村井理子のレビュー一覧

  • いらねえけどありがとう

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    共感できるところとできないところ、半分ぐらいでしたが、サバサバした文体と、年齢が近いせいか、村井さんは村井さん、私は私でいいんだ、と思えました。

    『お金は稼ぐに限る』

    不安定な収入から、安くてもある程度安定した収入を得られるようになった今、実感しています。

    「Thanks But No Thanks」

    直訳すると「ありがとう、でもいらない」となりそうですが、翻訳家の村井さんが書いたのだから、日本語のタイトルの意味になるのか気になります。

    子育て経験のある女性におすすめ。

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    2023年07月20日
  • 全員悪人

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    認知症の本人の視点から展開するお話
    こんな風に感じているのか…
    辛すぎる
    誰も信じられない
    自分のことすらも…

    大切な家族がこうなった時、自分はめげずに支えていけるだろうか…
    もしも自分が認知症になったとしたら…

    間違いなく読んで良かったと思える本に出合った

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    2023年07月09日
  • はやく一人になりたい!

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    題名から選んだ本。
    旦那さんや、年老いた親、子供達から解放されて、早くひとりになりたい!っていう話だと思って読みました。そう、私が置かれている状況です。
    でも、全然違いました。
    翻訳家の村井理子さんが、効率よく家事を片付け、ひとりになった時間を大好きな翻訳の仕事に当てたいっていう話でした。
    後半は過ごしてこられた家族の方々の話などでした。
    今の状況に至るまで、さまざまな事がありますね。

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    2023年07月02日
  • いらねえけどありがとう

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    エピローグに「本書はぜひ、ふて寝しながら読んでください。ソファに寝転んで、リラックスして読んでいただいたら最高です。」とある。
    仰せの通り、その通りの姿で読んだ。

    村井さんの作品を読むと、生きているだけで幸せなのだと実感する。

    高3でお父様を亡くされ、お母様は認知症と膵臓癌を併発され死去。
    村井さん御本人も心臓弁膜症で手術、その一年後にはお兄さんが突然死。

    たくさんの困難を乗り越えて来られた村井さんだからこそ、紡がれる言葉に説得力がある。

    人生色々、良い時ばかりじゃないけれど前向きに生きるヒントが詰まったエッセイ集。

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    2023年05月23日
  • はやく一人になりたい!

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    翻訳家である村井理子さんだが、エッセイもとても読みやすく共感できるところもある。
    今作は、今まで読んできた『兄の終い』『全員悪人』『家族』『更年期障害だと思ってたら重病だった話』に通じる部分もあり、かなり人柄も知ることができた。
    滋賀県が好きな様子や家族も含め、愛犬ハリーもとても大切にしていることがわかる。
    だけど病気をしてから、自分を大切にすることを一番にして、生きてみたいという気持ちも伝わってきた。
    自分が楽しくなければ何も始まらないと思う。
    まずは自分が心地よく感じてないと家族にも優しくできないわけで…。

    はやく一人になりたい!とタイトルにはあるが、それは家族が今いっしょにいるからで、

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    2023年04月14日
  • はやく一人になりたい!

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    初めて読む方で、タイトルが気になって借りました。
    結構衝撃なタイトルだけど、それに共感する方は多いかもって。
    だけど、想像してた内容とは違って、ちゃんと家族を大事に、そして自分を大事にって内容でした。

    このタイトルで良かったの!?とちょっと心配になり笑

    他の本も読んでみたいと思いました。
    滋賀県の事が知れて嬉しい。
    行った事ない県だったので。

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    2023年04月07日
  • 子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法

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    世界を見渡せば、それこそ星の数ほどパートナー関係の人々がいる。
    夫婦かもしれないし、同性同士かもしれない。
    元は他人同士の二人が一緒に生活する以上、色んなトラブルが生まれるが、自分達だけが辛い、悩んでいると思っていたその問題点も、実は同じように悩んでいる人が沢山いるのだ。
    しかも日本だけでなく世界中に。

    人種や年齢が違っても、そこに生まれるパートナー同士の心の歪みは、どこか根本的な共通点があるようだ。
    もしかしたら、自分達の悩みにも出口があって、そこに至るまでの解決策を既に見つけている人がいるのかもしれない。
    カウンセリングでもなんでも良いから、先ずはパートナーや第三者と会話をしてみようかな

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    2023年04月06日
  • 更年期障害だと思ってたら重病だった話

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    肌のくすみもまぶたの厚さも身体が重いのも全て年齢のせいだと思っていた。
    あぁ、更年期障害だろうな…が、実は心臓の病だった話。
    突然倒れて緊急入院からの怒涛の検査が始まり、開胸手術を受けリハビリから退院まで。

    著者自身が明るい性格だからか気持ちが暗くならずにスラスラと読める。
    とても大変だったにも関わらず、鮮明に記憶していることも凄いと思った。
    「バッチリっす!痛みを我慢する必要ないです」とやけに明るく軽い主治医のことばに思わずニヤリとなった。

    今は元気かもしれないが、ちょっとでも体調に不安があるときは、無理をせずにゆっくり休み気になればすぐに病院に行くことだと改めて気づかせてくれた。

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    2023年03月13日
  • 家族

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    家族であってもお互いに傷つけあったり、それでも愛おしかったり。ひとつの家族のストーリーがこんなにも濃くて切なくて懐かしい感じがする。

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    2023年03月01日
  • いらねえけどありがとう

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    著者のタイトルは毎回絶妙だ。とにかく読んでみたくなるのだ。装丁も軽快に読めそうな気配だし。

    ということですが、今回は少し今までのダブりの内容も多く、さらりと拝読いたしました。

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    2023年02月28日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    可愛らしいタイトルだなと思い手に取ったが、その中身は、新型コロナウイルスが蔓延してからの想いを綴ったエッセイだった。
    ウイルスが流行したばかりの当時の不安で重苦しい空気を思い出して少し苦しくも感じたが、これからも大切にしていきたい言葉たちにも出会うことができた。
    また、校正者の牟田都子さんの文章が心にスッと馴染むように読みやすく感じた。牟田さんの他の著書も気になるので読んでみようと思った。

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    2023年02月19日
  • 更年期障害だと思ってたら重病だった話

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    47歳で心臓弁膜症の診断を下された著者の闘病記。

    年齢的にも、体調不良は全て更年期から来ているものだと思っていた村井さん。
    異変を感じ病院に駆けつけ、そこからは怒涛の展開へ。

    想像するだけで痛そうな検査の数々、大学病院への転院、新たな検査、手術、リハビリ。
    私も100日に及ぶ入院や手術の経験があるけれど、比にならないくらいハードな闘病記だ。

    めげて心が折れそうな場面でも村井さんは逞しい。
    自らを諦めが早く楽天家とおっしゃる彼女だが手術直前の潔さと逞しさには尊敬の念を覚える。

    信頼出来る主治医との出逢いも大切だと感じた。

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    2023年02月17日
  • はやく一人になりたい!

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    タイトルが私には衝撃的だったのですが・・・
    どうした理子さんって感じ

    なるほど、そういうことでしたか(笑)
    わくわくできるお仕事羨ましいです。
    私も確かにそんな時期もありましたが、なんだか今は流されてる感じ。
    「自分のために」良い意味で見直す機会になりそうです。

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    2023年02月14日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    トーマス・トウェイツは、ロンドン出身、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン及びロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒のグラフィック・アーティスト。
    トーマスが大学院の卒業制作として行った「Toaster Project」は、トースターをゼロから自作することを目標に掲げ、鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅線を作り、ジャガイモのでんぷんからプラスチックを作るなどして完成させたもので、世界中の様々なメディアで取り上げられ、その記録(日本語訳)は『ゼロからトースターを作ってみた』として2012年に出版(2015年文庫化)されている。また、完成したトースターはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物

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    2023年02月10日
  • エデュケーション 大学は私の人生を変えた

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    分厚い本を、早く救いがもたらされないかと、そればかり願って読んでいた。

    少女タラは、父の権威と兄の暴力から逃げる知恵を持っていなかった。
    政府や医者を敵と見做し、ただ、危険な肉体労働に従事し、そこで起きるショッキングな出来事に耐えるしかなかった。

    彼女が「学校」という場を思い出した?いや、見つけた?ことこそ、転機であった。
    けれど、知ることは解決ではなかった。
    タラは、家族にとって敵となっていく。

    親の信条は、きっとどこまでも子を蝕むのだろう。
    おかしいと思っていても、何度も故郷に帰るタラが、正直不思議でならない。
    命の危険より、その家族を大切に思えることが。

    彼女は能力があったから、

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    2023年02月09日
  • はやく一人になりたい!

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    子どもの受験が終わって子育てもひと段落、さて自分のために時間を使おうと思ったところで、今度は仕事が忙しくなってしまった2022年。いよいよ始まった40代、このまま仕事に時間を費やしてしまって良いのかな?と悩むタイミングで本書に出会った。「自分の楽しいをあきらめない」という帯の言葉にも共感。

    家族、ママ友、愛犬、仕事…。一人になりたい!と言いながらも、著者が日々の暮らしの中で大切にしていることがよくわかる。あとがきの「私が一人になりたいと思えるのは、家族がいずれ戻ってくることを知っているから。」という一節に深く頷いた。

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    2023年01月30日
  • いらねえけどありがとう

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    生活や仕事をする中で、自分の気持ちとどのように折り合いをつけていくのか…というヒントが。

    今日は、仕事絶対するぞ!という気持ちがとても強い時に限って邪魔が発生するのが人生。締め切りの日に限って避けることができないことに引っ張り出される。でも、過去の私が、未来の私に残しておいたわずかな時間(前倒ししておいた作業)によって、私は救われる。結局、自分を救うのは自分なのだ!書類を撮影し、Googleキープにアップロード、リマインダーを設定など、めんどくささに打ち勝ちすかさずやっておいたことが、自分を助ける。隙間時間を使った作業の前倒し。このちょこちょこした作業をやっておくことで、「過去の自分、ありが

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    2023年01月29日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    引き続き、村井理子さんの手がけた本を読んでみた。

    私の場合、前段「ゼロからトースターを作ってみた結果」の存在を知らないまま、この本だけを読んだが、おそらく前段から続けて読むとさらに面白かったとおもわれる。

    さて、トースターで注目されたデザイナーというかアーティスト、兼、研究者のトーマスが、今回はヤギになるプロジェクト。
    何を言ってるんだと思うが、それを本当に真摯にやってるのだから、なぜかこちらもそれについての疑問は無くなる。
    各分野の専門家に丁寧に話を聞きに行き、クレイジーさに呆れられつつも、丹念にプロジェクトを練り直していく様子は尊敬に値する。

    第1章の魂の話がけっこう長くて、離脱しそ

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    2023年01月12日
  • 全員悪人

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    1時間もしないうちに読み終えた。
    あまりの短さにやや拍子抜けしたけれど、アタマの痛い現実であり、恐ろしい話だと思った。

    もともとプライドの高い人や、努力家は、高齢者になるとそのギャップが受け入れられなくなりそう。
    さらにこの女性は、既に90歳に近い夫に対しても、浮気していると常に疑っている。そういう感情もにじむのかと、改めて怖くなった。

    当初、作中に出る呼称、あなた、が誰を指すのかなかなか分からず。
    作者の村井さん≒あなた、なんだと理解してからは読みやすくなった。

    先週亡くなった私の祖父は、96歳で認知症らしいものはなく、聡明なままだった。
    社会の動きにも敏感で、周囲の人間の様子にも興味

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    2023年01月06日
  • あんぱん ジャムパン クリームパン――女三人モヤモヤ日記

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    村井理子さんが好きで読みました。
    3人とも書くことがお仕事というだけあって、交換日記とはいえ、かなりクオリティの高いエッセイのような一冊。
    コロナ禍になりだいぶ経つと、緊急事態宣言の時の気持ちをついつい忘れてしまいますが、色々な影響があったということを改めて感じました。

    個人的には村井理子さんの家族を失った悲しみが文章の端々から伝わってきて、じんわりしました。

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    2022年12月07日