ほしおさなえのレビュー一覧
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活版印刷三日月堂以来の作家さん。
活版の文体が好きになれず、それ以降読んでなかったけど内容と表紙に惹かれて購入。
本を読むのと書くのはこんなにも違うのかと思った。
また同じ読むでも、自分とはこんなにも読み方が違うのかとびっくりした。
私は作者の意図や行間を読むとかは得意ではなく、単純に物語を楽しく読むだけなんだけど、本作に出てくる人たちは皆「書く」ことを生業としていきたい人や書かずにはいられない人たちの話なので、まぁ読み方や感性が深い。
なるほどなーと思いながら、それぞれ個性があり小説についてのスタンスも違って面白かった。
ハッとする文章もいくつかあって読んで良かった。 -
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手紙のワークショップが人気の銀河ホテル。
旬平くんが実家であるそのホテルに戻るところから始まりますが、彼がウダウダ悩む姿は正直イラッとしました。飛び込んでみたらいいやん!と喝を入れたくなる。持たざる者のひがみですが、、、。
そのホテルのワークショップ。
千色のインクを揃えた部屋で手紙を書くという。
最初は、、、、手紙?うーんどうだろ、と思いましたが、旅行という非日常の中、個人ではなかなか揃えられないインクの色で悩んで、ドキドキしながら付けペンで書く。それこそ旅先ならではだなと考えを改めました。
2話の老婦人のお話は、いずれ自分にも来る未来で、色々思う事がありました。迷惑をかけたくない、が行 -
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銀河ホテル三作目。
今回は亡くなった両親と想い出の銀河ホテルで手紙を受け取る姉妹の話。
銀河ホテルのガイドスタッフとして働く子が、薦められて手紙室のアクティビティに参加する話。
いつもゼミ合宿で銀河ホテルを使っていた大学教授が退職することになり、その最後のゼミ合宿の話。
二話目のスタッフのモチベーションというか、温度がちょっとなぁと思ったところもあり。(勝手に銀河ホテルには素晴らしいスタッフがいてほしい願望)
でも、一話目と、三話目がよかったなぁ。
特に、全員にそれぞれのカラーで手紙を書く大学教授。
銀河ホテルでのゼミ合宿といい、こんなゼミ羨ましいなぁ!
私も私の色で書いて欲しい!
周 -
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軽井沢にある銀河ホテルの手紙室。
ホテルの人気アクティビティの1つである
「手紙教室」
文字じゃなくてもいい。誰に書いてもいい。
出さなくてもいい。ゲームでもいい。
1000色並べられたインクから好きな色を選び何を書こうか考える。そんな素敵な時間を過ごす物語が今回も3つ。
素直になれなかった後輩へ
毎年当たり前のように誕生日を重ねていく息子へ
最後の物語はネタバレになるので、誰へ向けてかはここでは書けないけれど、とても胸が温かくなって涙が出てしまう相手へ
毎作、とつとつと主人公が自分との対話を通して少しずつ折り合いをつけていく様が、何とも優しくて沁みこんでくる物語。
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Posted by ブクログ
軽井沢に古くからあるホテルが舞台となっているが、文章からクラシカルな雰囲気が伝わってきて、実際にあったらいいな、行ってみたいな、という気持ちになります。
そのホテルで行われる手紙ワークショップ。様々な悩みを持った人がそのワークショップに参加して手紙を書くことで、一歩先に踏み出すきっかけを得られる、という物語。
よく、思っていることを書き出すと気持ちの整理ができると言いますが、まさにそんな感じ。しかも、約1000色のインクから好きな色を選んで書く、なんて素敵すぎます。色を選ぶとき、さらに自分のその時の気持ちを深く見つめることができそう。
文章を読みながら頭の中でその色を想像するだけでも癒されま -
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第1話 長い黄昏 Twilight
近代文学史の教授が主人公で、ところどころに本に関する愛や姿勢を感じられる描写があるのが嬉しかった。
前昨でも登場した作中作の『夜に想う』の文章が良い。
“命を精一杯感じること”
人それぞれどんなときにそれを感じるかは異なる。
私にとってのそれに読書は必ず入るなぁと、自分にとって本を読むことの大切さを改めて感じた。
悲しみもあったけれど、長く連れ添ってきた相手だからこそ、きっとまた会えると信じられる希望を感じて、寂しさよりあたたかさが心に残るお話だった。
第2話 光り続ける灯台のように Vert Atlantide
自分が何をどうしたいのかわからない、
何を