村井理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ワイン片手に家系図サイトをながめていた著者は、自分の祖先がイギリスのお屋敷(お城)に住んでいた事を知る。ポップウッドという珍しい名前だった事で、たどり着いたお屋敷だ。
以降、今では崩れかけたお屋敷を文化財としてよみがえらせようと、東奔西走する事になる。
イギリスとアメリカ、同じ英語という言語を使う国ではあるけれど、大英帝国の歴史とハリウッドのプロデューサーという立場は、まったく違う常識と価値観のようだ。ある意味、同じ言語でであることが余計に違いを感じさせるのかもしれない。
歴史あるものを大事に後世に伝えていこうと協力を惜しまない英国人。ようやく軌道に乗りかけた時に、コロナによる世界的なパンデ -
Posted by ブクログ
村井さんのエッセイ➕読書のすすめ、という短いエッセイがたくさんある。本にまつわるエッセイなのだが、その短い中でエッセイ9割って感じなので、読書エッセイという感じがあまりしない。それでも読んでみたいと思う本が何冊もあった。村井さんの文体がやはり好きなんだなと実感した。実の両親、兄、義父母(あまり出てこないが)はやはりいろいら大変だったんだな、というエピソードも多かった。
冒頭のはじめに、の村井さんがこどものころの読書にまつわるエピソードがすごく素敵だった。私も読書が生き甲斐なので、本が人生に寄り添い伴走してくれる存在というには激しく同意。自分の子供達にも、読書が好きだが、これから先もお守りになる -
Posted by ブクログ
短く纏まっている各章の内容は、非常に基本的で当たり前のことが書かれており、正直なところ「何を今さら」という思いを持ちながら読んでいました。この本を手に取る様な女性の権利問題についてアンテナを高く張っている男性にとっては、尚のことそう思われるのではないかと思います。ただし、日本でそういった問題が全く無いということは決してないと思います。実際、中絶は日々行われていますし、中絶を取り巻く数々の負担は、経済的・精神的・肉体的負担のいずれも女性に偏っていると思います。そういう文脈で、「大事な当たり前のことが書かれているけれど、結局、届くべきところには届かない本なのかな…」と悔しい思いも生まれてきます。