ほしおさなえのレビュー一覧

  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    この作者ならではの、あたたかで芯の通った女性の生き方が清々しい。
    金継ぎという地味な仕事の中に自分なりの意義を見つけて技術を継承していく孫娘の真緒。
    女三代の人生には、それぞれ葛藤も諦めもあったが、またそれぞれに希望もある。

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    2020年02月01日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    ネタバレ

    活版印刷の登場人物がたくさん出てきた。
    ちょっと混乱したけど物語がより深くなった。
    切り絵は楽しそう。
    建物の声から会話に進化(?)したけど、
    ファンタジーと思えばそんな感じもありかもとは思うが、ん~~~ビミョー。

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    2020年01月12日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    「菓子屋横丁月光荘」の2冊目。
    どこかで読んだような話と思えば、三日月堂の最終巻に出てきた古書店・浮草の話じゃないか。
    店番の安西さんは、同じ巻の第2話の就活に悩む女子大生だよね。
    ネットで見ると、作者は同じ時期にこれらの話を書いたようで、あちらの話をこちらから見ればという趣向。

    何という話でもなかった最初の巻だったが、この巻になって、三日月堂に近しいテイストを感じて、なかなか良くなってきた。

    昔と違って、歳を取って、最近、仕事で気持ちの通わない人とやり取りするのが億劫になっているのだけど、『人とかかわるのに痛みはつきもの。心を閉じてしまえばどんどん鈍感になれる。まわりになにも働きかけない

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    2019年09月29日
  • 銀塩写真探偵 一九八五年の光

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    なんとなくプロローグのような物語。フィルム撮影と現像が重要な物語なので、主人公がフィルム撮影に興味を持って、撮影、現像を始めるまでにかなりのページを割いてる。物語のメインである銀塩写真探偵に関しては、主人公がその入り口に立ったくらいのところで終わってしまっている。これは続いてくれないと、なんだか中途半端な感じになっちゃうなぁ。

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    2018年07月20日
  • みずうみの歌

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    水に沈んだ街の物語。
    思い出の品をサルベージする仕事をしつつ、やがて自分のルーツを探る旅に出る。
    ノスタルジックな雰囲気が素敵でした。

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    2014年02月11日
  • みずうみの歌

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    ネタバレ

    静かに語りかけてくるような素敵な作品でした。
    とても良かったです。

    水の底に沈んでしまった街という物語の舞台が魅力的。
    登場人物達の抱える喪失感や苦悩といったものを映す鏡のようで。
    一方で水の底からサルベージされるかつての住人達の思い出の数々が温かな光を感じさせる。
    その対比の描かれ方が好きです。
    美しく透明感のある描写が物語に彩りを加え、不思議な世界へと導いてくれる。

    そしてバックアップワールドを描いた作中作がこれまた非常に魅力的でした。
    こういった概念の作品も好きなので、それ単体で読んでみたいな、と。

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    2013年12月21日
  • 言葉の園のお菓子番~大切な場所

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    このシリーズは一年に一冊ペースですかね。物語に出す連句を考えるだけでそのくらいの期間は必要になりますよね。
    前回の続きと言う流れで一葉、お父さん、大輔さん。主に大輔さん一派の内紛の話。あと萌。ひとつばたごの会のメンバーの話は少し少なめ。というかほぼない。色恋に発展する様子はなし。いつも通りでかもなく不可もなく安定した話運びでした。

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    2026年05月21日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    本当にあったらぜひ行ってみたい!
    部屋やロビー、庭、千色ものインク。
    想像するだけでどれも素敵!

    自分と向き合い、新たな一歩を踏み出せる場所だと思う。
    シリーズものだから他も読んでみたい。
    そして、苅部さんについてももっと知りたいと思った。

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    2026年05月06日
  • 言葉の舟 心に響く140字小説の作り方

    購入済み

    140文字小説の書き方入門書のハウツー本かと思いきや所々にエッセイもあって、言葉の舟にのせて送り出す表現が素晴らしいです。

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    2026年05月03日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    「銀河ホテル」「満天の星を見上げて」というタイトルのワードに惹かれて、お手紙の話とは知らずに購手に取りました。
    読み終えて4巻目だという事を知る。
    短編なので全然問題ありませんでした。

    銀河ホテルには、千色のインクが並び手紙を書けるワークショップが「手紙室」で行われてるらしい。
    それぞれの章に主人公がおり、手紙を書いた際に選んだインクの色が題名に書かれている。
    その色を想像しながら読みました。

    わたしが書くとしたら、相手は誰だろう…誰かいるかなぁ…
    その時々で書きたい相手は変わりそう。

    知らされない「思い」、思わぬ形で人づてに伝えらる「思い」…
    世の中はいろんな「思い」に溢れている。

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    2026年04月27日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    シリーズ4作目ともなると、キャラクターになじみがでてきて、来し方や成長もわかり、共感度が増しますな。こんなホテルに行ってみたい~~。

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    2026年04月26日
  • 言葉の園のお菓子番 未来への手紙

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    敢えて連句のことはAIとかネットで調べなくてこのシリーズ読んでますけど、何となく言葉の意味合いは分かってきました。五巻目で。
    進行が、緩やかでゆったりしたストーリー展開ですが、今回は一葉さんの恋バナ多めです。
    タイトルにもある未来への手紙を予感させたお店は、いったい何だったんだろう?

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    2026年04月02日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    淡々と静かに物語が進んでいくのは変わらず、それは実際に銀河ホテルが軽井沢にいつもあり変わらぬ営業を続けていると錯覚させられる感覚です。本当にこんなホテルがあったらなぁと読むたびに思います。

    手紙室長の苅部さんの過去も少しずつ明かされますがまだまだ謎の人のまま。このもどかしさも塩梅がちょうど良いのです。

    手紙を書く相手もわからず、何を書けば良いのかわからない人も、インクを選んで自分の指からペンを通して紙の上にただ線を書いていくうちに何かしら伝えたいことが見えてきます。私も手紙を書くとき、相手のことを想いながら紙を選んだり万年筆にインクを入れ替えたりするけれど”相手を想って”する何かが自分と向

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    2026年03月24日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    いつも通りの銀河ホテルがそこにあって安心する。人にはいろんな人生があって、いろんなエピソードがあるもんだなぁ。やっぱり3番目のお話がジーンとした。いい時も悪い時も、、、忘れがちだよね。

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    2026年03月04日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    祖父母がやっていた活版印刷所「三日月堂」に数年振りに戻ってきた孫の弓子さん。

    その後色々なご縁から、また三日月堂を再開する事に。

    そこに来る依頼のエピソードがどれもよい。
    きっと活版印刷というものを見たくなるし、作りたくなるはず。

    だがしかし、時代の流れでもう文字の型を作る作り手がいなかったりして、これから先見ることができなくなる文化なんだろうなと思うと悲しい。
    実際に今やっている活版印刷所って、いくつあるんだろうか。

    『文字を拾う』って言葉がとても素敵。
    そして、銀河鉄道の夜が無性に読みたくなる(笑)
    評価としてはものすごく☆4寄りの☆3
    次の話が楽しみ。

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    2026年02月19日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

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    銀河ホテルの、心が自然と落ち着く時間の流れが素敵。
    私もこういうホテルに宿泊してみたい。

    千種類のインクが並ぶ手紙室の様子を幾度となく想像してみる。
    色とりどりのインクとちょっと薄暗くてカーペットが敷き詰められている荘厳と言ってもいいような静かな部屋。
    手紙室に訪れた人は、戸惑いながらも苅部さんのリードで少しずつ自分に人生に向き合っていく。



    第3話 軽井沢黄金伝説。
    子供だって辛いんだね。
    私が子供の頃よりもずっとずっと厳しい世の中になっていて、小学生や中学生の頃からすでに将来の岐路を踏まえて猛勉強。
    精神的に不安定になってしまうのも仕方がないのかもしれない。
    私も、自分の子供の

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    2026年02月15日
  • 銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように

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    銀河ホテルの第二弾。
    手紙室に参加する人たちは、それぞれ色々な想いを抱えてやってくる。

    妻との思い出を探しに来た人。
    趣味のアカウントが炎上して、どうしたらいいのか立ち止まってしまったOL。
    母の仕事のために連れてこられた少年。

    手紙室の苅部の正体が少しわかってきた今回。
    次くらいにはわかるのかなぁ。
    私の予想は当たってるかなぁ。

    銀河ホテルの居候改め、守り神の正体がわかるのが楽しみのような残念のような。
    旬平の存在感はあまりなくて、苅部さんの物語になりつつあるけど、旬平くんの今後も出てくるのかな?

    これを読むと、使われたインクのカラーが題に入っててわかるから、買って書いてみたくなる。

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    2026年02月12日
  • 銀河ホテルの居候 満天の星を見あげて

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    それぞれのストーリーに家族や人との繋がりがあり、毎回自分だったらどんなインクを使って誰に書くかなと想像しながら読んでいる。そしてこんなホテルに泊まってみたいと思う。苅部さんの正体はまだ謎のままにしていて欲しいかな。

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    2026年02月08日
  • 言葉の園のお菓子番~大切な場所

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    「言葉の園のお菓子番」の6冊目。
    前作から引き続いた雑誌づくりや文芸マーケットでの販売、詩の朗読会の開催に、オンライン連句会の企画などなど、一葉を取り巻く人の輪がまた広がりを見せていく。

    「ひとつばたご」の人たちについてはそこそこ語られてきたからだろうか、今回は「きりん座」の人たちに触れられることが多かったが、こちらのメンバーにはまだなじみが薄いこともあり誰が誰やら、その上、そこの内輪話をされても……。
    詩の創作や朗読の話を通して語られる「言葉」が持つ力や重量についても、感覚的でついて行くのが難しく、そんなこんなで今回は全体的にあまり興が乗らなかった。

    そういう話が多くを占め、今回は連句を

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    2026年02月06日
  • 琴子は着物の夢を見る

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    着物に宿る記憶を読み取れる女性のお話。

    洋服より着物には宿りやすそうですよね。なんでだろう。色んな時代を経ているからかな?

    リユース着物とか小物でというのは取り入れやすそう。

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    2026年02月05日