ほしおさなえのレビュー一覧

  • 言葉の園のお菓子番 見えない花

    購入済み

    時空の彼方に

    時を超え、空間を超えて、つながる縁
    それを感じながら生きていく喜び!

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    2021年05月01日
  • 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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    ネタバレ

    第一話 本美濃紙
    第二話 garden diary
     『活版印刷三日月堂』立花ゼミのお話し出てきた^^*
    第三話 物語ペーパー
     藤崎さんの大学の先輩綿貫さんも
     百花のお父さんの愛読者だったぁ~

    ほしおさなえさんのお話はいつも人と人との繋がりが濃厚
    優しい繋がり

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    2021年03月10日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    4冊で完結していたんじゃなかったのって思って読んだら番外編だった。時間を遡っての話。本編ではすでに亡くなっていた弓子の家族の話などの短編集。全部ではないけれど、親子がテーマの話が多い印象がある。ちょっと物悲しいけど、どれも暖かい話だった。

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    2021年02月09日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    弓子さんの物語から少し先。三日月堂の周りの人たちの物語。どれも温かくてほっこりする。弓子さんがお母さんになって、幼稚園でワークショップをするシーンは楽しそうだった。

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    2021年02月08日
  • 菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿

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    前巻の「二軒家」で焼け残った家は、昭和の生活資料館として保存されることになった。片付けボランティアをしていた、守人やべんてんちゃんたちが天袋から見つけたのは、段飾りの雛人形。しかも三人官女の一人がなくなっていた・・・(「雛の家」)というミステリーから始まった3冊目。「オカイコサマ」で守人は、家の声を聞く重要な人と出会う。
    そして、「文鳥の宿」では守人にある決心が・・・。
    今回も、桐一葉や、三日月堂とのエピソードが出てきて、ますます嬉しい展開に。守人のこれからを、もっと見ていたいシリーズです。

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    2020年11月22日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    シリーズ4作目。「シリーズ完結編」と書いてあるけれど、調べるとその後も6巻まで出ている模様。5は番外編で過去の話、6は少し未来の話だとか。
    4では三日月堂が少し成長して大きくなっていく経過が書かれている。最初は弓子さん一人でやっていたのが、いつの間にか悠生や楓がいなくてはならない存在になっていて、更に協力者も増えて賑やかになっていく。
    今回も日頃抱えている生きることや仕事に対する迷いや躊躇いを言葉にしてくれて、さらに思い切って踏み出してと後押ししてくれるような言葉がたくさんあった。あたたかくて安心できるシリーズ。
    ほしおさなえさんの著作はこのシリーズしか読んだことが無いので、他のものも是非読ん

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    2020年11月09日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    昔、ウチの会社が印刷会社だった頃に、新人研修で現場の見学をしたことを思い出した。
    刷版、輪転機、枚葉機、断裁機、機械が動く大きな音、それに負けないような大きな声、インクの匂い…。
    全ては無くなってしまったけれど、あの頃のわくわくした想いが蘇った。
    デジタル化される少し前のことだ。
    とはいえ、その頃既に活字ではなく印字になっていたのだが、今よりは手作り感が強く、出来上がったカタログには今とは違う重みがあったように思う。
    活字で本を作る。
    なんて素敵で、なんて無謀なんだろう。
    人と人のつながりの輪がどんどん大きくなっていく三日月堂の仕事。
    続きがとても楽しみだ。

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    2020年11月05日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    大好きなシリーズの番外編。
    このシリーズのどこかに出ていた人たちに再び会えて、懐かしいし、嬉しいし、物語の中なのに、実際にいる人のようで、それだけこのシリーズに思い入れがあるんだなと感じました。
    相変わらず温かいお話ばかりで、ホロッとしながら読みました。

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    2020年11月04日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    ネタバレ

    水上さんが完成まで生きていられるかハラハラしながら最後のあたりは駆け足で読んでしまいました。
    弓子さんは悠生さんと想いが同じでほんとによかった。
    周りのみんなもいい人ばかりで心があたたまりました。
    番外編がまだ残っているので、読むのが楽しみです。

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    2020年10月19日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    ネタバレ

    シリーズ第四弾完結編『雲の日記帳』から時を経た未来が描かれた番外編
    本シリーズを、別の人視点での回想を交えつつ…


    生きていく中での葛藤

    人とのつながり
    相手の気持ちを知り、気付く
    子どもの成長

    生きていく上で大切なことを
    心に刺さることがたくさん描かれているシリーズ

    大好きなシリーズ完結…


    初版限定巻頭活版印刷扉
    「南十字星の下で」より
    (抜粋)・・・むかしの作家たちの心も、言葉があるから残ってる。人々に読まれ続けてきたから残ってる。星(活字、言葉)になって、人の心の空で光ってる。・・・

    活版印刷、良き…

    言葉は最初は音(話す)
    それが字になり活字になり残され、引き継がれてき

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    2020年10月11日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    シリーズ2作目。順番通りに読まなくてもこれだけ読んでも楽しめそう。
    今回もあたたかく素敵な言葉が散りばめられていて、幸せな気持ちになった。
    本や印刷のことが好きな人ならば、このシリーズはとても気に入ると思う。
    4篇入っているけど「あわゆきのあと」と「海からの手紙」が特によかった。

    「あわゆきのあと」では、死に漠然とした恐怖を感じている広太くんに対して、弓子さんがやさしく語りかけている場面が印象的。「心って、きっとひとつじゃないんだよ。身体に宿ってる広太くんと、ほかの人の中にいる広太くん。ほかの人の中の広太くんは、広太くん本人が死んじゃっても生きてる。」「わたしは、お母さんやお父さんやお祖父ち

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    2020年10月06日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    ネタバレ

    大好きな『三日月堂』の「過去」が詰まった番外編

    久しぶりに読んだ『活版印刷三日月堂』
    あのお話しの人っと
    前巻のお話しを懐かしく思い返しながら読めた

    生きていく
    生きている
    みんなひとりで、自分を背負って生きている(生きていくしかない)

    幼い時に母を亡くし、祖母、一年前に祖父、そして父親も亡くしひとりになった弓子
    「生きる目標とか、目的とか、いまのわたしには全然ないの。でも、生きていくだけならできる気がする。人のためになにかするとか、そんなむずかしいこともできそうにない。でもいまは、生きてくだけでいいよね。許してくれるよね。きっと」

    家族とのつながり、問題、それぞれの気持ち


    が、い

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    2020年10月04日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    リングストーリ完結。見事に16個の話が繋がった。弓子さん、おめでとう!番外編があと2冊あるので、それも楽しみ

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    2020年09月26日
  • 紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード

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    ネタバレ

    第一話 麻の葉のカード
    組子障子麻の葉 画像検索してみた。
    美しい♡

    第二話 貝殻の小箱
    漆芸(しつげい) 螺鈿(らでん)
    紙胎(したい) 紙の器に漆を塗る方法
    乾漆(かんしつ) 布(麻布)に漆を塗る方法

    デボス 裏面を凹ませる加工、空押し
    エンボス 裏面を推しあげて浮かす加工

    第三話 いろいろ紙ノート
    日本橋髙島屋に居た象の髙子

    動き出した紙屋ふじさき記念館のリニューアル
    次巻が楽しみ

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    2020年10月01日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    シリーズの2作目。3作目を最初に読んだので、これで12作が繋がった。個々の話は前の話に関連してスタートするが、独立した話なのでどう読んでも問題ないんだけど、弓子さんの謎がだんだん明らかになっていくので、順番通りに読んだ方が面白い。今回の話もどの話も好きだけど、朗読の話、好きだな。竹野内豊のドラマを思い出した。さて、全6巻だが、とりあえず第4巻で完結とのことで、楽しみ

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    2020年09月04日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    心温まるお話でした。
    本はタンポポの綿毛のようなもので、明確な宛先は持っていないけれど、行き着いた先の読み手にメッセージを残すという一節が非常に印象的でした。

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    2020年08月27日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    気持ちが温かくなる連作集。弓子の活版印刷屋を舞台にしており、前の話にそれぞれ繋がりはあるが、全く別の話として読んでも問題ない作品集。それぞれの話がいい話で、好きだな。読み終わってからシリーズ3作目と知る。遡って1作目、2作目も読もうっと

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    2020年07月30日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    3作目で完結したシリーズの番外編。
    3冊の中で登場した人物の背景と弓子が三日月堂を継ぐ決心をするまでが描かれる。
    弓子の母が亡くなった時にお葬式にも来られなかった友人の事情や、復活した三日月堂で初めて作った本「ウェスタン」の制作に込められた男たちの想いなど、どれも胸を打つ作品ばかり。
    その中でも「引っ越しの日」で描かれる劇団員を目指していたが、挫折して北海道に戻った唯と、あてもなく三日月堂の再建に臨もうとしている弓子との会話が印象的。

    生きる目標とか、目的とか、いまのわたしには全然ないの。でも、生きていくだけならできる気がする。人のためになにかするとか、そんなむずかしいこともできそうにない。

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    2020年07月16日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    ネタバレ

    大好きなこのシリーズもとうとう最後まで読み終えてしまった。
    最後の最後までほろりと泣ける。

    「あたたかい。やさしい。それでいて力強い」
    活字の本を示したこの言葉は、活版印刷だけでなく活版印刷に携わる三日月堂にも当てはまる。
    そして活字に込められた人々の想いや願いも、生きた証として「あと」を残していく。
    その先の未来では、きっと星となって人々の心の空でいつまでも光り続けるだろう。

    弓子の活版印刷にかける情熱もいずれ子供が受け継ぐことに期待して、三日月堂の未来を託して、最後の頁を閉じた。
    心地好い余韻にひたりながら。

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    2020年07月16日
  • 菓子屋横丁月光荘 浮草の灯

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    ① この本を選んだ理由
    このシリーズを読み始めたので、その続きで。

    ②あらすじ 
    3部構成。
    浮草の灯、切り紙、二軒家。
    浮草の灯では、活版印刷三日月堂シリーズの水上さんが登場する。

    ③心に残ったこと
    建物との会話

    ④感想
    前作よりこちらの方がよかった。
    全体的に寂しい感じがした。
    この本を読むと、家に触れて声を聞こうとしてしまう…

    ⑤登場人物

    遠野守人
    松村果歩 べんてんちゃん
    木谷先生

    安西明里
    豊島つぐみ

    他…

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    2020年07月14日