村井理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1時間もしないうちに読み終えた。
あまりの短さにやや拍子抜けしたけれど、アタマの痛い現実であり、恐ろしい話だと思った。
もともとプライドの高い人や、努力家は、高齢者になるとそのギャップが受け入れられなくなりそう。
さらにこの女性は、既に90歳に近い夫に対しても、浮気していると常に疑っている。そういう感情もにじむのかと、改めて怖くなった。
当初、作中に出る呼称、あなた、が誰を指すのかなかなか分からず。
作者の村井さん≒あなた、なんだと理解してからは読みやすくなった。
先週亡くなった私の祖父は、96歳で認知症らしいものはなく、聡明なままだった。
社会の動きにも敏感で、周囲の人間の様子にも興味 -
Posted by ブクログ
ヤギになろうとして、精神面と身体面の両方から攻めるのが素晴らしい。
トースターをゼロからつくる!のスタート地点を「郊外の湖に自転車で行って、全裸になって自転車と服を全部捨ててから」に定めた人だけのことはある。
象になるプロジェクトにお金だしてくれる機関に、象じゃなくてヤギになるプロジェクトに変更したことを伝えなかったくだりまじヤギ(褒めてる)。
そもそも、まだ起こってもいない未来に怯えたり、やらかした過去を後悔したりしないようにヤギになろうとしてきてたはずなのに。
「許可もらうより謝った方が早いから」報告しないとか…それできる時点でもうかなりヤギなのよ(褒めてる)。
実はこの時点から思考も -
Posted by ブクログ
現在進行形で「不調はほぼほぼ更年期のせい」にしている身にはドキッとするタイトル、そして序章。
戒めというか「ちゃんと自分を大事にして、そしてきちんと観察しよう」という気持ちになりました。
入院~手術のところは文体の軽やかさもあって重い空気感にならずテンポよく読めちゃいましたが、それってやっぱりどこか他人事のように思っているからかも…。
更年期云々にかぎらず、いつ自分がそうなってもおかしくないのに。反省です。
入院経験がないからか、検査や手術よりも大部屋でいきなりカーテン開けて、ズカズカと人の心に土足で踏み込んでくるかのような隣のババアの方が相当怖いと感じてしまいました。