ほしおさなえのレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    1話目が特に好き!読んでて活字の良さを感じて読書好きになりそう。どう表現したらいいかわかんないけど、紙の質感インクの匂いとか、見えないし触らないのに読んでて感じることができて好きな作品。まだ2巻までしか見てないのでまた読み続けたい。

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    2023年11月24日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    シリーズ第4巻。
    ひとりでは作れない、誰かと巻くからこそのおもしろさや気づきがある連句というものを通して、いろいろな事に出会う様子が描かれています。
    毎回登場するお菓子が楽しみで、描写の美味しそうなこと!
    あぁ、亥の子餠食べたい。

    サブタイトルの「復活祭の卵」はどういうことだろう?と思っていたのですが…
    読んでみると、あのひとが痛みや悲しみ、後悔はありつつも、前向きに進む、そんな未来を感じる巻でした。


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    2023年11月17日
  • 言葉の園のお菓子番 孤独な月

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    「言葉の園のお菓子番」の2冊目。
    仕事が忙しくて、主な読書時間たる通勤電車の中でも目を瞑って頭を休ませたい感じで、なかなか本読みが進まずだったが、ゆるゆると進むこのお話は今の状況にはちょうど良かったかも。

    今回も連句会を中心に、一葉が用意するお菓子やお茶、彼女の仕事(ポップの仕事に加えてブックカフェで働くことになった)をはじめとしてあれやこれやが語られる。
    前作でも紹介されているとはいえ、正直誰が誰やら分からなかった連句会のメンバーだったが、萌さん、蛍さん(+妹の海月さん)、蒼子さん、直也さん、それぞれ印象的な出来事が描かれて、ようやく個性も分かってきた。ゲストみたいなベテラン歌人の久子さん

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    2023年11月12日
  • 言葉の園のお菓子番~復活祭の卵

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    連句会で毎回のように次に付ける句のあり方の説明と季語や当てられる自他場などの解説がある事で4巻にして、連句の面白さと付け方がわかってきた気がして有り難く、楽しくなってます。

    今回は縁とか人生とはみたいな一葉が少し成長した気がします。

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    2023年11月11日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    ネタバレ

    シリーズもだいぶ長くなってきて、主人公の成長
    や先の未来が描かれるはずなのに、ここにきてコロナ禍。。でもしっかり向き合って描いてるほしおさんに拍手。緊急事態宣言、数年前のことなのに今でもあのときの状況が鮮明に思い出されるのは、やっぱり誰にとっても衝撃が大きかったのではないかなぁと思う。
    でも主人公が本質は変わらないながらも、成長していく姿がこれからも楽しみです。話の中で、やる気っていうのは出そうと思っても出るものではない、まずは始めてみることでやる気が出てくる、という言葉があり印象的でした。
    この先の続くお話が明るいものであるように、引き続き応援したいと思います。次の新しい記念館のお話が待ち遠

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    2023年10月29日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    「カラダガアルウチシカ、デキナイコト、タクサンアル。ダカラ、イキロ」

    わたしたちも蚕も、暗いところからやってきて、少しのあいだあかるい場所にとどまって、また暗いところに帰る。あかるいところにいるときだけ、身体という形を持つの。でも、ただそれだけなのよ。

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    代々繋いでいくこと、繋がっていくこと。
    それは一方では、「しがらみ」のように感じて、しんどく感じるものだけれど、
    この物語ではそれが「安心」や「根っこ」になっている。

    ファンタジーのような世界で現実にはないかもしれないけれど、これが現実だったらいいな、と思った。

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    2023年10月28日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    私は活字が大好き❤1話めのお話は数年前に体験した息子との別れを思い出し、気持ちがシンクロしすぎて、なんとも表現し難い気持ちになりました。私の幼い頃、母が和文のタイプライターで内職していたことを思い出した。懐かしい暖かい気持ちになれた。

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    2023年10月27日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    【収録作品】広瀬斜子/光る糸

    シリーズ最終巻。
    出てくる人たちがみな温かい。川越の街を歩いてみたくなる。

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    2023年10月26日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    ひとつばたごのメンバーは、年代、性別、職業が多様で、みんな自立していて、穏やかに交流しつつ、句を作る中で踏み込むこともある。
    人と人との距離感が気持ちいいシリーズ。
    前に進みたい気持ちも、進まなければならないという焦りも、過去を懐かしむ気持ちも、丸く包んでいく。
    今回は一葉さんのポップの話はほとんど登場せず、書店のイベント運営の話が出てきた。一葉さんの仕事の話も、緩いのにきちんとしていて、心地よい。

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    2023年10月15日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    亡き祖母の代わりにお菓子を届けたことから連句会に通うようになった一葉。誰かが詠んだ句に別の誰かの句がついて、世界がどんどん広がっていく連句が楽しい。「連句は正解のない分岐の連続」って本当に人生みたいだ。人生も、次々にやってくる選択肢を選んで進んでいく。そして、あの時ああしていれば…と後悔することがあったとしても正解は最後まで分からないのだ。
    なんとなく流れで参加するようになった一葉が、もっと連句について知りたい、次に進みたいと積極的になってきたのが良い。これからが楽しみだ。

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    2023年10月10日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

    購入済み

    面白かった

    1巻目より更に面白かったです。主人公と一緒に和紙の事も知りたくなりました。父の小説を好きだと言ってくれる人たちとの出会いも、心がぎゅっとなりました。

    #癒やされる #憧れる #タメになる

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    2023年10月09日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    シリーズ第二弾。 今回も人の繋がりで物語は進んでいきます。 それぞれの想いが、三日月堂で形になっていく。 活字の温かみを大切にしたい。 4話目は、今までと展開が少し違ったのも良かった。

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    2023年10月06日
  • 紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

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    ネタバレ

    シリーズ6作目で百花もいよいよ大学卒業か。
    でも、その卒業も例のコロナウィルスの影響で、例年の様にはいかない。それは就活も同じ。
    物語の設定はちょうどコロナが流行り始めた2020年頃だと思われ、つい3年程前なのに「あーあんな感じだったな」と感慨深く思ってしまう。
    現役の学生が直面するオンライン授業や、卒論などリアルに描かれていて、当時の目に見えない不安な気持ちを思い出す。

    シリーズは百花の卒業か、記念館の閉館で終わると思いきや、新天地川越で再スタートするという。という事は三日月堂ももちろん登場してくるのだろう。楽しみ。

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    2023年10月01日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    三日月堂シリーズで、ほしお作品にはまる。
    以来、現在刊行中の『言葉の国のお菓子番』も、『紙屋ふじさき記念館』も読んでいる。
    古民家、和紙、織物、活版印刷、和菓子など、レトロな手仕事をテーマにしているので、ついつい、手が伸びる。

    さて、本書は川越を舞台にした『菓子屋横丁月光荘』。
    いよいよこれが最終巻とのこと。

    家の声が聞こえる遠野守人。
    大学院を修了した今は、月光荘の管理人としてイベントの企画なども行っている。
    恩師木谷先生に連れられて行った料亭で、家の発する声から、その家でかつて織物をしていたことを知る。
    広瀬斜子(ひろせななこ)という、今は途絶えてしまった織物。
    いつのまにか守人のまわ

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    2023年09月24日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    活版印刷所「三日月堂」から繋がる人との出会い。
    どれも温かく、微笑ましい。
    希薄になりがちな人付き合いや、無機質に感じる印刷物からは見出せない大切なことを思い出させてくれた。

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    2023年09月11日
  • 菓子屋横丁月光荘 光の糸

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    かつては孤独だった守人だか、様々な人との繋がりを得て、充実した日々を送っている。仲間のシアターカフェ計画、自身の小説執筆、途絶えていた親族との関わりなど、明るい未来に満ちている。家の声を聞くことができる守人に、家は、「カラダガアルウチシカ、デキナイコト、タクサンアル。ダカラ、イキロ。ジュウブン、イキロ。タノシク、イキロ。」と言う。家も人もみんな、最後には明るいところに帰るのだろう。それまでは、一生懸命楽しく生きていこうと思えた。

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    2023年09月10日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    ほしおさなえの活版印刷三日月堂星たちの栞を読みました。
    舞台はやはり川越です。
    五年前に止めてしまった印刷所に灯りが点いているところから始まります。
    活版印刷の良さや思い入れが温かい物語として描かれています。
    35年くらい前、マックでDTPが出来るようになり、今ではすっかりパソコンで何でも出来るようになりました。
    今また活版印刷が見直されています。
    世界は森、八月のコースター、星たちの栞、一つだけの活字の四編から校正されていますが、面白かったです。
    星たちの栞は銀河鉄道の夜を扱っていて、また銀河鉄道の夜を読んでみたくなりました。

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    2023年09月07日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    ほしおさなえの菓子屋横丁月光荘文鳥の宿を読みました。
    今回は雛の家、オカイコサマ、文鳥の宿の三部作です。
    雛の家は前回片方が家事で焼け落ちた二軒家続きで、残った片方の天袋からお雛様がでてきた。
    そして三人官女の一人が足りない。
    その謎がわかってきます。
    オカイコサマは主人公遠野の友人のお祖母さんが昔は多くの農家がやっていた養蚕にまつわる話です。
    文鳥の宿は、廃業した料亭を孫娘が朝飯だけの宿としてリフォームして始めるのですが、そのリーフレットを作りたいと古書店浮き草に依頼してきます。
    どれも温かい話です。
    全部で何作あるのかなと思って調べたら6作でした。
    あと三作も読まないと

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    2023年08月18日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    ほしおさなえの菓子屋横丁月光荘浮草の灯を読みました。
    今回は浮き草の灯、切り紙、二軒家の三部作です。
    家の声が聞こえる主人公遠野は、川越の月光荘に住み、慣れてきました。
    古書店浮草の主人が、病気で先がなくアルバイトの女の子に浮草を継いで欲しいと願います。
    切り紙は、古い紙店を閉めてしまった父親と上手く話せないサラリーマンの息子がおばあちゃんの切り紙を通して歩み寄る話です。
    二軒家は10年前に、片方が家事で焼け落ちた、双子のような建物の声が、小学生の間で幽霊騒ぎになっていてそこから三作目に続くようです。
    古い街の人の繋がりが温かい気持ちにさせてくれます。

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    2023年08月16日
  • 言葉の園のお菓子番 森に行く夢

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    こんかいもひとつばたごの連句の会が2回分、がっちりと描写される。
    一句一句、どこで響いているのか、あるいは跳躍しているのか、考えながら追っかけていくのも楽しい。

    一葉さんがひとつばたごに通い始め、一年。
    会には新人さんもつぎつぎと現れてくる中、一首もとられなくて一葉さんが焦ったりもしているのがほほえましい。

    この巻のテーマは創作、特に小説を書くことのようだ。

    新たに登場した人の中には、詩人として活動する広田優という人物もいる。
    大学でドイツ文学を研究する中で、詩人としても活動する、絶滅寸前の文学青年がそのままミドルエイジになったようなおじさまだ。

    それから、人気小説家の柚子さんという元

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    2023年08月14日