村井理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「兄の終い」で、疎遠だった兄と関係性を兄の死後に見つめていく姿が印象的だった村井理子さん
「村井さんちの生活」…
タイトル通りどんな生活をされているのか気になり手に。
同じ時期に同じくらいの歳の子どもを育てていたようで、10年前の村井さんの悩みや思いに共感することばかり。
我が家の長男が20歳の誕生日を迎えた昨日、20年間の子育てを思い出して一人うるうるとしていた私。こちらの本を読みながら、あんなことこんなことあったよね〜と忘れていた感情までもが蘇ってきて、やたらと感情移入してしまった。
そして我が家には、今思春期真っ只中の次男と、娘もいるのだ。
あの時の想いと、今と。母の想いは複雑だ。 -
Posted by ブクログ
最高である。こんな本があるとは、やはり本の世界は本当に侮れない。
市立図書のHPをザッピングしてたらこのインパクトある装丁に釘付け。は?人間をお休みしてヤギになるだと?
このトーマス君(当時33歳)。仕事もねー、周りはみんなちゃんとしてきてるってのに何やってんの俺的人物(彼女がいるのが解せんのだが)
しかも最初は象さんなろうとしてた。は?である。
途中スピリチュアルな話(シャーマンとか)になったり、哲学的な話だったりを盛り込んで、何故ヤギになるのかの背景をとくとくと説明笑
はい、ヤギになるって決めてからのトーマス君の行動力ハンパネーです。もう急展開もいいところ。あっちこっちの大学の先 -
Posted by ブクログ
かつてショパンが演奏し、バイロンが暖炉を寄贈し、ジョン・レノンがロックした、様々なエピソードに彩られた館だが、後継者の息子が二人とも亡くなり、直径の子孫はゼロ。館は荒れ放題となり、お宝を狙って不応侵入者が入るものだから、ますます館は悲惨な状態に。
ひょんなことから、アメリカで番組制作をしてたホップウッドの末裔が、この城の事を知る。祖父と父を亡くしたばかりで消沈していた母を励ます目的で訪れたら「おらが街の領主様が戻ってきた!」と大歓迎。イベントに呼ばれるわ、やんごとなき方々と面会するわ、あのダウントン・アビーの製作者であるリアル貴族ジュリアン・フェローズとも面会。
なんとなく荒れ屋敷に責 -
Posted by ブクログ
オダギリジョーにつられて読みはじめたけど、全体の構成も章の合間のイラストもスッキリ&シンプルに描かれていて、身内の死後の後始末というヘビーな内容に関わらず、サクサクサクサク、テンポよく、滞りなく一気に読めてしまいました。
初めて読ませてもらう作家さんだったのに、こんなに相性がいいなんて驚きでした。
文章の簡潔さや表現の平易さ、読みのリズムや漢字とひらがなの表記バランスの良さもさることながら、実は私がこの作品で特に気に入ったのがイラストでした。
一見、描きなぐったような絵なのにめっちゃ躍動感があって、ふたりの女性が数日間で大仕事をやり終えなくてはならないという覚悟、勢いとパワーを感じまし