ほしおさなえのレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    基本はオムニバスだが、人物が複雑に絡み合っているので、復習が必要。
    3、4巻未購入(本屋に在庫なく)で飛ばしたせいもあるけど。

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    2021年11月22日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    どの作品も、心が温まる作品でした。一緒に電車に乗ったり、バスに乗ったり。そして少しづつ変わっていく主人公達の心に寄り添って、自分も変わっていくようなそんな一冊でした。
    私のお勧めは「どこまでもブルー」かな?

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    2021年11月17日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    久しぶりに読んだけど自然な形であらすじが物語に組み込まれていて
    三日月堂の空気も自然に自分に戻ってくる
    今回はPC関連も手作り感覚で描写されてる(^。^)

    才能のある人 周りに与える影響はいろいろ
    人目のことばかり考えていると、どうしたって人間は小さくなる
    ありのままにふるまっている人間に魅力を感じる

    身の丈のあった豊かさーかわいらしさや好み
    高級じゃない
    なにかを感じるためには、時間をかけなくちゃいけない
    時間が節約されれば思いも減ってしまう
    手のかかったものを持つことで、豊かな気持ちになる
    そしてそこにある物語を知ることで、理解が深まったり惹かれたりする

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    2021年11月16日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    シリーズ完結編となっている第4巻。

    全編を通して、活版印刷、人の縁、そして死がテーマだったのかなと思います。

    あらすじに「涙が止まらない」と書いてあるので外出先に持って行かないようにしましたが、この巻では涙は出ませんでした。

    最後に今までの登場人物がたくさん出てきて、みんなが少しずつ繋がって何かをするというのが、読んでいて嬉しかったです。

    現実世界ではこんなにみんながいい人ではないし、簡単に繋がれないけれど、同じことに興味がある人とは通じ合えるものがあるのだと思います。

    番外編の2冊も楽しみ。

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    2021年11月12日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    活版印刷三日月堂とリンク。
    知らずに読んで、両方読んだものとして嬉しくなった。
    紙、インク、文具、こういうものは見ているだけで楽しくなるし、色々揃えたくなる。
    川越にも行ってみたくなる

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    2021年11月08日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    シリーズ第3弾。

    連作短編集で、主人公が毎回変わり、身近な人の死にまつわる話が多く、ついつい感情移入して泣いてしまう話がある。涙もろくなったなぁ。

    泣けたのは2作目の「カナコの歌」、1番良かったのは「庭のアルバム」。

    今回は続きが気になる終わり方。

    3巻目にして、ようやく活版印刷についてネットで検索してみました。

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    2021年10月27日
  • 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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    今回は「紋切り型」というものを知った。
    いつも何かしら教えてもらえる。

    それにしても、最近の大学生は立派だな。
    正社員のような働きだよ。

    あと、登場人物の紹介を最初に載っけてほしい。卷が進むにつれて、登場人物が増えて、誰がだれやら分からんようになってきた。

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    2021年10月07日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    やっぱりいいなぁ、和紙って。というか紙自体が好きなんだけど。美濃の街も行ってみたいし、紙漉きの体験もしてみたい。
    前回も思ったけど、とりあえず日本橋にある「はいばら」や「小津和紙」「川島紙店」には行ってみたい。
    こんな場所でアルバイト出来る百花が羨ましい。和紙をいつでも見ていられるなんて…今回は薫子さんの出番がなかったのが寂しい。その代わり淵山さんという素敵な女性が登場したので、いいか。

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    2021年10月02日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    登場人物のその後にわくわく♪ ついに最終巻をむかえてしまった。
    活版印刷三日月堂本編の、
    登場人物の未来が描かれた番外編2冊目。

    弓子さんストーリー「小さな折り紙」、
    金子さんストーリー「水のなかの雲」と
    特に好きな人たちのその後が
    見られてわくわくでした。

    仕事のこういうつながり方って
    素敵だな、と思うし、
    弓子さんの話は泣けちゃう。。

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    2026年03月18日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    表紙の女性は、弓子さん?
    縁と時系列が繋がっている。
    ほっこり系のお話。
    悪い人も出てこないし、読み後も良いです。

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    2021年09月07日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    ネタバレ

    『紙屋ふじさき記念館』その2。

    アルバイトとして記念館で働くことになった百花。一成の祖母・薫子から話を聞いたり、美濃和紙の里で紙漉きの工程を体験したりと、ますます和紙の奥深さに惹かれていく。
    ある日、一成の従兄で現社長の息子、藤崎産業の後継者と目される浩介が顧客の彫金デザイナーを伴って記念館を訪れる。
    一成への対抗心から、「和紙は過去のもの、記念館は不要」と公言してはばからない浩介の態度に、これまで面倒を避けるだけだった一成も、記念館を存続し、和紙の文化を継承しなくてはならないと宣言。
    百花とともに、新しいパッケージデザインや書店とのコラボレーションに積極的に関わるようになり…


    前作は、百花が「ちょっと作ってみた」作品がイケメン御曹司の目に留まり、トントン拍子に製品化されて、クラフト女子のシンデレラストーリーかい!という感じだったが、今作は“職人の手作業”の素晴らしさ、“伝統に新しさを加える”意味などをより丁寧に伝える物語で、一成にもはっきりとした意思が芽生えてきて面白かった。
    美濃の町の描写はまるで観光案内のように、旅行に行きたくなる。

    従兄の浩介はわかりやすく単純な憎まれ役だけれど、まぁ悪人ではないし、本業の藤崎産業にプラスになれば文句あるまい。

    それより、一成の先輩で脱サラして書店を開いた綿貫さんがイイ。
    こういう本屋さんがどうやったら生き残ることができるか。伝統文化の継承にも通じるところに活路が見出せるといいと思う。

    そして、好みの問題かもしれないが、表紙イラストの色づかいがうるさくて軽薄。
    白い和紙の浄らかな美しさを、繰り返し描写してるのに…

    さらに余談になるが、3年前に閉店してしまった子供の本の専門店が、移転して復活したというニュースを見かけた。新しい店舗が末永く存続するには、心でエールを送るだけではなく、もっと足を運んでお買い物をしなくてはね。

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    2021年08月26日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    失われようとしつつあるものへの視点がいい。
    優しい、温かい、理解したい、時間がかかる、向き合うのが怖い、目を反らしたい。
    どれも否定しない。

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    2021年08月13日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    思い出のある物を手元に置いておくかどうか?
    五木寛之氏は記憶を留めておくために必要だから処分しないそう
    記憶の依り代としての価値があるから→断捨離反対派

    でも
    新しい物を取り入れるために
    過去のものを代償にしなければいけないーそんな時もある
    主人公の祖母の場合は今まで住んでいた家
    簡単には手放す気持ちにはなれなくて寂しい気持ちになっていた
    過去に亡くなった人も含め本当のところ前のものは取り戻せないから
    自分もそう考えて前に進んでいくことを選択したい

    “はじまったものはいつか終わる。けどそれは、はじまらなかったのとはちがうんだよね。終わったものも胸のなかでは生きてる。”

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    2021年08月06日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    家の声が聞こえる守人。今回はどんな声が聞こえるのだろうか。
    二軒家を資料館にするため、川越の人たちがボランティアで作業にあたる。三日月堂の柚原さんが仕切ってる!
    田辺さんのおばあさまとの対面で、ようやく守人にも理解者が!文鳥に導かれてたどり着いた先には・・

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    2021年07月31日
  • 紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆

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    いつもほっこりする作品で毎回読むのが楽しみ。
    しかし、商品が売れたり主人公の案が通ったりと成功話しかないのが気になる点。
    そういつもうまくいかないよ、といいたくなる。

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    2021年06月11日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    シリーズ第四弾。

    活版印刷所「三日月堂」をめぐるシリーズも、この巻で本編完結との事で、一巻からの登場人物達が次々と登場するのも感慨深いですね。
    登場当初は、運送会社でバイトをしていた弓子さんもすっかり三日月堂店主として板についてきた感じです。何より三日月堂という印刷所が、訪れる人達に気づきや癒しを与える場所になっていますよね。
    この巻のハイライトは水上さんの本づくりの場面かと思うのですが、今まで三日月堂に関わってきた人達に加えて、水上さんの旧友の方々が一丸となって“活版印刷で本を作る”という、とんでもなく手間がかかることに取り組む様子に胸が熱くなりました。(でも楽しそう!)
    このシリーズに出てくる人達は、皆真面目で良い人ばかり。誰より、弓子さんが自分より人の事を優先しがちな人でしたが、そんな弓子さんと同じ夢を持つ悠生さんが一緒になってくれて何よりです。
    このシリーズには素敵な台詞が沢山ありましたが、本書の中にあった、“人は、はっきり説明できるような役割なんてなくても、生きていいんだよ・・”という台詞が個人的にいいなぁと思いました。
    本編は完結ですが、番外編が出ているようなので、そちらも勿論読ませて頂く所存です。

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    2021年06月08日
  • 金継ぎの家 あたたかなしずくたち

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    再読。母や娘との関係を見つめ直すきっかけにもなる本。繋ぐこと、伝えていくことについて考える。ほしおさんの目線がとても優しい。

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    2021年06月06日
  • 歌う家 菓子屋横丁月光荘

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    川崎、菓子屋横丁という言葉に惹かれて購入。
    仙人みたいな主人公が、縁あって川越の菓子屋横丁で月光荘の管理人に。家と家族の物語。
    三日月堂に出てきた桐一葉が登場して、にんまりした。

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    2021年06月04日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    紙の博物館でアルバイトすることになった百花。愛想のない一成と一緒にいるのは気づまりだが、できることを一生懸命やっていく百花。看板を外に出すと、来館者が来るようになった。掃除をするうちに、たくさんの和紙を見て、ますます和紙にのめり込んでいく・・・。
    出会う人が、お父さんの小説のファン率が高すぎてちょっと不自然に思ってしまったけど、その物語からもいろいろなものが生み出されていく。
    百花があれこれ作ってみる、その手触りが伝わってくる。頭の中だけで考えたものではなく、実際に作ってみることで生まれる和紙のリアル。
    百花が将来何を選択するかも気になるが、地図や立花ゼミの出現も、気になる。いとこがいる本社との絡みも後を引きそう。シリーズはまだ続くので、その後も楽しみ。

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    2021年05月29日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    ほしおさなえさんの、手仕事のシリーズ。今回は、和紙。
    廃れていく和紙産業をなんとかしたいと願う、藤崎薫子が作った紙の博物館。そこで働く孫の一成は、和紙には殊の外思い入れを持っているが、何しろ愛想がないので接客には向いていない。定期的に開かれる「紙こもの展」でもブースは賑わう事がない。そこに紙小物の好きな百花が加わって・・・。
    百花の発想を、形にしていく一成と、百花を支える大学のメンバーたち。和紙職人や、創作活動をする人たちの熱も伝わってきます。
    手仕事というジャンルで描き続けるほしおさん、ご自身も活版印刷と和紙の紙小物を手掛けていらっしゃるようです。
    好きなものを、形にする。それは文学でも同じなのかもしれません。

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    2021年05月29日