村井理子のレビュー一覧

  • エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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    書くこと、外国語翻訳に興味がある人は、すごく参考になるし、『私もやってみようかな』と思える情報に溢れている。
    私も書くことが好きだけど、その分書き続けられることに憧れを抱いているので、そういうしょうさいの描写がすごく好きだった。下手でもなんでも、経験値を増やす、費やす時間を増やす…それが何よりもスキルアップに繋がるんだなぁと。

    また、「『傷つけるから書くのをやめたい』という気持ちが、『誰』を傷つけることを恐れているのか、自分が傷つくことを恐れているんじゃないか」というのはなかなか的を得ていて、かつ厳しい目線だなぁと感じた。炎上しても、ネガティブコメントを見かけてもある程度受け流せる、ってのは

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    2025年08月02日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    第2弾が早くも登場、安定の面白さ。

    義父母の露出は前作よりも減ったものの、後学のためになります。
    ハードな仕事をこなしているパワー、見習いたいものですね。なかなか年齢との兼ね合いが難しいお年頃、うんうん同感します。
    2025年の第3弾、楽しみにしています~

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    2025年07月09日
  • エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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    ネタバレ

    翻訳家に憧れて、翻訳の勉強をしたことがある。少ないながら、フリーランスとして産業翻訳を仕事として受けていたこともある。
    でも私の場合は、それを「自分の仕事」として生きていくレベルには到底達することができないと結論づけた。

    翻訳というのがいかに難しく、根気と熱意が必要な仕事なのかわずかでも実感をもって分かるから、著者の翻訳・言葉への向き合い方をとても素敵だと思った。

    「翻訳家は、英語(外国語)ができるのは基本、
    そのうえでどれだけ日本語を磨けるか、

    これに尽きます」

    強く共感すると共に、尊敬した。
    そしてやっぱり、言葉のプロに憧れてしまう。

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    2025年07月07日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    仕事をしながら働いている女性3人の、「緊急事態宣言」前後の交換書簡…のようなもの。
    文章を仕事の一部としていらっしゃいはするけど、それぞれの家庭にも重きを置かれてる感じが伝わってくる。
    こどもが居たり、犬や猫がいたり、リモートワークだったりなかったりする旦那様とか。
    作家の方よりなんとなく自分の境遇に近い気もして(いや旦那様おりませんけど私には)、読みやすかったし、共感もしやすかった。
    ただし、仕事柄リモートワークでもなく毎日毎日逆にほんとに休みなく働いてたりもした時期もあったので、
    「え、そこまで外出を悪と考えたりもすることもあるのか…」と思ったりもした。

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    2025年06月30日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    人間でいるのが嫌になって、ヤギになろうと思った。
    もっとバカバカしい内容かと思いきや、「魂」「思考」「体」「内臓」「暮らし」といったテーマごとに、“どうすればヤギになれるか?”を真剣に探求していく。
    別の視点や価値観から世界を見ようとする、ある意味で究極の試みだと思った。

    「思考」について著者が強調するのは、人間だけが心の中でシナリオを作り、時間旅行をする生き物だということ。
    「あのときこうしていれば」「明日はもっとこうすれば」‥無限の可能性と後悔に悩まされるその想像力が、人間の苦しみの元となる。

    悩みの元ではあるけれど、その想像力でヤギ生活を本気で作り上げたのもまた人間らしさだと思う。

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    2025年06月27日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    村井さんの文章、言葉選びが好きだなと感じた。村井さんの訳書も読んでみたい。

    同郷なので「わかしだ」の懐かしさたるや。
    誰しもが一度はわかしだに載りたいと思っただろうなあ。

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    2025年06月19日
  • 実母と義母

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    著者の義母と実母を題材にしたエッセイ。顔合わせで義母が実母を気に入り、その後、著者のことを気に入ってくれたという信じられないけど幸せな話。親子ってどこかちゃんと似てる。

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    2025年06月17日
  • 家族

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    「犬がいるから」にたまたま書店で出会い、著者のことを知りました。
    著者の子ども時代から両親、お兄さん、親戚のことが綴られています。
    一般的な「幸せな家族」ではなかった著者の家族。「家族」ってなんなんだろうということを考えさせられました。

    外では一見ふつうの生活、ふつうの家族のように見えても、そうではない場合も往々にしてあるんですよね。
    私もいわゆる「ふつうの幸せな家族」に憧れたていたのですが、そういうのはないのかなぁとも思います。
    著者も最後に書かれています。

    今でも「家族」についてはよく理解できないままだ。

    どれだけ嫌悪感を抱いても、罵り合っても、お互いを求めてしまう存在。ひとりの方が

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    2025年06月17日
  • 更年期障害だと思ってたら重病だった話

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    今現在、なんでも「更年期のせいだから」と言っている私。タイトルを見てまるで自分だと笑ってしまい読んでみたところ、全く笑い事でなかった。
    著者がこの大病を経て大きく変わったこととして食事、睡眠、体の声を聞く、生と死の受け止め方、をあげていたが、やっぱりまだ自分ごととして受け入れられない自分がいる。でも読書の良いところは先達の経験を得られるところ。食事と睡眠からもう少しだけでも大事にしていかないと、と感じている。

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    2025年06月14日
  • 兄の終い

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    あり得るけど考えたことのない事態。いざそうなったらアドレナリンか何かが出てなんとかタスクをこなすだろうけど、いっぱいいっぱいになりそうだな…と、将来起きるかもしれない自分事として読んだ。

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    2025年06月08日
  • 更年期障害だと思ってたら重病だった話

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    タイトル通り、筆者の重病が発覚して入院、手術、退院、復活までの生活の中で筆者があれこれ思ったことが綴られている。
    昭和世代の教育の理不尽さ、「自己犠牲≒頑張る」の洗脳だという点に共感した。後者は家庭教育の影響が強いかもしれない。なぜなら末っ子や男性にはあまりみられないから。

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    2025年05月19日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    ネタバレ

    作者の前作、「ゼロからトースターを作ってみた結果」を読んで面白かったためこちらも読んでみた。

    はじめの第一章は難しい!デカルトやハイデッガーや古代文明などの話が出てくる。
    文体が語り口調なのでぎりぎり読めるが、ちゃんと読まないと目が滑る感じ。
    第二章のヤギそのものの話はとても面白かった。ヤギにも感情があるし、知性がある。そしてヤギを研究しているボブは人間の知性と比較されることをひどく嫌がる。その感情に非常に共感した(この動物は◯歳児同等の知性を持つというやつ)。動物のことを分かりきっていないのに、人間と比較することはひどくナンセンスだ。ほかにもさらっと触れられたサウジアラビアの美ヤギコンテス

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    2025年05月18日
  • 子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法

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    怖いタイトルの本を見つけて、翻訳者が村井理子さんで、男性の立場でこそこそ読む。
    結果、めちゃくちゃタメになった。カップル・セラピストなる男性のセリフがいちいち刺さる。大事な仕事があっても、子どもの面倒を見た上で眠い状態で働けばいい、とか、昼間ドラゴンと戦っているんだから家にいるときは何もしなくてもいいと思っているのではないか?(意訳)とか、図星の人も多いのでは。
    全体的にアメリカンなノリで、自己啓発やハウトゥー本というよりは軽い気持ちで読むエッセイとして読めばけっこう楽しいし、役に立つと思う。

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    2025年05月16日
  • エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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    ネタバレ

    翻訳家の日常が書いた本で、今まで知らなかった翻訳家の生活がわかって新鮮だった!
    エッセイみたいな感じでするする読めた。
    語学力だけでなく、長文を読むことだったり、エッセイを書くような文章力、探究心、調べ上げる力がは必要なことが分かった。
    私もまずはブログかエッセイ、日記を書いてみたいなと思った。

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    2025年05月14日
  • エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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    村井さんのエッセイ、好きです。特に『兄の終い』は夢中になって読んだので、出版の経緯を本書で知ることができてよかった。すごく強いお気持ちで書かれた本だったのだな、と驚きと尊敬の気持ちを新たにしました。
    他にも翻訳書、著書の裏話満載で愛読者は楽しめると思います。村井さん初の翻訳書がSM小説だったなんて!そこからノンフィクションご専門になっていくとは。
    贅沢を言うようですがもうちょいボリュームがあれば…なんて思ってしまいました。

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    2025年05月13日
  • エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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    翻訳家のお仕事についてのエッセイです。とても大変な仕事なのが、よくわかります。翻訳家になるには、どんなアプローチが必要なのか?だったり、気になる収入の話や、実際の作業環境(モニターが2台、できれば3台欲しいらしい)の話など興味深いお話を聞かせてもらいました。
    村井さんの翻訳した書籍も読んでみたくなります。

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    2025年05月06日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    ネタバレ

    翻訳がかなり砕けた話し口調。

    ヤギの身体だけでなく、思考や食事方法まで真似ようとする試みは面白かった。が、完全に野山で生活した訳ではなく、夜には人間の食事をして人間の寝床で寝ていたようなのでそこは肩透かしだった。
    義肢やヘルメットがカッコいいデザインだった。

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    2025年05月03日
  • 義父母の介護(新潮新書)

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    205.04.27
    義父と義母の介護
    筆者と同じ年齢

    親孝行、介護、こうしたもののタイミングはどう考えるとよいのかと思う。
    自分の場合、まだまだ至らないという自覚はあるが、特に介護は人それぞれだから余計に難しい。

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    2025年04月27日
  • 射精責任

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    そもそも論から始めませんか?

    やっぱり性教育ってもっと必要だと思わざるを得ないんだよなぁ、ダメなのかなぁ
    寝た子を起こすなとか性に奔放になるとか言うけどこういうけど知識や情報が少ない中でファンタジーな作り物こそが正しいのだ。となんの疑いもなく性交渉が行われ続け、そのせいで望まない妊娠や中絶がこれからも繰り返されるかもしれないと考えると、げんなりする

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    2025年04月15日
  • 射精責任

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    「すべての望まない妊娠の"原因"は、すべて男性にある。」の根拠がたくさん述べられている本。望まない妊娠の"責任"は男女共にあるけど、"原因"はすべて男性にある、というのはびっくりしたけど納得できた!妊娠の成立には男女の存在が不可欠なのに、中絶の議論ではなぜか(?)透明化される男性。中絶を減らすためには中絶を禁止するのではなく、望まない妊娠を減らすこと、そのためには男性の射精責任が問われること。当たり前のことなはずなのにこのヘルジャパンではなかなか理解されない感覚だよね...この本がたくさんの人に読まれますように。

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    2025年03月30日