村井理子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
さくっと読めてふんわり考えるほんの少し前の私たちそれぞれのこと。
編集者、翻訳者、校正者のコロナの最中に感じることと思うことの書簡をまとめた本。
少し前のことって、案外思い出せない気がする。
それは思い出として醸されるのに十分な時間が経っていないからなのか、思い出すにはしんどいことだからなのか…多分その両方なのではないかと思う。
ほぼ一年になる、このいつもと違う時間を生きている私たちそれぞれが感じることにフタをせず、しんどくない程度に考えてできるだけ自分に機嫌よくすごしていくことは、これからしばらく続いていくかもしれない同じような日々をつらさで隠滅してしまわないためにも大事にしなきゃなと -
Posted by ブクログ
女性3人のリレー日記に自分まで参加させてもらっているような距離感で読んだ。リアルタイムで読んでいたらもっと力づけられたかも。今も第2波が来たのか終わったのか終わってないのか、自粛の加減も人それぞれで、ますます逆に孤独な感じになっているのだけれど、でも、そんな生活にも慣れてきて、何がなんだかわからない毎日。お三方はどのようにお過ごしなのだろうか。
"人生って、年を重ねれば重ねるほど、うまくいかないことのほうが多いと思いませんか。若い頃は楽勝だと思っていた人生、ぜんぜん楽勝モードじゃないですよね?こんなはずじゃなかったのに。
それではどうすればいいのか?
たぶん、いろいろな荷物を -
-
-
Posted by ブクログ
「義父母の介護」が最高に面白かった村井理子さんのエッセイ。去年の本なので時系列的にはこちらが先だけど、あとに読んでよかった。
義母が痴呆症を発症する前の見事な「姑ぶり」が面白く描かれていて、記憶が曖昧になった今でも家族やヘルパーさんにのサポートを受けて、明るく聡明な人のよう。
反して実母は苦労した末にひとりで認知症と癌を抱えて亡くなったそう。
家族全員で介護している義母、ひとり孤独に亡くなった実母。そのコントラストと、理子さんの葛藤がとても切ない。親孝行ができなかった、親を支えられなかったと思う後悔は痛いほどわかる。しかもそれは年月が経たないと芽生えない感情というか、色んな意味で大人にな -
Posted by ブクログ
会社の送別会のあとに酔っ払ったまま本屋に行き、手に取りました。
----------------------------------
仕事の合間に
ひとりで食べる
蟹は
格別だ
取り寄せは心のエクササイズーー。
----------------------------------
少しずつ小説も読めるようになってきましたが、
まだまだエッセイ読んでます。
著者がこれまでのお取り寄せ生活の中で、
これは!と思うおすすめの品がエピソードと共に紹介されてます。
本書は、お取り寄せだけではなく、
著者が愛しているもの
好きなものや背景を描いてくれており、
そのなかでも
「毛がぎゃんぎゃんに詰まっ