ほしおさなえのレビュー一覧
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「取り柄もないし、自分にはなにもできないと思っていたが、いまはちがう。特技が見つかったというようなことではなく、自分の力でもできることはあって、恐れずに取り組もう、と思えるようになっただけだが。性格は変わっていないが、生き方は少し変わった」
そういうことよね。
世界一になった人や金メダルを取った人は本当にすごいけど、そうじゃない人はすごくない、ってわけじゃない。分かっていても卑屈になってしまったりするのは精神的にがきんちょなのかも。
個人的に、人の過去や秘密はそっとしておいてほしいと思うけど、過去の積み重ねが現在に至るのだから、本人が受け入れているのであれば尊重して知った上で付き合いを続け -
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言葉の園のシリーズ第7弾。
連句会「ひとつばたご」に通い始めて三年になる一葉は、今回はどんな感じなのだろうかとドキドキとワクワクで読み始めたが、入りは「連句」とはどういうものかや「競い付け」「捌き」などのルールから始まる。
う〜ん、やっぱり難しいな…と。
過去のおさらいを含め、懐かしく思い返すところもあったが、大きな変化を感じられずに…と思いはじめていたが、オンライン連句会などの初の試みや一葉にとって初めての「捌き」の挑戦にドキドキした。
物事に対する態度が似ていると言われた大輔さんとの距離も良い感じに思えた。
句を作るのは得意じゃないけど、人の句にはいろいろ感じるところがあって、「捌 -
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「わからないことがあるっていうのは素晴らしいことだと思いますよ。それだけきちんと考えている、ということですから。」
「隙間があると感じるのは、よく見ようとしているからなんじゃないですか」
これが正解、と示してもらえたら楽ちんだけど、
誰にとってもいつでも大正解なんて存在しないから、
しんどくても限られた情報の中で信じた正解を、
恐る恐るでも進まなきゃいけない。
過ちて改めざる、是を過ちと謂う。
君子豹変す。
間違えた、と分かったなら、
認めるのが辛くても認めて戻る勇気を持ちたい。
「ダニング・クルーガー現象」
知識が浅い最初の段階こそすべて理解したと錯覚しやすく、知識が深まる途中段階こ -
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ネタバレいい話を集めた連作短編集です。
このジャンルはついついいろんなものを読んでしまいます。
ありがちなパターンではあります。
このジャンルは、次々と主役が変わるので、
感情移入しにくくなってしまいがちですが、
この作品は前のエピソードに出てきた人がすぐ次のエピソードに出てくるので、違和感なくスッと入れました。
「活版印刷」というややニッチなテーマですが、
興味が湧きましたし、活版印刷で名刺などを作りたくなりました。
最後のエピソードの結婚式の案内状は、ビジュアルで見たかったですね。
映像化されないかな。
弓子さんは黒木華さんとかどうでしょう。
舟を編むとか重版出来とか出版系のイメージから真っ先