村井理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ殺人事件の調査となるとちょっと腰が引ける感じはするのだけれど、特定の情報にたどり着くためにひたすらコツコツ調べる(身元不明遺体の似顔絵をもとに、該当時期の高校卒業アルバムを地道に調べるみたいな)作業に没頭する感じは理解できる。
しかもこの場合、未解決の事件を解決するという、社会的意義までついてくる。
こういうノンフィクションはあまり興味がないのに、これを手に取ったのは、村井理子さんが翻訳していたから。エッセイで何度も触れられていて、人の興味を引くのがすごくうまいよなぁと思いつつ、読んだけれども、村井さんが訳したものすべてが手に取るところまでいったわけではないので、自分のなかにもやっぱりこういう領域に興味を掻き立てられるなにかがあったんだろうと思う。
それにしても、日本ではこういう市民探偵みたいな話、聞かないなぁと思うのだけれど、興味のレーダーに引っかからないだけなんだろうか。それとも凶悪犯罪の検挙率の高さとかが関係しているのだろうか。
あったら参加したいかと言われると、悩んでやめそうな気はするけれど。
ここで取り上げられている方は、なにかしらの実績をあげているので、「趣味だよね」とはもう言えないくらいの時間を割いているし、プロフェッショナルだったりもして、見知らぬ被害者に、そこまで想いを持って取り組めるのは尊敬と同時に、ちょっと怖くもなる。
最後の章では、“市民探偵”の暴走とも言えるような件も取り上げられているように、この時代、誰かの個人情報を追いかけるという怖さとセットなようにも思える。
凄惨な事件も多く、そもそもこんな怖い事件が世の中で起きていいのかと、背筋が寒くもなる。
事実として読む価値は大きいけれど、事件の詳細な描写もなかにはあるので、苦手な方はご注意を。 -
Posted by ブクログ
“母の晩年を、義母の老後を目撃し、私の価値観も変化した。誰かを守るため、あるいは誰かを支えるために自分を削ることは、得策ではないと思えるようになった。それが家族を守るという自分にとって大切な目的のためだとしても、自分を削っては意味がない。他にやり方はたくさんあるはずなのだ。”(p.82)
“子育ては、最近になって俄然面白くなってきた。いいことばかりではないが、成長した息子たちは立派な話し相手になってくれているし、彼らの成長を感じる瞬間が増えてきたことがうれしい。幼少期の彼らとの生活を心から楽しむことができなかったのは残念だったが、今があるからそれでいい。”(p.95)
“結局、本当の意味で和解することはなかったし、彼女と心を通わせることができたとは思っていない。育ててくれてありがとうとも、今まで迷惑をかけてごめんなさいとも、言えてはいない。”(p.191)
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ読みづらかったけど、内容はとても勉強になった。
読むのを断念したくなった場合は10章を読んでおけばある程度のことはわかると思う。
(1-9章まで読んでいることを前提に書かれているかと思うので、理解に苦しむところはあると思うけど。)
申真衣さんがインスタのQ&Aで、夫婦関係を円満にするための情報として紹介していたことがきっかけで読んだ本。
家事の分担、日常的なコミュニケーション、子供に家事を手伝わせるか、セックスレスなど夫婦や家族間での悩みについてアメリカ人女性の筆者がさまざまな専門家から話を聞いて実践しながら模索していく本。
エッセイに近いからだろうか、あまり要点がまとまっておらず冗長な語り口でめちゃくちゃ読みづらい。
それとも英語独特な表現を翻訳者がそのまま日本語にしてるからだろうか…
夫婦がお互いに感謝の気持ちを伝えることや、対立ではなく対話することが大切だということを学んだ。
また、よく言われていることだが、男性を動かすためには仕事を取り上げずに、いくつかの仕事の中から選択させたり、できたときには褒めたり、自分ではできない仕事ということで頼ったり、男性自身が関心のあることを中心に任せることが必要だと感じた。
家庭だけではなく、仕事でもこうしたテクニックを使いたいと思った。 -
Posted by ブクログ
村井理子さんの本を初めて読む。
まず、思ったのは、ちょっと働き過ぎなのではないだろうか。ということ。翻訳している本だけでも、何冊も掛け持ちし(それも鈍器本)、その上エッセイやイベントもこなす。年中、締め切りに追われる生活。本というものは、書いたら書きっぱなしということはなく、原稿が編集者との間を何度も行き来する。
その上、義父母の介護、家事もこなし、これではメンタルやられるわ。
他の方のレビューを見ると、他の本は結構笑えるらしいので、さっそく「義父母の介護」を予約。楽しみ(といったら不謹慎か)。
しかし、村井理子さんが翻訳している本や、大好きなテレビシリーズなど、私の好みとはかけ離れている(殺人事件がらみとか)。