上遠野浩平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魔法や騎士、モンスターがいる世界で、絶対的な力を持つ"竜"が殺される。かろうじて保たれた平和のために、紛争解決の専門家"戦地調停士"と二人の騎士がその謎を追う。
文字通り「殺竜」事件を解決するために、次々と展開されるファンタジーの世界感を掴むのに少し手間取りましたが、「死んだ竜の謎」に対し上遠野浩平らしいロジカルな結末が付けられ、スッキリしました。
上遠野作品は何がしか世界感はつながってると聞いたことがありますが、ブギーポップの要素は多分ほとんどない?と思います。相変わらず登場人物達は流暢に理屈話を繰り出すので、やっぱりって思いました。もちろん、いい意味 -