2026年05月07日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    千色のインクと言われただけで垂涎ものですが、
    お手紙大好きな私は、
    旅先の特別な日に書くのではなく、
    日々、お喋りするみたいに手紙書く人なので、
    ちょっとスタイルが違います。
    それでも、こんなきっかけで手紙に興味持ってくれる人が増えたら嬉しいな。

    続編ある様なので追いかけます。

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    2026年05月01日