村井理子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
言葉が出ない。
感想が書けない。
でも、
なんで村井さんの言葉は伝わるのか。
それが感じてくる本だった。
人の感情を読むことが苦手なお兄さん
自分の気持を言葉にすることが苦手なお兄さん
その分理子さんは、お兄さんの思いを、お兄さんが言ってほしいだろう言葉を探し選んで代わりに言ってあげていた。(時もあった。)
そして、お兄さんの表情を見て、あっていたのかを確かめる。いつもちゃんと見てるから、なんだかんだ見てるから、寂しそうになったら、今は寂しくなったんだなってタイムリーに気づく。
たぶん、本当はお母さんとかお父さんがすべきことなんだろうけど、それを理子さんはやっていたのかな。
ひたす -
Posted by ブクログ
望まない妊娠や中絶の議論をするとき、その中に男性がまったく入っていないのはなぜなのか。議論の出発点を再定義する。
個人的にずっと疑問に思っていたことがある。時々トイレやコインロッカーに生まれてすぐの嬰児が遺棄される事件、大抵は亡くなってしまい、殺人死体遺棄事件になるけれども、その時に罪に問われるのはなぜか女性だけだということだ。だって普通は子どもは一人では作れないから、関係者がもう一人いるってことでしょう?その人はなぜ何のお咎めもなく済むのかしら?
望まない妊娠や中絶問題の延長上にあるこの疑問の答えのようなものが見つかるかな、と思って読みました。
著者がこの本を書いた動機は、中絶の禁止は違 -
Posted by ブクログ
なんというジャンルにすればよいんだ?
友人に勧められて。思っていたより、途中でくすくす笑うような感じで、随所でそれな笑となることも。(なんで女性側がコンドームを用意しないといけないんですか?男性の家に生理用品はあるんですか?とか)
基本的にはアグリーというか、しっかりここまで考えていない男性諸兄に関しては是非読んでいただきたい、と思いつつ、ここに書かれていることに全て同意ということではなかった。自分がピル飲んでいるからもあってか、ノーストレスで避妊をせずに行為をすることもあるので、それがほんの1ミリでも嫌だったらダメだし、それが1ミリでも言いづらいならこの本の通りになるべきだと思うが、ここまで -
Posted by ブクログ
読みながら、そりゃこれは逃げたくなるわ
というキョーレツな義母さん
そして、実母さんとの関係も難しく。
それを俯瞰したり、冷静に見つめる
書き手としての村井理子さんの
視点、思考が、やっぱりこの人はすごいなぁと思う。
心に残ったのは
「誰かを守るため、あるいは誰かを支えるために自分を削ることは、得策ではない思えるようになった。
それが家族を守るという自分にとって大切な目的のためだとしても自分を削っては意味がない。
他にやり方はたくさんあるはずなのだ。
例えばそれは、自分自身の世界を健全に保つ力を蓄えることであり、自分の機嫌を自分で取るスキルを獲得すること、自分の時間を楽しむ余裕を持つこ -
Posted by ブクログ
なかなかインパクトのあるタイトル。
読んでみると、フェミニズムの真骨頂の様相。
つまり、女性しかできない妊娠について、男性も責任を負うべきである、という主張。
これだけで脊髄反射で批判する人はいるだろう。
しかし本書の中身は至極真っ当な「批判」と「提言」。
どの提言も簡潔にまとまっており、わかりやすい。
アメリカと日本の違いはあれど、背景は残念ながらほぼ同じだ。
なぜ女性だけが避妊と中絶について大きな責任を負うのか。
そのことに男性は納得できる答えを女性に示したことはない。
普段から女性は痛くて苦しい思いをすることが多い。
月経も妊娠も病気じゃない(だから「いつも通り働け、気合いで何とか