村井理子のレビュー一覧

  • 義父母の介護(新潮新書)

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    ジェーンスーの介護未満を読み、この先もう少し見たいと思ってこの本取り寄せた 以前からウェブでの連載は読んでいたので、義父の厄介さや実子である夫が何となく逃げているさまは知っていたが、まとめてあるとまぁ何とも大変である 子供たちも大きいとは言えまだ高校生だし、仕事もあった上でこれか、しかも自分の親ではない 読んでいるだけで疲れ果ててしまう 

    様々な点で義父や世間からの女への扱いに焦点があたる ケアをしてくれる人が女か男かで当たりの強さが違う義父、嫁だから女だからといって自分の親の介護を任せようとする夫たち、そして痴呆により完璧な主婦でなくなってしまった義母に苛立ちを隠せない義父 介護現場におい

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    2025年10月17日
  • 更年期障害だと思ってたら重病だった話

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    無理し過ぎる人って案外多いんだなあ。なんで早く病院行かないんだろ?っていつも思う。我慢したって良くなるわけないのに。こうして包み隠さず、我慢して悪化させた経験書いてくれても、似たような性格の人は読まないんだろうなあ。橋本くんに謝罪後伝わるといいなあ。

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    2025年10月13日
  • 兄の終い

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    星4.5

    映画化されるということで読んでみる。

    著者の兄は、周りに迷惑をかけ続け、小学生の息子を一人残して、宮城県多賀城市のアパートで54歳で病死する。
    唯一の身内である著者は、夜間の塩釜署からの電話を受けて、宮城に向かい、兄の前妻と共に、慌ただしい数日を送るのだった。

    凄まじい汚部屋の掃除をしたり、各種手続きを済ませ、小学生の息子を前妻が引き取るまでの忙しい日々を描くのだが、暖かい小学校の先生や同級生に見送られ、読後感は爽やかだった。文章もとても読みやすく、一気読みだった。
    映画も見てみたいものだ。

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    2025年10月09日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    料理に心底疲れきった絶望感の話は少し共感。

    著者の村井さんと年が近ければ近いほど『うんうん、わかる』ってなりそうな1冊。

    ご家族の話(特に父とお兄さん)はヘビーすぎて読むのやめようかと思ったのだけど、読み進めば進むほど、村井さんが読んだ本の感想が気になりだす。もう気になってしょうがない。止まらない。気付いたら最後まで完走。

    本との出会いって一期一会だと思うんですよね。
    この出会いを次につなげる。
    そんなバトンを託すような書き方が私は好きです。

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    2025年10月03日
  • エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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    村井さんの文章は呼んでいて、ワクワクもするし、ウンウンと納得もするし、何よりスッーと心の中に入ってくる。
    とっても身近な感じがして、まるで親戚の人のように感じてしまう。

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    2025年09月26日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常

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    村井理子さん働きすぎでは?と心配になる。
    クスッと笑える一文がところどころにあって、どんどん読み進められる。一気読みした。

    成瀬と村井さん効果でものすごく膳所に行きたくなる。

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    2025年09月27日
  • ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする

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    ネタバレ

    ハリウッドで暮らす映画プロデューサーが、ちょっとした趣味だった家系図サイトの閲覧から自分の先祖がイギリスに城を持っていたことを知り、すぐに訪問、やがて仕事を捨てて移住、城の修復に携わることになり…というフィクションみたいなノンフィクション。
    陽気で不器用なアメリカ人の著者、歴史好きの元葬儀会社の老人ジェフ、口が悪いが腕は確かな修繕工ボブのトリオが中心となって話が進むのだが、みんなキャラが立っていて面白く読み進められる。
    しかし朽ち果てて崩壊寸前の城の厳しい現実、地元の若者が侵入してさらに城を破壊したり、なにより莫大な修繕資金の調達という大問題があり常に綱渡りのような状態ではらはらさせられっぱな

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    2025年09月12日
  • 兄の終い

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    迷惑をかけっぱなしだった兄が小学生の息子を残して突然死したという連絡を受けて、引き取りに向かい様々な後始末をした5日間のおはなし。

    自分も似たような経験がある。
    ある日突然警察から電話がかかってきて、離婚した旦那が自宅で死亡していたのが発見されたという。
    この話で言うと加奈子ちゃんの立場だったけど、子供は既に全員こっちに引き取ってたので向こうにはいなかったし、加奈子ちゃんの様に率先して片付けに行くでもなく彼の姉に全てを託して終わりにしてしまった。きっと義姉はこの話と同じようなことをしたのだろうと思うと、まかせっきりにして申し訳なかったなぁと思った。

    散々迷惑かけられ、憎いとさえ思った兄(私

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    2025年09月10日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    面白かった笑、普通にくすくす笑いながら読むような本でした。
    著者が真面目に徹頭徹尾「どうしてそうなった!?」「わけわからんすぎるw w」という発想・実行まで行おうとするので、むしろ読んでるこっちが心配になる笑。
    それでも彼が真面目に向き合った「人間特有の悩み」から逃れられる術はないのだろうか?というのは誰しもが持つ悩みだろうし、その根本が共通していることに、救われながら、読むことができた。また悩んだら、読んでみようと思う。今読みたかった一冊でした。

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    2025年09月08日
  • サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す

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    サカナ・レッスン
    2025.09.05

    市場付近でバイトしていて、ものすごく外国人観光客が来るため外国人の視点から魚の食文化に触れられたので面白かった。

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    2025年09月05日
  • エデュケーション 大学は私の人生を変えた

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    狂信的なモルモン教徒の両親により学校に通わせてもらえなかった少女が大学に通い博士号まで取得するまでの回顧録。

    自分がぬくぬくと育ってきている時にアメリカでこんな人生を送っている子供がいたなんて。

    実話であるから安易な解決、分かりやすいスカッとした展開はない。どれだけ大学で正しいことを学んでも幼少期に叩き込まれた誤った知識・先入観を完全に捨てることができない描写が怖い。大学教育は著者の人生を確かに変えたけれど、変えられなかったものも存在する。

    こんな家族なんてさっさと縁を切ってしまえばいいと簡単に思ってしまうのだけど、著者にはそれができない。家族を大切にするという洗脳かキリスト教文化の違い

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    2025年08月31日
  • ふたご母戦記

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    「育児の大変さは体力を駆使するものから、気力を使い果たすものへと変化を遂げる。この時期に一番大切なのは、あなた自身がそこに居続けることだと思う。」(P.133)
    「ときおり友人たちと食事に出かけるが、それぞれが必ず家族の悩みを抱えている。私たちの悩みのほとんどは家族のことではと思うほど、誰もが、子どものこと、夫のこと、両親のことに頭を悩ませている。…そんな不安な日々を救うのは、仕事だけではない。自分だけが持っている『好き』だってとても大切だ。自分の『好き』を手放さないことが、年を取れば取るほど重要になってくる…」(P.129-130)

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    2025年08月30日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    ネタバレ

    村井さんの日記形式のエッセイというべきか、やっぱり村井さんの文章好き!翻訳家だけどエッセイ素晴らしい。あと小説も素晴らしい!巻末のメモリアル三姉妹、あまりミステリー好きじゃないんだけど、楽しくミステリー読んでる気持ちになれました。
    今回のエッセイはとにかく涙、涙。最初の写真のページからハリーが亡くなるのは分かっていたのに、死にゆくハリーも、死んでしまったハリーに対する家族の気持ちも、そのあとの立ち直れない村井さんも、庭の草刈りしたらハリーのおもちゃが出て涙するなど思い出す姿も、とにかく何度も泣いてしまいました…ハリーへの愛が伝わってきて。

    あとはやはり義父母の介護の話。読んでるだけで辛い…苦

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    2025年08月28日
  • 義父母の介護(新潮新書)

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    「嫁」という立場での距離感で義父母の介護のリアルが書かれています。結構本音が書かれていて?
    書くことが著者の介護のモチベーションになっているのでしょう。「そうよ、現実はこんな感じよ!
    やってられるか」と思ってもいいんだなぁ笑

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    2025年08月25日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    ネタバレ

    実は昔、日記みたいなブログをやっていたことがある。ほとんどアクセスのないサイトだったけれど、確か何年かやってたと思う。恋愛でジタバタしていた時期だったので、それはもう、振り返りたくもない文章を世に放流していた。ブログサービスすらない時代で、自分でMovable Typeを構築したり、その前はHTMLを書いてたくらいだ。なんならドメインも簡単なのを取ってた気がする。いろいろあって、サイトはもちろんなくなって、PCも入れ替えているうちにデータもどこかに消えてしまったはずだ。むしろありがたい。

    文章を書くのが好きで、大したことがない日常のことをいろいろと書き綴っていたのに、書くことを仕事にしたら、

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    2025年08月19日
  • 兄の終い

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    ネタバレ

    実家を離れ各地を放浪した著者の兄が、なぜか遠く離れた宮城県のアパートでゴミ屋敷状態で急死した。不仲であった妹(著者)と元妻らと、兄の小学生の息子の手続きや片付けなどに取り組むが……

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    2025年08月18日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    タイトル的にはだいぶ ふざけてる感じなんですけど、 最終的に目標は ふざけてる感じ もするんですけど、一つ一つのプロセス、ヤギに に対する 掘り下げとかは意外に 科学的アプローチをたくさん使ってるので とっても興味深いんです。
    そこがイグノーベル賞を取ったこの作家の力量というか 才能と言うか、、、人間て何だろうなと思います。この人、こういう感じで生活していけてるのか?

    冒頭はかなり、あやしげな話ですが、普通に面白いです。
    もやっとした時に読むと脳がほぐれていいと思います。 彼に出会って協力した人も、なんかわけわかんないと思ってたんだろうけど、そのちょっと引き気味の感覚っていうのも シュールで

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    2025年08月17日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    面白くてあっという間に読み終えた
    1に引き続き2もその人柄と潔さに魅了された
    なんだか気持ちが良い
    愛犬との別れと出会い、子どもの成長、義父母の介護、夫の存在、琵琶湖の自然、書くことへの情熱、メンタルクリニック等々…正直な人だから気持ちいいのかな
    俺ならできる!を真似して生きて行く事にした

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    2025年08月14日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    “掛け布団カバーの交換を想像するだけで、30分は絶望できる。4セットなんて、本当にやってられない。”(p.124)


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    2025年08月14日
  • 兄の終い

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    兄夫婦が多賀城付近に住んでいるため、親近感がわく。他のエッセイも読んでいるけど、共通点としてどれもフラットな文章で読みやすく、感情移入しすぎてつらくなることがない。ユーモアもあって哀しみと可笑しさもあり人間味もあって、惹かれる。騒がしい村井家でさぞかしお兄さんは楽しかろうと思うし、義理の両親の介護で疲れ果ててる理子さんを応援してると思う。

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    2025年08月05日