村井理子のレビュー一覧

  • 射精責任

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    誰もが頭では理解していたけど、言葉にしなかったこと。全米騒然かどうかは知らんが。極めてファンダメンタルな事実を、ド直球ど真ん中に言ったことが評価されるべき。こんな言葉は流行ればいいと思う。

    ・・・。
    本としては、ちょっと、くどい。

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    2023年11月08日
  • はやく一人になりたい!

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    タイトルから子育てネタが多いのかと思いましたが、愛犬の話や、仕事のことなど、あらゆるジャンルの過去のエッセイをまとめたものでした。どれも面白いのですが。
    文章が上手なので読みやすいです。あっという間に読み終えました。

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    2023年11月05日
  • ふたご母戦記

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    202303/面白かった。男児しかも双子、想像もつかない大変さを軽快でユーモラスな文章でつづられていて毎度村井さんのエッセイは素晴らしい。

    でもいつも思うけど、他の作家さんでも女児には厳しいけど男児には甘くこまごま世話をやいてるし、子供のほうもその年齢でそんなに親に甘えてるのかとびっくりすること多い…。

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    2023年10月25日
  • 人間をお休みしてヤギになってみた結果(新潮文庫)

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    ネタバレ

    イグノーベル賞受賞とのことで、くだらなくても何か研究をしたのかと思って読んだんだけど、そういう内容じゃなかった。くだらないことをやってみようという姿勢はすごい好きなんだけど、ちょっとした事柄について色々調べて膨らませてあーだこーだいう能力(こういうの一言でなんていうんでしたっけ?)に長けた人なんだと思う。という感想になったのは訳のせいもあると思う…

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    2023年09月21日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    翻訳家によるエッセイ+本の紹介。
    エッセイ自体は介護や兄の死など暗く、文体は割とかため。
    紹介している本は文庫本や外国の本、料理の本からインテリアの本など幅広かった。

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    2023年08月20日
  • ふたご母戦記

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    文章が面白くて、スラスラ読める。何回かこれさっきも言ってたって同じ内容がでてくるのは、連載をまとめた本だからだったんですね。

    「子供達が小学生だったときに、もっとやってあげればよかったって思うことはたくさんある。自分がもう少し努力していれば今もう少し違っていたのではとふと考えることもある」には共感したし、子育ては自分の子ども時代をめぐる旅のようなものというのめちゃくちゃわかる。

    これからもいっぱいエッセイ書いてほしい。

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    2023年08月20日
  • 家族

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    自分と同世代なので自分や周りの友達、親戚などと重ねてしまうけれど、家族の形はそれぞれ全く違う。

    親ガチャという言葉もよく使われる中、自分の生活がうまくいかないことを、親や家族のせいだと思っている人に読んでほしいと思います。

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    2023年08月16日
  • はやく一人になりたい!

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    だいたい今まで読んできた村井さんのエッセイと変わりありませんでしたが、翻訳家として仕事をする様子が具体的にわかりよかったです。
    やっぱり家で仕事をするとなると、家族が帰ってくるまでが勝負、つまり、家族がいると集中できないのは私だけではないと。

    『家族』と同じ出版社なので、やや宣伝的にも感じましたが、そちらも読んでみたいです。

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    2023年08月01日
  • ふたご母戦記

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    同じ双子の母(我が家は女の子の双子)としては共感できるとこもたくさん。もっと子どもたちが小さい時に出会いたかった本。

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    2023年07月31日
  • はやく一人になりたい!

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    子育てを一緒に乗り越えてきたママ友が突然…
    「卒業」

    悩みの種の欅との16年
    「わが家の欅」

    翻訳という仕事は編み物やゲームのよう?
    「はやく一人になりたい」

    誰かと一緒に暮らすことの幸せや難しさに共感。

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    2023年07月22日
  • いらねえけどありがとう

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    共感できるところとできないところ、半分ぐらいでしたが、サバサバした文体と、年齢が近いせいか、村井さんは村井さん、私は私でいいんだ、と思えました。

    『お金は稼ぐに限る』

    不安定な収入から、安くてもある程度安定した収入を得られるようになった今、実感しています。

    「Thanks But No Thanks」

    直訳すると「ありがとう、でもいらない」となりそうですが、翻訳家の村井さんが書いたのだから、日本語のタイトルの意味になるのか気になります。

    子育て経験のある女性におすすめ。

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    2023年07月20日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    自身の来し方のアレコレとそれに結びつく本の紹介を含めたエッセイ。初めての作家さん。軽く読めたが、年齢的に高めな内容。

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    2023年07月17日
  • 全員悪人

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    認知症の本人の視点から展開するお話
    こんな風に感じているのか…
    辛すぎる
    誰も信じられない
    自分のことすらも…

    大切な家族がこうなった時、自分はめげずに支えていけるだろうか…
    もしも自分が認知症になったとしたら…

    間違いなく読んで良かったと思える本に出合った

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    2023年07月09日
  • はやく一人になりたい!

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    題名から選んだ本。
    旦那さんや、年老いた親、子供達から解放されて、早くひとりになりたい!っていう話だと思って読みました。そう、私が置かれている状況です。
    でも、全然違いました。
    翻訳家の村井理子さんが、効率よく家事を片付け、ひとりになった時間を大好きな翻訳の仕事に当てたいっていう話でした。
    後半は過ごしてこられた家族の方々の話などでした。
    今の状況に至るまで、さまざまな事がありますね。

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    2023年07月02日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    本に関連付けたエッセイなのか、エピソードから本が浮かんだのかわかりませんが、さらりと読めました。
    印象に残ったのは著者の村井さんが、お化粧しておしゃれをした母とでかけ目的の場所が見つからなかったのか、ぐるぐると住宅街を歩き回り何度も同じ公園にたどり着き、結局家に帰ったエピソード。中学生になった村井さんがその日のことを母に尋ねたけど母は何も言わなかったという。そのエピソードの章で紹介された衿沢世衣子さんの『光の箱』読んでみたいと思いました。

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    2023年06月14日
  • いらねえけどありがとう

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    エピローグに「本書はぜひ、ふて寝しながら読んでください。ソファに寝転んで、リラックスして読んでいただいたら最高です。」とある。
    仰せの通り、その通りの姿で読んだ。

    村井さんの作品を読むと、生きているだけで幸せなのだと実感する。

    高3でお父様を亡くされ、お母様は認知症と膵臓癌を併発され死去。
    村井さん御本人も心臓弁膜症で手術、その一年後にはお兄さんが突然死。

    たくさんの困難を乗り越えて来られた村井さんだからこそ、紡がれる言葉に説得力がある。

    人生色々、良い時ばかりじゃないけれど前向きに生きるヒントが詰まったエッセイ集。

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    2023年05月23日
  • 本を読んだら散歩に行こう

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    書評を通じて綺麗事じゃない、著者の人生を垣間見ました。本を読むという行為を自分の中で確認させられました。

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    2023年04月24日
  • はやく一人になりたい!

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    翻訳家である村井理子さんだが、エッセイもとても読みやすく共感できるところもある。
    今作は、今まで読んできた『兄の終い』『全員悪人』『家族』『更年期障害だと思ってたら重病だった話』に通じる部分もあり、かなり人柄も知ることができた。
    滋賀県が好きな様子や家族も含め、愛犬ハリーもとても大切にしていることがわかる。
    だけど病気をしてから、自分を大切にすることを一番にして、生きてみたいという気持ちも伝わってきた。
    自分が楽しくなければ何も始まらないと思う。
    まずは自分が心地よく感じてないと家族にも優しくできないわけで…。

    はやく一人になりたい!とタイトルにはあるが、それは家族が今いっしょにいるからで、

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    2023年04月14日
  • はやく一人になりたい!

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    初めて読む方で、タイトルが気になって借りました。
    結構衝撃なタイトルだけど、それに共感する方は多いかもって。
    だけど、想像してた内容とは違って、ちゃんと家族を大事に、そして自分を大事にって内容でした。

    このタイトルで良かったの!?とちょっと心配になり笑

    他の本も読んでみたいと思いました。
    滋賀県の事が知れて嬉しい。
    行った事ない県だったので。

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    2023年04月07日
  • 子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法

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    世界を見渡せば、それこそ星の数ほどパートナー関係の人々がいる。
    夫婦かもしれないし、同性同士かもしれない。
    元は他人同士の二人が一緒に生活する以上、色んなトラブルが生まれるが、自分達だけが辛い、悩んでいると思っていたその問題点も、実は同じように悩んでいる人が沢山いるのだ。
    しかも日本だけでなく世界中に。

    人種や年齢が違っても、そこに生まれるパートナー同士の心の歪みは、どこか根本的な共通点があるようだ。
    もしかしたら、自分達の悩みにも出口があって、そこに至るまでの解決策を既に見つけている人がいるのかもしれない。
    カウンセリングでもなんでも良いから、先ずはパートナーや第三者と会話をしてみようかな

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    2023年04月06日