村井理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村井理子さんの本を初めて読む。
まず、思ったのは、ちょっと働き過ぎなのではないだろうか。ということ。翻訳している本だけでも、何冊も掛け持ちし(それも鈍器本)、その上エッセイやイベントもこなす。年中、締め切りに追われる生活。本というものは、書いたら書きっぱなしということはなく、原稿が編集者との間を何度も行き来する。
その上、義父母の介護、家事もこなし、これではメンタルやられるわ。
他の方のレビューを見ると、他の本は結構笑えるらしいので、さっそく「義父母の介護」を予約。楽しみ(といったら不謹慎か)。
しかし、村井理子さんが翻訳している本や、大好きなテレビシリーズなど、私の好みとはかけ離れている(殺 -
Posted by ブクログ
さすがに文章がうまいのでスルスル読んでしまった。
が内容はドロドロ。でも面白い(ゴメン)。
ワタシも同じようなことやってきました。
昨年義父が施設に入るまでは。
私のことを嫁、と言うか人として認めず、30年間同じ家に住みながら口をきかなかった義父(10年くらい前になぜか態度が変わった@一枚ウワテ)を介護してました。
こんなふうに「聞くも涙、語るも涙」なのに、嫁が介護して当たり前(近くに住む義弟からは、ねぎらいの言葉、一滴も出ず)っていったい何なの!
実子である夫が、なんか他人事~、なのもね。
とにかく理子さん、お疲れ様。まだ終わってないけど、私も最後まで見届けたいです。 -
Posted by ブクログ
2024.08.15
こちらも勢いで全部読み終えてしまった。
若い時は随分と強烈な義母(義父もか)だったようで…。
私は実母との微妙な関係にモヤモヤとうまく言葉にできない想いを抱えているので、村井さんとは全く状況が違うと思いつつも自分の母についてアレコレと考えてしまった。
このモヤモヤは、自分の自己肯定感の低さと母に対するコンプレックスだと自覚しているが、このモヤモヤがなくなる日は来るんだろうか。なくなる日があるとしたら母が亡くなった後だろう。
母に全くに必要とされないし、頼りにもされず、認められていないと感じ続けているのが悲しくもあり、それでむしろ良かったじゃないか、と思う日もあり。この -
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ネタバレ望まない妊娠は全て男性のせい。
これをなぜか女性にも責任を負わせる社会が存在している。
そこに斬り込んでいく本。
読みやすいというか、読者が強い意識を持っていなくても読めるような作りになっていて、イヤイヤ読む男性も読者像として想定しているのかな。
コンドームは女性用避妊具、避妊薬に比べて手に入れるのも使うのも簡単だし、全く知らなかったけど、精管結紮術、いわゆるパイプカットは高い確率で元にも戻せるそうだし、男性側で出来ることの方が簡単。
なのにそこらへんも含めて女性に責任を持たせるのはいけないよね。と頭ではわかっていても、いざ、という時に我慢できないのが男。だから、そのいざ、より前に色々準 -
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個性的といえば聞こえはいいけど、身内だったら大変すぎるご家族だなあと。。
産前産後邪魔でしかないようなことばかりされたら、恨んで介護しません!となってもおかしくないのに、最後まで面倒を見ようとされている村井さんは立派な方だと思う。
旦那の祖父が先日鬼籍に入られ、旦那はもっと何かできたのかなと後悔していた(癌だったのでおむつ替えなどもしていて私としては十分サポートしていたと思う)のもあり、自分だとどうなんだろうと、当てはめて考えながら読んだ。
とりあえずアルコールは適度に、相続関係は早めに、が教訓かな…
いくら今が大変でも仲違いで会わなくなったりする間に帰らぬ人となって後悔した話などは山のよう