村井理子のレビュー一覧

  • 海をわたる言葉 翻訳家ふたりの往復書簡

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    翻訳家の二人の往復書簡。読んでいるとお互いに共通点が多いと感じられる。家族の問題、親の介護、娘と息子の違いなど。とても面白いエッセイだった。
    第1章 日本⇔韓国 ふたりの往復書簡
     第1便 不思議な出会い
     第2便 翻訳家という仕事
     第3便 それぞれの仙台
     第4便 娘と息子たち
     第5便 「家族」を書く理由
     第6便 母親の気持ちの複雑さ
     第7便 老親の介護
     第8便 親の認知症
     第9便 身軽に生きるための整理
     第10便 山あり谷ありの人生
    第2章 東京 往復書簡の終わりに~クォン・ナミ×村井理子対談~

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    2026年07月20日
  • 兄の終い

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    私にも、頻繁に連絡を取り合っていない兄がいるので、まったく人ごととは思えずに読みました。

    もっと重い話になるのかと思っていましたが、村井さんの淡々とした筆致と、作中に登場する人たちの温かさのおかげで、最後まで落ち着いて読み進めることができました。

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    2026年07月19日
  • 義父母の介護(新潮新書)

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    なんやかんや愚痴っているように見えるけれど、この方は義理の両親のために相当なことをしていると思う。
    そうかー。介護ってこういうことが起こるのかー。記録してくれて、教えてくれて、ありがとうございます。

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    2026年07月15日
  • 兄の終い

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    恨んでいた程度には疎遠だった兄が死んだ後の様々な処理を淡々と記したもの。人が死ぬって呆気ない。生きてるだけで情報の密度が高くて大変なのに、死んだらすべて終わりなんだよな。去り際に何が持っていけるのか。

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    2026年07月09日
  • 実母と義母

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    「義父母の介護」が最高に面白かった村井理子さんのエッセイ。去年の本なので時系列的にはこちらが先だけど、あとに読んでよかった。

    義母が痴呆症を発症する前の見事な「姑ぶり」が面白く描かれていて、記憶が曖昧になった今でも家族やヘルパーさんにのサポートを受けて、明るく聡明な人のよう。

    反して実母は苦労した末にひとりで認知症と癌を抱えて亡くなったそう。

    家族全員で介護している義母、ひとり孤独に亡くなった実母。そのコントラストと、理子さんの葛藤がとても切ない。親孝行ができなかった、親を支えられなかったと思う後悔は痛いほどわかる。しかもそれは年月が経たないと芽生えない感情というか、色んな意味で大人にならないと分からないのだ。

    実母にしてあげられなかったことを、義母にはしてあげよう、と、過去の色んなことを水に流して懸命に(特に辛辣になりながらも)介護に向き合う理子さんを応援しています。

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    2026年07月03日
  • 海をわたる言葉 翻訳家ふたりの往復書簡

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    母と娘の関係に関するお二方の記述に、うんうんと頷くこと数回。家族との関係など、みんなそれぞれいろんな事情を抱えてるんですよね。

    人間より動物が好きっていうの、私もそうだなと思った。昔一緒に暮らした愛犬に会いたい。

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    2026年06月28日
  • 村井さんちのお取り寄せ

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    会社の送別会のあとに酔っ払ったまま本屋に行き、手に取りました。
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    仕事の合間に
    ひとりで食べる
    蟹は
    格別だ

    取り寄せは心のエクササイズーー。
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    少しずつ小説も読めるようになってきましたが、
    まだまだエッセイ読んでます。

    著者がこれまでのお取り寄せ生活の中で、
    これは!と思うおすすめの品がエピソードと共に紹介されてます。

    本書は、お取り寄せだけではなく、
    著者が愛しているもの
    好きなものや背景を描いてくれており、
    そのなかでも
    「毛がぎゃんぎゃんに詰まった車」
    が一番でした。

    なぜなら我が家にも愛犬運搬カーである、
    ぎゃんぎゃんに詰まった毛だらけの愛車があるからです。笑

    読めて嬉しかったです。笑

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    2026年06月27日
  • 捕食者――全米を震撼させた、待ち伏せする連続殺人鬼

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    この殺人鬼よりも、警察の無能さやズボラさ、FBIらのやり方の不備とかそういういろんな要素で真相が闇の中になったのが怖い。多分見つかってない被害者もいるだろうに。

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    2026年06月06日
  • ふたご母戦記

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    双子男児の母親の育児エッセイ。子供の頃の同級生にも双子が何組かいて、子供ながらに本人も親も大変だろうと思っていたが、大人になって自分の出産が近付いた状況でこの本を読んで、当たり前だがもっと複雑なのだと感じられた。本に書かれていること以外にも様々な苦労があっただろうが、全体を通して芯がしっかりしているお母さんだなと感じた。トピックごとにまとめられているからだと思うが、内容によっては重複する部分があり、気になった。

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    2026年05月17日
  • ふたご母戦記

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    2026.04.18

    小さい頃と高校生の頃の話が行ったり来たり、同じような話が何回も出てきて、ちょっと取り止めがなかったかな。

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    2026年04月18日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    「犬がいるから」が好きだったのでこちらも読んだ。
    前提として、村井理子さんの文体は好みなので今回も楽しく読めたんだけれども、私が求めていたのは「犬の話」だった事がわかったかな。


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    2026年03月26日
  • いらねえけどありがとう

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    いつものとおり、自分を愛して息抜きしながら楽しく(しかし賢く)生きてゆこうと思わせてくれたよ
    250315

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    2026年03月15日
  • 村井さんちの生活

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    2016年から2020年までに書かれた翻訳家・村井理子さんの家族エッセイ。ワンちゃんと双子ボーイズのお話がメイン。
    「一斉休校」!あったね、そんなことが…なんかもう遠い昔の話のように思えるけれど。大変でしたよね。
    子どもの成長はあっという間とは聞いていたけれど、本当にあっという間に大きくなる。小学生→中学生の時期なんて、別の人ですか?ってくらい変わる。
    村井さんちの双子ちゃんたちの成長を読みながら、自分ちのことも思い出したので、息子が小さかった時の写真を見てたら1時間くらい経ってた。

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    2026年03月12日
  • 家族と私がうれしいごはん

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    簡単レシピとエッセイの2つが楽しめるお得本。
    著者のあっさり豪快な人柄が、そのままレシピに反映されている。

    長いもグラタン、じゃがいもパンケーキなどなど、すぐに試してみたい料理がもりだくさん。
    ニンニクや香草、オリーブオイルがふんだんな料理は元気が出そう。
    鶏とレモンを調達、早速作ります~

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    2026年03月09日
  • ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする

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    ネタバレ

    世の中には2種類の人間がいる、みたいなことを言うつもりはないのだけれども、あぁ、自分とは違う種類の人だなぁ、とつくづく感じた本だった。
    そりゃ、ハリウッドのプロデューサーなんだから、そりゃそうだという気はするけれども、自分がメジャーかつメインストリームであることを疑わないタイプというか。

    ここでいう「メジャー」は、本当に多数派かどうかよりも、世の中で多数派とされているかってことだよね、とつい皮肉ってしまうのは、多分自分がそこに乗り切れなかったコンプレックスからくる卑屈さだと思う。

    ご本人もいろいろあって、その苦労や大変さは分かるのだけれども、生来の明るさもあるんだろう、なんとなく「自分が生きて・見てきた世界が正しく」て、「話しかければ受け入れて」もらえて、「輪の中心で生きていける」という、いわゆる“陽”な感じが、まぶしすぎる。

    今回は、彼自身のミドルエイジクライシスを乗り切る物語とされているし、実際、これまで持っていたものを手放して、イギリスに移っていろいろやってるんだから、その行動力は尊敬するけれども、陽の人は、ミドルエイジクライシスの乗り越え方も陽なんだ……という、知らなくていいことを知った気分。

    イギリスの、自分のルーツがあったお城を再生するにあたって、色々な困難にぶち当たって、その都度「思いもよらない!」「こんな大変!」となるのだけれど、大変さはさておき、まぁそういうぶつかり方をしたらそれはそうでは、とか、むしろなんでうまくいくと思った?とか、もうちょっと調査や根回しをした方がよいのではとか、そんなことが多くてなかなかなかなか……。

    肝心の“セルフリノベ”も、もっと自分で手を動かす過程が書かれているのかと思ったら、そこはそれほどでもなく、あくまで職人さんの周りで掃除したり、ちょっと手伝ったりという範囲で、正直ちょっと物足りない。

    なんなら補助金が下りてから、業者を使う手配をするとか、その後のお城の活用法を企画するとか、そっちのが活き活きしてるよね。
    本業だしね……とは思うけれども、そこから脱却するための城再生プロジェクトだったのでは、みたいな、なんかこう、感想が堂々巡り。

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    2026年03月07日
  • いらねえけどありがとう

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    各話をそれぞれもっと詳しく書いてほしいと思った。気になることが多いが、ひとつの話が短くて無理やりまとめている感じ。でも少しやる気は出た。

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    2026年02月28日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    “ヤギになる”という、とんでもない発想を周りの人達は真剣に考え、助言し協力してくれる。
    頑張る人を応援したくなる気持ちと同じなのだろうか。自分も最後にはトーマスが愛おしく見えてきた。

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    2026年02月26日
  • 射精責任

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    大事なこと言ってた
    タイトルで損したのかもしれないと思った
    でもタイトルにインパクトなかったら読まなかったかもしれない
    ただ本当に読んで欲しい層にはきっとこのタイトルでは届かないと思う

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    2026年02月17日
  • はやく一人になりたい!

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    著者の日常。
    文章からパワフルさが伝わってくる。
    母親業について書いてあるところが興味深い。
    家族のためを思ってがんばる。
    結果自分をすり減らし自身の機嫌が悪くなり家族に当たってしまう。
    こんなつもりじゃなかったのにでさらに自己嫌悪。
    すごく理解できる。
    でも、ここまで気づいてる人は少ないのでは?と思う。他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月11日
  • 兄の終い

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    人の死の終わりがもたらすことが書かれてました。自分も最後は一人になると思うけれど、死後のことは迷惑かけないようにしなくては、と思い知りました。また作者さんは嫌いだったはずのお兄さんを許せたのは、意外だった。人ってかわるのね〜結果オーライでしょうか?

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    2026年01月05日