【感想・ネタバレ】サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死すのレビュー

あらすじ

“ダメ女たちの人生を変えた” あの米国人料理家が、今度は日本にやって来た!
築地で、料理教室で、日本の台所で…苦手に挑めば人生が豊かになる

前作『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』では、料理ができないせいで自分に自信を持てなくなってしまった女たちに料理の基本的な技術を教え、彼女たちを人生にも家事にも勇敢な「家庭料理人」に変えた米国人料理家キャスリーン・フリン。

しかし、指導する立場の彼女自身にも、料理人として目をそらし続けてきた苦手があった…。それが「魚」である。一般的な米国人よりも、魚を食べるのは好きなほうだ。しかし、料理するとなるとどうだろう?

ある日、キャスリーンはアマゾン・シアトル本社のテストキッチンで、「魚を料理するのがこわい」という日系アメリカ人女性に出会う。日系人でありながら魚がこわいなんて、としょげ返るその様子に同情を寄せるキャスリーン。そして、食文化から魚が切り離せない日本には、もしかすると「こわい魚」を克服するヒントがあるのではないかと考えるようになる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

筆者(アメリカ人)にとっての日本に行くことの特別さや感じる空気、寿司の魅力など感じ取れて面白い。帰国後日系スーパーでみりんや味噌を買うようになったことなど、日本の食文化を他者の目を通してみれて新鮮。日本の筆者との交流で絆が深まっていくところもポジティブで良い。

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2024年08月30日

Posted by ブクログ

サカナ・レッスン
2025.09.05

市場付近でバイトしていて、ものすごく外国人観光客が来るため外国人の視点から魚の食文化に触れられたので面白かった。

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2025年09月05日

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キャスリーン・フリンと訳者村井理子コンビの本を読むのは2冊目。
前作『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』が日本でテレビ番組から出演依頼が来るほど評判になり、来日したのが2017年4月のこと。当時のイベントで村井さん(ハリー君も)と初対面した著者が「魚をテーマにした本」の執筆を編集者に依頼されて、できたのが本書。築地が閉鎖され豊洲に市場が移転した2018年秋の数日間、著者が体験した「サカナの話」はどれもこれもふつうの人は経験できないくらい特別なできごとで、私自身のサカナの記憶を懐かしく思い出しつつ楽しく読みながらも、出版から4年の時が経ち、先日原発の“処理水”が海洋放出された事で今の私はすごく複雑な心境に揺れている。つらい。

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 」の Kathleen Flinn が、その邦訳出版を機に日本と縁を持ち、スシ・アカデミーの特別レッスンを受けたり、最後の築地市場を見学したり、ファンの人の家に食事に行ったりと日本満喫の紀行&魚料理エッセイ。「英国一家日本を食べる」を思わせる軽妙なタッチで一気に読ませるが、内容的には「ダメ女…」を読み返した方がいいレベル。

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2019年10月20日

Posted by ブクログ

前作の『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』がとても良かったので、また読んでみた。今回は来日して魚料理のレッスンを受けたり、築地に行って競りの見学をしたりする様子を描いたエッセイ。元はマイクロソフトに勤務していて、36才で一念発起し有名なフランスの有名料理教室に通ったりと、著者の経歴がすごい。現在はエッセイを書いて賞をもらったり、料理教室を開いたりと、行動力が半端ない。こんなポジティブでパワフルな人になりたいなあ。

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2019年07月26日

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ネタバレ

前作とはまた趣が違うけど、楽しい。築地から豊洲も、もう何年も前になってしまった。オリンピックはどうにもならないけれど、築地はワクチン会場に。

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2021年06月26日

Posted by ブクログ

米国人ジャーナリストでル・コルドン・ブルーで学んだこともある著者が、夫とともに寿司を学びに日本にやってきた。ちょうど築地市場が豊洲に移転するころ。寿司や魚料理を学ぶだけでなく、最後の築地も見学し、豊洲も見学する。
日本と米国の料理事情の違いも分かりやすく、楽しく読めました。

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2021年04月23日

Posted by ブクログ

友人から「ぜひ読んでみて!」とオススメされた本。
(友人は翻訳家の村井理子さんのファンなのです。)

ひょんなことから日本に魚料理を勉強しに行くことにしたキャスリーン・フリン。日本を訪問するのは初めてで、さらに魚のプロフェッショナルの「寿司アカデミー」でのレッスン。そして築地で出会った人々。日本における魚というのは食材だけでなく文化であるということを知る…というリポート。

実は翻訳の本って言い回しとか表現がめちゃ苦手なんだけどこの本は読みやすかった~。
翻訳家の村井理子さんのボキャブラリーの豊かさと感性がすごい!

内容は魚料理を通してアメリカ人から見た日本の文化とかを書かれてるんだけど(異文化のヘンさとかいいところとかね)、とにかく翻訳が素晴らしい!

読んだ後で思わず魚が食べたくなってイワシ焼いたよ。
(手ごろに食べられる魚がイワシしかなったのよ)
それほどまでに感じが伝わる翻訳。
他の人ではこんな感じにならなかったと思う。

村井さんの本を他も読んでみたい!

あっ!あと、イシガキガイっていうの初めて知った~
トリガイとかじゃないのね…

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

日本が舞台になっているせいか、自分も魚好きどからか、前作よりも興味を持って読めた。
魚市場や流通、調理場のことなど、獲ってから食べるまでの日本の魚食文化は外からこんな風に見えるんだなぁ、と興味深く読んだ。巻末のおまけ解説は勉強になった。

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2019年09月23日

Posted by ブクログ

有意義なレッスンだとは思うが、ちょっとハードすぎるスケジュールで著者が可哀想に思えた。サカナ・スパルタですな。

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2019年08月27日

Posted by ブクログ

アメリカ人料理ライターが、日本の魚文化を訪ねるという趣旨で、築地康の通り一遍を知るには悪くないが、深みはない。頑張ればできるということだろうか。

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2019年07月15日

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