上遠野浩平のレビュー一覧

  • ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト

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    なんだかすごそうなことが起きていて、それをわからない奴らがわからないなりに追っていて、そんで最後は世界の危機が個人レベルで起きていましたという、要するにいつものブギーポップ。
    なんとなくだけど、最近は文章が読みやすいような気がしないでもない。

    ★は3でもいいんだけど、なんとなく4で。

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    2011年07月25日
  • 冥王と獣のダンス

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    ネタバレ

      ブギーポップシリーズ以外で初めて手にする上遠野さんの小説。
    期待していた以上のものでした。世界観も登場人物も小説の構成も全て好きです。一気に読み終えてしまったほど楽しかったです。

      読んでいてなんとなくガンダムを思い出すような話でした。トモルと夢幻のシーンはどれも好きなんですが、中でもトモルが感極まって夢幻に想いをぶつけるシーンには胸を打たれました。トモルだから言える台詞。トモルにしか言えない台詞でした。口絵もお気に入りで中でも「出逢い」の絵は格別です。登場人物はリスキイ妹が最も好きです、あの健気さがいい。

      物語は、二人の未来もこの戦争の行方も、何もかもわからないままに終わってし

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    2011年07月13日
  • メイズプリズンの迷宮回帰/ソウルドロップ虜囚録

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    家出中の少女・西秋有香は双季蓮生という不思議な老人と出会い、詐欺罪で服役中の有香の父が計画していた犯罪を実行することになった。「生命と同等の価値のあるものを盗む」と書かれた謎の怪盗ペイパーカットの偽造予告状を使い、保険会社から補償金を騙し取ろうというのだ。双季は保険会社の調査員伊佐俊一と千条雅人に接触。しかし、双季の正体は強大な権力を持つ東澱家に命を狙われる脱獄囚であった。外人傭兵、ベテラン刑事も双季を追う中、やがて彼の哀しい過去が明らかに……。

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    2011年08月25日
  • メモリアノイズの流転現象/ソウルドロップ奇音録

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    “魂の一滴(ソウルドロップ)”と引き替えに命を奪う……!
    神出鬼没の謎の怪盗 vs 異能の私立探偵
    話題沸騰!好評ソウルドロップシリーズ第2弾!
    「あの事件は終わっていない―」私立探偵・早見壬敦は、禿猿山で出会った不思議な人物から謎の言葉を聞く。杜名賀家の離婚問題調査で長女の過去に興味を抱き調べている時であった。その山は、二十年前一家を襲った惨劇の舞台だったのだ……。一方同じ頃、杜名賀邸では庭が爆破され、怪盗“ペイパーカット”の予告状が発見される。神出鬼没の怪盗を追うサーカム保険の調査員伊佐俊一と千条雅人が現場に急行、生命と同価値のものを奪う怪盗の標的が早見ではないかと不安を抱くが……。

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    2011年08月25日
  • ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト

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    世界の敵の敵である2人が邂逅するって展開は今までなかったような。
    このシリーズ、合成人間の能力が段々シンプルになってきていて、もっとジョジョ的にトリッキーな能力者同士の駆け引きが読みたいと思った。

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    2011年04月02日
  • ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット

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    ブギーポップシリーズ16作品目。
    ライトノベルでなにが好きかと聞かれれば、やっぱりこのブギーポップシリーズです。今回はフォルテッシモも登場するとのあらすじがあったので、読む前からとても楽しみにしてました。
    余談ですが、わたしは上遠野さんの書かれるあらすじもとても好きです。

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    2011年03月06日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire2.

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    1巻に引き続き、さらっと読めて面白かった。
    結構面白くなってきつつも今後が読めない感じ。
    続きを早く読みたい。

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    2010年12月31日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    久しぶりに読んだので、最初は全然覚えていなかった。そういえばそんな設定あったなーとか。

    異様なまでにスケールがでかくなった魔女編第三巻。枢機王出てきちゃったよ。
    何が何だか分からないけど、なんだかすごそうな雰囲気を作るのは相変わらず上手いので、結構楽しく読めました。

    一時期は本当にひどかったけど、最近はちょっと面白くなってきたかな。
    てか、魔女たちが強すぎて、統和機構もういらねーんですけどw

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    2010年12月10日
  • メイズプリズンの迷宮回帰/ソウルドロップ虜囚録

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    シリーズ第3作。他の方のレビューを見ると「伊佐が可愛い」という女性はけっこういるようで、男性から観ても伊佐というキャラはなかなか好感が持てる。コミカライズを担当した幻冬舎にもっと商売する気があったら、巷に伊佐と千条の薄い本が出回るような状況になってたかもなあ、という妄想。

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    2019年01月16日
  • メモリアノイズの流転現象/ソウルドロップ奇音録

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    ソウルドロップシリーズ2作目。初期ブギーポップのような安定した面白さ。そして奈緒瀬がいちいち可愛らしい。テンプレートのようなツンデレ描写を続ける一部クリエイターは爪の垢を煎じて飲め、と個人的には言いたい。

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    2019年01月16日
  • しずるさんと偏屈な死者たち The Eccentric Dead In White Sickroom

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    安楽椅子探偵モノ。ミステリとしてはかなり突飛だが、しずるさんとよーちゃんのやり取りの可愛らしさで全てを許してしまう。やけにハートフルな話のようで、事件の内容は妙に凄惨。その妙が楽しい。

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    2010年12月09日
  • ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット

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    酸いも甘いも積み重ねていく、嫌な思い出であっても人生を形成している。消し去って、なすりつけようとしても、そうはいかないよと

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    2010年11月23日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    時空や世界をも超え、戦いを続ける2人の魔女。こちらにほぼ説明なく新たな世界観が現れるので、読む側としては分かりにくい。SFのような感じ。でも、電撃文庫の上遠野作品を追っている人は読まなければならないだろう。

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    2010年11月11日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire2.

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    同世界観の集大成第二巻。ただし、読んでいるのが「ブギー・ポップ」だけでも十分読める。展開についていくのに精一杯だけどそこがいい。最後まで息をつく間もない!

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    2010年10月26日
  • トポロシャドゥの喪失証明/ソウルドロップ彷徨録

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     位相幾何学(トポロジー)という数学がある。つまるところ数学とは何が何と同じというものかを証明する学問である。要するに方程式みたいなものか?数学が苦手な私は単純にそう考えている。
     では、『生命と同等の価値のあるもの(キャビネッセンス)』とは?
     どうやればキャビネッセンスは導きだせるのか?これはとある親娘がキャビネッセンスを探し求め続けた終わりへの記録である。姉妹である波多野ステラとイミーアは様々な数式を駆使し、トポロスと呼ばれる独特のガラス細工を作り上げるがイミーアは心身に障害を来たしその果てに絶命。イミーアが制作したトポロスの中に『これを見たものの生命と同等の価値のあるものを盗む』という

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    2010年10月21日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    これはまだまだ続く??

    一見、終わったような気もするのですけれど・・・。
    内容は嫌いじゃないし、凪は好きなキャラクターなんだけど
    緒方さんの描く絵がどんどん幼くなっているような。
    もっと、大人な凪を書いてほしいのに。

    ネタバレで凪の叔父さんがスゴイいい味を
    出してると思う。
    っていうか彼らは何処から来たんだろうか。
    EDの居る世界ってのが一番高い可能性かな。

    どうなるのかな。

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    2010年10月13日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    もう人間関係がごちゃごちゃです。
    困ったものだw
    意外な人が意外なところでピックアップされたり登場したり、
    えーと、あなた誰だっけ?www

    ある意味ブギーポップシリーズの流れの話だったが
    最早ブギーポップが絡む話ではなくなっている気もする。
    ビートシリーズにも深く関わっているはずだが、ここまでピートを
    絡めるとその後あちらの話はどう展開するのやら。


    色々な話が絡みすぎてどうなっていくのやら。
    今回の展開的にこれからは凪の逆襲が始まりそうですけどね。
    統和機構の世代交代等の展開もありそう。

    個人的に好きな「冥王と獣のダンス」がかなり関わって来ていて
    ちょっと楽しくなってまいりました。

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    2010年10月11日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    ブギーポップの凪編というか、魔女戦争のお話の第3巻。
    2巻まではややアルケー優勢でしたが、今回はヴァルプの反撃という感じ。この話は、2人の魔女や合成人間など強力な力を持つキャラが目白押しですが、その中でもただの人間のはずの凪の強さが光る。強さってなんなのか考えさせられるシリーズではある。

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    2010年09月14日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    話はどんどんスケールがでかくなってきてます。何となく予想はできてても「そこまで広がるか!」と。
    ちなみにちょっとネタバレにもなりますが、今作は『冥王と獣のダンス』を読んでると話が少しだけ分かりやすいかもしれません。

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    2010年09月01日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire3.

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    元々異能の人というか人外の人たちの物語の中で唯一の人としてがんばってきた炎の魔女(通称)と炎の魔女(本物の魔女)、人として抗うことができるのかと心配していたけど、なんとか…。最終的に後悔するのは人としての資質に対してなのかどうか、攻守が入れ替わった気配の次巻からも期待大です。

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    2010年08月26日