本を読んだら散歩に行こう

本を読んだら散歩に行こう

1,485円 (税込)

7pt

実兄の突然死をめぐる『兄の終い』、認知症の義母を描く『全員悪人』、壊れてしまった実家の家族について触れた『家族』。大反響のエッセイを連発する、人気翻訳家の村井理子さん。認知症が進行する義母の介護、双子の息子たちの高校受験、積み重なりゆく仕事、長引くコロナ禍……ハプニング続きの日々のなかで、愛犬のラブラドール、ハリーを横に開くのは。読書家としても知られる著者の読書案内を兼ねた濃厚エピソード満載のエッセイ集。

「本は私が必要とするその時まで、じっと動かず、静かにそこで待っていてくれる。人間は信用できない。信用できるのは、本、それから犬だけだ」(本書「はじめに」より一部抜粋)

以下、目次一部
突然死した兄の汚部屋の饒舌さ/本とともにやってきたはじめての本気の恋/お弁当時間、女子中学生の憂鬱/金色の目をした黒猫の残像/母の葬儀は、本人希望のレディースセット/十回目の三月十一日に愛犬の横で流す涙/焼酎4リットルパックが伝える兄の最期のメッセージ/実家から去っていった大切なペットたち/中学三年受験生の悩める母の夏/夫の両親に贈った大型テレビの行く末/仕事のやる気スイッチを押した最恐物件/四十代とは違う五十代の本当の恐ろしさ/流れの速い川を進む兄と、母の叫び声/認知症進行中の義母の舌に残る菓子の味/実兄よりも兄として慕った音信不通のままの男性/義両親と過ごす修行を経て戻った大好きな正月……他、全40章。

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本を読んだら散歩に行こう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    同世代の彼女がここまで的確に私の気持ちを表現してくれてるような、わかる!と思いながら読み進めた。村井理子さん、やっぱり大好き。なぜ人気なのか納得。癒されて、勇気ももらえた。おわりにで語られる本についての文章は圧巻!何度も読み返してます。大切に取っておきたい一冊。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    家族のことを少しドラマチックに買いて盛り上げる要素を出しているようにも思ったが、その一方で文章力がしっかりしていて読んでいて全く飽きなかった。
    特に著者は同じ年なので自分の父の思いと著者の父の思いが重なり泣かずにはいられなかった感動作。
    今後もこの著者の本を読んでいきたい。

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    村井理子さんの本は初めて読んだが、語彙力の豊富さからくる言葉の選択が絶妙ですっかりハマってしまった。比較的作者と年代が近いため余計に頷ける内容が多かったかも。ぜひ2冊目を読んでみたい。

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    ページをめくらせる推進力のある文章で、読み終えるのがもったいない!という気持ちとともにぐんぐん読み進めてしまった。

    毎回おすすめされる一冊も興味をひく見事な紹介文で端から読んでみたくなったし、特に気になった書籍はポチッと購入してしまった。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    初めて村井理子さんの本を読みました。
    エッセイ+本の紹介という内容でしたが、読みたくなる本が多かった。エッセイ部分もあらゆるところをさらけ出していて、面白かったし。
    犬好きな方なので犬関連の本の紹介も多かったです。

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    人生のピークは遅いほうがいい

    ヨシタケシンスケさんの言葉を村井さんが引用したものだ。
    そうだよね?やっぱりそうだと思ったんだーと心の中で拍手をする。

    村井さんファンになって浅い私も2冊目を読み、益々読んでいて心強さを感じるほどのファンとなっている。

    何か一つ、これというものを心に持っているのっ

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    翻訳家、村井理子さんのエッセイ。
    そうそうわかるわかるという感じであっという間に読み終えた。エッセイにちなんで紹介される本も興味深い。
    著者は両親と兄を見送り、夫と共に義父母の老いにつきあい、子育ても仕事もと、盛りだくさんの日々。自分の体調の変化もある。大忙しの自分とうまく付き合う方法をみつけること

    0
    2023年05月22日

    Posted by ブクログ

    うそをゆうことは、あたまをつかわないかんぐるいさせじそと、なんか、たてき、ごと?ことかいしやくって、いわねども、まだまだなんか、なんきんかんあるかなあ、ありまなの、ささくど、あるかいなあ、ありありほけん、せけんの、ささきの、ふりんきようていでも、こうかおんきよう、じびよう、ぴあにすちの、はんきてい、

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    料理に心底疲れきった絶望感の話は少し共感。

    著者の村井さんと年が近ければ近いほど『うんうん、わかる』ってなりそうな1冊。

    ご家族の話(特に父とお兄さん)はヘビーすぎて読むのやめようかと思ったのだけど、読み進めば進むほど、村井さんが読んだ本の感想が気になりだす。もう気になってしょうがない。止まらな

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    村井さんの文章、言葉選びが好きだなと感じた。村井さんの訳書も読んでみたい。

    同郷なので「わかしだ」の懐かしさたるや。
    誰しもが一度はわかしだに載りたいと思っただろうなあ。

    0
    2025年06月19日

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